乳がん?かも日記(仮)#2 貧乳なのに
突然ですが私はものすごい貧乳です。
妊娠時もたいして膨れず現状維持で40年ほど過ごしています。
若かりし頃はあまりの貧乳っぷりに少し悩んだこともあったような気もしますが、ある程度の年齢になってからは、垂れもせず揺れもせず黙って静かにたたずむ自分の乳に感謝の気持ちが生まれるくらいにはなりました。いやもう、楽でね。肩こらないし、下乳に汗たまんないし。
そんな私が乳がんになるわけなくない?
なんて変な自信のようなものがずーっとあったんですよね。
がん家系でもないし。万一しこりとかできたらすぐに目視できるでしょ?豆大福の表面みたいな感じで。って。
実際、先日の乳がん検診(マンモグラフィ)の時も自覚症状は全くなし。
去年パートナーが癌で亡くなっているので、ちゃんと毎年検診には行くようにしなくちゃね……と思って受けた検診でした。
「検診の結果は1ヶ月後くらいに郵送で届きます」って言われていたのに、検査から4日後くらいに病院から電話が。
「先生から直接お話しがあります。いつ病院に来れますか?」
寝耳に水です。え?なんか見つかっちゃったってこと?え?しこりなんてないよ??自分の胸はいつも触ってるけど、なにもないよ??
ないはず…だよ??
え?
でもわざわざ電話て…?
え、そんなに?
あらためて、よ〜〜〜〜〜く触ってみたら。
右胸の奥〜〜の方に、あばら骨じゃない、なにかが、ある。
「………………マジすか……。」
思い返せばマンモ検査の時、右胸だけなぜか撮り直ししてたんだよね。
「シワが寄っちゃったみたいで〜、もう1回撮ってもいいですか〜?」って。マンモめっちゃ痛いのに。ってかシワが寄るってなに。シワ寄るの?マンモって。
今思えば、結構なタマが映ってて再確認のための再撮影だったのかな。
仕事を抱えるシングルマザーゆえ、とにかく早く予定を立てたい私は、電話がきた翌日に病院に駆け込むのでした。
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