自信をつけられないことについて
「デザイナーって、男性に向いてる仕事だと思いました」
「もう、この職場にわたしは必要ないと思って…」
「デザインは好きだけど、業界の働き方についていけないです」
これは以前、わたしが働いていた広告制作会社を退職する女性たちが
ぽろっと吐き捨てていった言葉です。
三者三様の退職理由ですが、
今でもグササササーッと心に刺さっている言葉です。
ですが、どれも真理だとも思っています。
ここではその理由については詳しく書きませんが、
どれも紛れもない彼女たちのホンネだったのです。
そして彼女たちに共通して言えることは
みな優秀でデキるデザイナーだったことです。
わたしは彼女たちを少なからず羨望の眼差しでみていました。
自分にはできないうまいデザインをひょい、と仕上げる軽やかさ。
辞めるなんてもったいない、と心から思ったものです。
ですが思ったのです、
彼女たちは一種「あきらめ」たから次のステップへと進めたのではないかと。
実は数年前に同じく退職をしたわたしのデザイン人生は、
ここからさらに「自信のなさからくるどん底」へ向かっていくのです。
人生、あきらめが肝心。
今となっては心からそう思えます。
よく聞く言葉ですが、
自分に自信つけるには、「ありのままの自分を認める」ことから始まるんですね。
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