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航海日記その5〜英語で英語を学ぶ〜


今日は語学学校の話をします。

前回はこちら。


学校に通いはじめ、早くも3週間以上が経ちました。

色んな国の人が混ざっているのかと思いきや、私の行っている学校は圧倒的に南米の人たちが多いです。

ブラジル、パナマ、チリ、コロンビアなど。

そのためよくスペイン語を耳にします。


アジア人は少数派。

生徒が100人近くいる学校ですが、10人もいないんじゃないかな。
これは語学学校としては珍しいことだと留学エージェントの方が言っていました。


私が最初に入ったのはレベルが下から2番目のクラス。
それを知ったとき大学時代英語を専攻していた身としては、卒業後勉強してこなかったことをかなり後悔しました。

レベルが下ならこれから上がっていけばいい!とポジティブに捉え、ひとまずはクラスを体験してみることに。


クラスで習う内容はおそらく中学生レベルの英語の授業。

記憶は古いものの一度日本語で習ったことを英語で説明されるわけだから、新鮮ではありました。


さらに、教室のつくりとしては日本のように皆んな前を向いて先生のほうを見るのではなく、ディスカッションのような形で中心を見て丸をつくっているかんじです。

先生は積極的に生徒に意見や答えを求めて、発言は自由に許されるスタイル。


みんなミスを恐れないし、先生も生徒が趣旨と違う答えを言ったとしても怒るわけでもなく「その答えもいいね!」と尊重してくれます。


あまりにも日本の学校のイメージと違っていて、最初はそれに慣れるのに時間がかかりました。


次に訪れた壁は、自分のスピーキング力の低さです。

まず、声が小さいこと。

日本語は声を張らなくても発音できてしまう言語ですが、英語は違います。

今までは日本人の中で英語を学んできたのであまり気になりませんでしたが、色んな国の人の中で英語を学ぶとそのことを実感しました。


クラスメイトには「声小さいよね」とズバッと言われるし。まぁ「声がソフトでゆっくり喋るからいいと思うよ」とフォローしてくれましたが。

英語を話す上の今後の課題かもしれません。


あとは、日本人あるあるだと思うのですが、グラマー、いわゆるテストは高得点なのに、話すとなると全然言葉が出てこない問題です。


日常会話では伝わればいいので、つい単語などで会話してしまいますが、授業中はそうもいきません。

意見を求められた時に、過去形や文法がグチャグチャになってしまったとき「なんでこんなに簡単なことがしゃべれないんだろう?」と自己嫌悪におちいってしまいます。


まぁこれも環境に慣れることが大事なのだと自分に言い聞かせています。


まだ時間はあるので焦らず、まずはこのレベルに慣れてから、徐々にレベルをあげていくことにしました。


10月は追加料金を支払って授業のコマ数を増やしてもらいましたし、せっかくのこの機会を無駄にしないように勉強に励みたいと思います。


今月何かに挑戦しようと考えている皆さん、一緒に頑張りましょう!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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綾野花南(あやのはな)
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