これからの人生、どう生きるか
基本的に私は毎日、一日一日を生きることに必死だ。
遠い未来について考える余裕なんてない。
ただ、ほんとうに時々。
自分の人生について考えることがある。
そう、それがまさに今だ。
これからの人生、どう生きようか。
そんなことを考え始めてしまった。
いつもは頭の中でぐるぐると考えているだけだが、今日は文字にして書いてみよう。
**
人生について考える時というのは、だいたい何かしらに対して不安や不満を感じている時だから、今もきっとそうなのだろう。
前の仕事を辞めようと決めたのは、残業ばかりで仕事の毎日だった日々を抜け出して、もっと自分の人生を生きたいと思ったからだ。
色々あって見つけた今の仕事は残業もほとんどなく、最初は快適だった。
でも、数か月前に異動になってからは休みも少なくなり仕事量も増えて、前の仕事よりつらくはないけれど、それなりに忙しい日々を過ごしている。
良く言えば充実しているということだが、正直やりたいことをする時間が取れなくなってしまった。
これは、想像していた未来とは違うことだ。
そんな事態に直面して、考える。
「私はこのままでいいのだろうか?」と。
自分の時間をもっと作るためには、仕事を減らすしかない。
でも、それには再度仕事を変える必要があること、そして、収入が減るというリスクが発生する。
そのリスクを負ってまで現状を変えようという大きな意志は今の私には正直無い。
それに、もうひとつ。
コロナの流行によって、誰しも身をもって経験したことだが、
人生は何が起こるか分からない。
どんなにキッチリ予定を立てていたとしても、予定通りに進むことのほうが少ない。
希望や期待を込めて、未来について考えたり計画を立てることは楽しい。
でも、その楽しさが大きかった分、それが予定通りに行かなかったときの失望はより一層大きくなる。
以前の私だったらきっとこんなふうに考えることはなかった。
コロナ禍によって、自分が少し臆病になってしまったのかもしれない。
では、どうすればいいのか。
そんなことを考えたとしても答えなんてすぐには思いつかないし、きっと正解なんて無い。
これからの人生、どう生きていこうか。
答えがあるとしたら、きっと
生きていくしかない。
いくら不器用であっても、一生懸命生きていくしかないのだ。
「終わりよければ全てよし」という言葉のとおり、せめて死ぬ前には「それなりに良い人生だったな」と思えたら嬉しい。
これから、どんな人生を歩んでいくかなんて分からない。
ただ、これからも一日一日を生きていく。
必死に生きていく。
ふむ。
頭の中を文字にしていったら、気がつけばこんな結論になっていた。
今日はこのへんでおわりにしよう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。