夏が始まった合図がした
まだ梅雨明けはしてなかったよね?
思わずそう確認してしまうほど、10日ほど前に見上げた空は夏の色でした。
空を見上げたとき頭に流れてきたのが、今回のタイトルに歌詞を拝借したこちらの曲。
☆夏のはじまりのうた
『青と夏』
少し前から、Mrs. GREEN APPLEにハマりましてよく聴いています。
この曲も最初だけ聞くと爽やかで楽しい夏の歌のようですが、途中で夏の寂しい感じも表現されているところが好きなんです。
この部分の歌詞とか特に。
特に好きなアーティストがいない友人もこの曲は知っているくらい有名な曲ではありますよね。
かくいう私も以前からMrs. GREEN APPLE(以下、ミセスと書きますね)の存在を知ってはいたんです。
よく名前は聞くので「人気なんだろうな~」と横目で見つつ、知らないうちに活動休止が発表されていて、またまた知らないうちに活動再開が発表されていました。
なかなかミセスを聞こうと思えなかったのには理由がありました。
それは”10代・20代に大人気!”と言われ、若い学生の子たちが聞くというイメージがあったことです。
ちょうど年齢に敏感になっていたアラサーの頃だったので「聞いてハマってしまったらもう30代だ!」なんて、今思えば小さいことを気にしていました。
もう30代も半ばに近づいてきたら関係ありません!笑
きちんと聞くようになったきっかけはSpotifyの広告でした。
『ダンスホール』
何度も聞くうちにこのフレーズが擦り込まれていき「いい曲だな」と思い、見事に広告に釣られました。素晴らしい広告力。
この曲のMVでメンバーがダンスしているのを見て「バンドマンかと思ってたけどダンスもするんだ!」というギャップがミセスの第一印象でした。
数曲聞いて分かったのは、どうやら全部の曲でダンスを披露しているわけではなさそう。ダンスホールだったからなんですね。安心しました。
それにしても度肝を抜かれたのはやはり、ボーカルの大森元貴さんの歌唱力です。すごすぎます。
記憶に新しいのは、ワンピースの映画の劇中歌になったAdoさんの「私は最強」をセルフカバーしたこと。
『私は最強』
何がすごいって原曲キーでカバーしたことですよ。
ライブでこのクオリティ。
天に突き抜けるような声で「私は最強ー!!」ってほんとうに最強すぎます・・・。
そのほかにも、
『ニュー・マイ・ノーマル』
このサムネイル画像。
イナバウアーしながら歌うってすごくないですか!?
ライブ映像を見ると、メンバーもお客さんもみんな楽しそうなのも良かったです。
楽しそうだと見ているこちらも楽しくなってくるので。
ミセスのアップテンポな曲は基本キラキラしていたり、エネルギッシュだったり。
若いってステキ!
その他にも素敵な曲がたくさんありました。
語らずに終われないのは、やはりこの曲。
『僕のこと』
活動休止前、5人体制のときの曲です。
(再開後はミセスフェーズ2として3人体制なんです)
何より良いのはその歌詞とメロディ。
幸せも不幸もすべて包み込んだうえで「ああ なんて素敵な日だ」と歌える。
「奇跡は死んでいる」なんて、とても現実主義のような言葉だけれど、それを見据えたうえで、現実(いま)から「軌跡」を見出している。
それがこの曲のすごいところです。
ちなみにボーカルの大森さんが「僕のこと」と「青と夏」の歌い方を解説した動画を見つけました。
アカペラで歌うと、より歌唱力の凄さが際立ちますね。
曲に込めた思いなども聞くことが出来て、とてもよかったです。
★夏の終わりのうた
記事の最初に紹介した「青と夏」は夏のはじまりを告げるような歌ですが、夏の終わりにふさわしい歌も見つけました。
それは『青と夏』のカップリング曲。
『点描の唄』
井上苑子さんとのデュエットソングです。
二人の心地よいハーモニーと優しく力強い歌声。
夏の終わりの儚く、恋にも似ているあの感じが表されていて聴くたびに胸がきゅうっとなります。
最後の、
この部分が大好きです。
今年の夏の終わりのお供にいかがでしょうか?
以上、最近よく聞いているMrs. GREEN APPLEについて書いてみました。
新しい音楽との出会いはまるで新しい旅に出たかのようです。
ミセスには他にもたくさん良い曲がありますし、まだ出会ってない曲もあるでしょう。
これからも新しい音楽を探す旅を楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。