明日も生きよう
体調を崩してしまうと不思議なもので何もしたくなくなる。
本を読みたい。
何か書きたい。
映画やドラマを見たい。
遊びに行きたい。
料理を作りたい。
いつも何かしらのやりたいことにあふれていたのに、調子が悪くなるとそのエネルギーはどこかへ消えてしまった。
いや、消えてしまったわけではない。
おそらく身体の回復のためにエネルギーを使っているのだろう。
その証拠に、唯一のやりたいことは「寝ること」だった。
有り難いことに体調がすぐれなくても食欲はあった。
ただ寝ているだけなのに、お腹が減ってくれるのは身体が生きている証。
改めて自分の身体に感謝だ。
夜。
次の日が休みだったら、次の日に何をしようか考えるのが楽しみだった。
あれもしたい、これもしたいと次々出てくるので結構充実した日々を過ごしていたように思う。
だから、体調不良で何もしたくなくなったとき、自分は時間をもったいなく感じる気がしていた。
でも、いざその時になって夜ベットの中で思ったのは、
「明日も生きよう。」
ってこと。
何もできなくても、ただ生きているだけでいいじゃないか、と自然に思うことができた。
こんな自分もいたのかと新たな発見だった。
それから少しの時間が過ぎて、だんだんと体調が快方に向かってきた。
日々できることが増え、やりたいことも浮かぶようになった。
やはり身体は前を向いてくれているんだなぁ。
私は今日も生きている。
そして、明日も生きていこう。
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今回のnoteの内容は思ったままを書き連ねたものとなりました。
途中までは、ちょっと弱音を吐きたくて書きはじめていたのですが「明日も生きよう」と思えたことをきっかけに希望の光が差し込んでくれたような気がしています。
2週間ほどに渡って続いていた体調不良が、やっと少しずつ良くなってきました。
しばらくは油断せずに、自分を大切にしながら生活していかないと。
季節の変わり目は体調を崩す方が多いようですので、皆さまもお気を付けくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。