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心に残った言葉たち~ドラマ編:その1『ブラームスは好きですか?』
はじめに
今日から新しいシリーズをはじめてみます。
多くの人がそうであるように、私もここ2年の間に動画配信サイトなどで映画やドラマをよく見るようになりました。
もともと映画鑑賞は好きではあったのですが、ずっと"見ているだけ"だったんです。
もちろんそれでも良いのですが、文章を書いている人間としては何か残したいな~とぼんやり考えておりました。
そこで思いついたのが、作品のなかで心に残った言葉を紹介すること。
映画やドラマ、本もそうですが、作品は名言の宝庫です。
心に響く言葉がたくさん出てきます。
そんなたくさんある言葉の中から、基本的にひとつの言葉、見ていたときの自分の心に一番強く残ったものを厳選して書くことにします。
最初はつい最近見たこちらの韓国ドラマから。
『ブラームスは好きですか?』
【あらすじ】
ヴァイオリンをこよなく愛するチェ・ソンア(パク・ウンビン)はソリョン大学の音楽学部に通いながら、オーケストラの一員として大舞台に立つことを夢みていた。しかし努力とは裏腹に実力を認められないソンアは、オーケストラから外されてしまう。一方、世界的なピアニストとして活躍するパク・ジュニョン(キム・ミンジェ)は、親友のハン・ヒョノ(キム・ソンチョル)の恋人イ・ジョンギョン(パク・ジヒョン)と再会する。ジュニョンは長い間ジョンギョンへの思いを心に秘めていたのだった。一方、卒業後の進路に悩むソンアは、キョンフ文化財団のインターンとして働くことを決め、そこで才能にあふれたジュニョンと出会う。それぞれに葛藤を抱えた2人は少しずつ距離を縮めていくが…。
引用:公式サイトより
スローテンポで進む恋愛ストーリー。
韓国の恋愛ドラマというと、少女マンガのようなものが多くて展開に疲れてしまうこともありますが、こちらのドラマは久しぶりにゆったりとした気持ちで見ることができました。
主人公二人が控えめな性格であるが故にもどかしく感じる場面も多々ありましたが、とにかく二人が可愛らしいカップルで常に「幸せになってほしい」と願っていました。
また、音楽が関係する作品だけにBGMなども良かったです。
心に残った言葉
一番弱っている時がクレッシェンドのはじまり
クレッシェンドとは音楽用語で"だんだん強く"という意味。
音楽が関係しているドラマだからこその言葉ですね。
弱っているときは、正直そのときの状況しか目に見えていない気がします。
"つらい"
"かなしい"
"いやだ"
そんなネガティブな感情ばかりが浮かんできて、自分がこの世で一番不幸であると思ってしまいます。
でも、この言葉のように人生を1つの曲に例えると、このときの記号はクレッシェンド。楽譜にはまだ続きがあります。
これからの展開はだんだん強くなっていくという証です。
ドラマの中でこの言葉が出てきたとき、ヒロインのチェ・ソンアは恋も友情も大学の活動も上手くいかず、弱っていた時期でした。
それが、訳あって連絡が途絶えていた親友の助けによって生まれ変わったように以前よりも強くなっていきました。
ドラマはフィクションなりの展開がありますが、現実も似たようなものです。
何か、ふとしたことがきっかけで考え方が変わることがあります。
もしくは、長い時間をかけて回復していく場合もあるのです。
この言葉に共感した人はきっと一度は弱ったりつらい時期を経験したりしたことがある方たちでしょう。
だからこそ、説得力があると思いませんか?
弱っていてネガティブなことしか思いつかなくなったとき、この言葉を思い出すことで少し先の未来について考えるきっかけになればいいな、と思い選んでみました。
誰かに伝えたいようで、実は一番伝えたい相手は、いま肉体的にも精神的にも弱っている自分なのかもしれませんが。
おわりに
タイトルに「その1」と付けましたが、これからもドラマや映画などの作品を見ていて心に残った言葉があれば紹介する予定です。
先に申し上げておくと、心に残った言葉はありますが、作品自体が万人受けするものを選んでいるわけではありませんのでご注意下さい(笑)
ちなみに、今回紹介した「ブラームスは好きですか?」はゆったりとしたテンポの恋愛ドラマを見たいな、という方にはオススメです!
興味のある方はご覧くださいね。
次回につづく…
P.S.感謝の気持ち
こちらのつぶやきに書いた新シリーズとはこの記事のことでした。
2日遅れとなりましたが、無事はじめることができました。
待ってくださった方、ありがとうございました!
そして、最後まで読んでいただいたあなたにも!
感謝しています。
ありがとうございました。
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