航海日記その２１～日本の気配～
イギリスに短期留学していた時のことを航海日記と称して記録に残しています。
前回はこちら。
今回はイギリスで見つけた日本の気配について書きたいと思います。
日本から遠く離れた異国の地、イギリスへの留学。
憧れの地でもありましたし滞在するのが短期間であったこともあって、期間中それほどホームシックになることはありませんでした。
それでもやはり、あちらで日本の気配を感じると嬉しくなったものです。
というわけで、私がイギリスで見かけた日本の気配を紹介していきます！
まずは、本当によく見かけたものから。
１．寿司（SUSHI）
日本料理の代表であるお寿司。
これは想像よりも認知度がすごかったです。イギリスだけでなく世界的に。日本食レストランやファストフード店はもちろんですが、ほとんどのコンビニやスーパーにも寿司が売っていましたし、南米人が多かった語学学校のクラスメイトも自分の国でよく食べると言っていました。
ただ、世界的に広まっているお寿司は日本でよく食べるそれとは違っていて、いわゆるカリフォルニアロール的なものでした。やはり外国では生で魚を食べる文化があまり無いので上手くアレンジされているようです。
これはチェーン店wasabi(わさび)で食べたものです。
ブラジル人のクラスメイトが気に入ったらしく「ぜひ行ってみて！」と勧めてくれました。
２．文房具（Stationary）
日本でも文房具を見るのは好きなので、イギリスでも文房具屋さんを探して行ってみました。すると、メイドインジャパンの多いこと、多いこと。
日本語のスケジュール帳なども売られていて、暦や祝日も普通に載っていたのでこれを外国の方が使うかと思うと不思議な感じがしました。
付箋やペンなども日本のものが多かったですね。
さらに、ロンドンのＶ＆Ａ（ヴィクトリア＆アルバート）博物館という有名な観光名所があるのですが、そのお土産コーナーに日本の文房具が売られていました。
日本の文房具は一つの文化なのだと、このとき気づきましたね。世界で認められているようで日本人として誇らしい気持ちになりました。
３．地下鉄広告（Advertisement）
よく地下鉄を利用していたのですが、広い駅には数多くの広告がありました。
その中で日本に関係するものを見かけるとテンションが上がったものです。
特に目にして嬉しかったのが、この２つ。
なんとこれ、ミュージカルシアターの広告なんです。つまりはトトロがイギリスではミュージカル劇になっているということ。
ジブリは世界的に人気があるだろうと予想はしていましたが、ここまでとは思っていませんでした。ちょっと観に行きたかったなぁ・・・。
もうひとつはこちら！
この頃はちょうどラグビーワールドカップが開催されていて、一部の方々は非常に盛り上がっておりました。
ある駅ではほとんどがアサヒビールの広告に染まっていて「アサヒすごいなぁ」と思わず呟いてしまうほど。円安でもあるのに一体いくらかかるんだろうか。
「辛口」の文字が何だかいい感じですね。この広告を見ているだけは日本に戻ったような気分になっていました。
最後は日本の代名詞の一つでもある、この文化。
４．漫画（MANGA）
ふら～っと立ち寄った本屋さんの奥にこんなコーナーがあってビックリしました。なんだか見覚えのある絵ばかり。
今までの認識では漫画はComic book（コミックブック）として訳されると思っていました。でも写真の上のほうを見てもらうと分かる通り、あちらの本屋さんでもMANGAと分類されているのは驚きましたね。実際にそうなのかは分かりませんが、私の印象ではMARVELやDCなどの映画のもとになっているいわゆるアメコミはComic book、日本のものはMANGAと呼んでいるかんじでした。
他にも、ハリポタショップに併設していた海外ドラマのグッズショップではこんなのも見つけました。
あとは、映画館のポスター。
地下鉄や街の中でも呪術廻戦のTシャツ着ている人も見かけましたし、日本の漫画やアニメはやはり根強いなと感じました。
日本の外に出てみると、海外から見た日本や客観的に自分の国を見直すことができてとても良い経験でした。
留学でなくても、短期間の旅行でもいいので海外にまた行ってみようと思います。
以上、イギリスで見つけた日本の気配のお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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