創業相談現場で多い内容
こんにちは!
静岡県の中小企業診断士、大滝綾乃(オオタキアヤノ)です。
すっかりご無沙汰してしまいました。4月からは3カ所から委託を受けていることになってしまい、なかなか忙しくしております。ちょっと仕事を入れすぎたかなぁ(^-^;
4月に入って特に忙しい仕事は、週に一回、静岡市にある創業支援施設で創業相談業務です。昨年は土曜日に2か月間行っていてそのことをnoteにも書いていますので併せて読んでいただければ嬉しいです。私は毎週木曜日に創業相談対応しています。自分の顔をイラストにしてくれました。ちょっとくすぐったいですね(^^;)
創業相談は前職での経験もあり、現在も創業者の支援を行っているため、私の得意分野の一つです。内容的には「○○を開業したい」というスタンダードなものから、取得した資格を今後どのように活かしたら良いか分からない、などキャリアに関する相談もあります。
今日は私が対応することが多い相談内容について書いていきたいと思います。
最近多い創業相談内容
①子育てと仕事の両立が難しい
仕事と家庭の両立相談は多いですね。「家庭との両立が難しくて仕事を辞めた」、「子どもが生まれたので今まで通り仕事を進められない」等が多いです。そのような課題を抱える女性の方から指名されることも多いのですが、男性の診断士から私に聞いてもらった方が良いということで、紹介されることも多いです。
保育園などの都合により、お子様を連れてこられる方も多いです。この前は4歳の男の子を連れてきてくれてとってもかわいかったです(^^♪さすがに30分頃から飽きてしまってコピー機をいたずらしすぎてしまって大変でした(^^;)でも子どもを連れて相談に来てくれる環境が必要だと思うので、自分の理想を実現できて嬉しです。
②フリーランスとして独立したい
「これからフリーランスとして独立したい」、「勤めていた企業から委託を受けることになった」など、自分の経験を活かしてこれからフリーランスになる、フリーランスになった人からの相談も多いです。開業届や経理の問題、契約の問題、集客の問題など、色々抱えていることが多いと感じます。私もフリーランスの端くれですので、色々と抱えているものを話してもらうことで気持ちが楽になれば嬉しいです。
③補助金を活用したい
4月は補助金の公募が多いので創業時に補助金を活用したい方が相談に来られます。基本的に創業前に使える補助金はほぼなく、静岡県では「地域創生起業支援金」の一つしかありません。開業後に使える補助金はありますが、創業直後では採択されるのが難しいです。そのため、創業時にはある程度設備資金についてリスクを負う必要はあるかと感じます。
また、補助金を活用したいけれど、パソコンで文字を入力したことが無い方は、さすがに挑戦するのが難しいと感じます。今は電子申請する補助金も多く、手書きではさすがに採択されません。補助金を活用したい方はパソコンやスマホで文字を書くことから始めることをお勧めします。
今回は最近多い創業相談内容について記載しました。少しでも悩んでいることがあれば創業支援施設を活用してくれればうれしいです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。