長いトンネルを抜けると、そこには新しい自分がいる
以前、「仕事を辞めてみて変わったこと」という記事を書きました。
その中で、仕事を辞めた理由について、いつか機会があれば、と書いていたものの、なかなか書く覚悟が決まらないまま、3ヶ月以上の時が流れました。
ちょうどこの記事が30記事目です。
今年30歳の私が、30記事目を書く。
キリがいいじゃないか、ということで書くことに決めました。
仕事を辞めた経緯
簡単にいうと、仕事を辞めた理由は自分を変えるきっかけを作りたかったからです。
そのときの私は自分が嫌いでたまりませんでした。
仕事が忙しくて余裕がない自分が嫌で、
このまま仕事を続ける自分の未来にも希望が持てず、
さらに、来年30歳になるという不安も相まっていたのだと思います。
暗いトンネルの中に閉じ込められているようでした。
約1年ほど手探りで出口を探しているような日々が続きました。
「このまま死にたくないな」
ある日、ふとそう思いました。何がきっかけだったかは覚えていません。
そこからは、明日死ぬとしてやりたいことってなんだろう?と考えるようになりました。
考えた末、死ぬまでにやりたいことの1つであった「語学留学」をすることに決めました。
決心してから、辞めるまではやっと出口の光を見つけたようでした。
仕事を辞めたときは、やっとトンネルを抜けた気がしました。
そこには、不安がありながらも、希望に満ちた新しい自分がいたんです。
もうひとつのトンネルの出現
ほんとうに人生とは何が起こるか分からないものですね。
仕事を辞めてから留学に行くまで、すこし準備期間を設けていた私。
それが良かったのか、悪かったのか・・・
お察しの通り、新型コロナウイルスの流行に重なり、渡航を中止せざるを得ませんでした。
どうしようもないと分かってはいるものの、かなりの覚悟をもって決めたことだからこそ、言葉で言い表せないものがありました。
今でさえ、収束の見通しが立たないこの状況です。
これからどうすればいいのか。
再び、暗いトンネルの出現です。
でも、前回と違う点があることに気づきました。
私の中で“変わりたいという気持ちの火”が消えていなかったことです。
出口は見えないけれど、光はありました。
「今の状況でも、何かできることをしよう」
そう思ってnoteを始めました。
英語を学ぶために留学する予定だったので、日本にいても勉強を続けるようにしています。
他の言語も学んでみたくなり、韓国語の勉強も始めました。
いつか見つかるであろう出口に向かって進んでいる私は、以前のように自分が嫌ではありません。
そして、あきらかに渡航を断念したときの自分とは変わっているのを感じます。
もともと、留学に行けていたとしても上手くいく保証がないのは分かっていました。
それでも行ってみたかったし、行きたい気持ちは今も変わっていません。
1つのトンネルを抜けて、再びトンネルの出現。
またこの長いトンネルを抜けると、以前とは違う新しい自分がいるのでしょう。
人は何度でも生まれ変われる。
それを実感している今日この頃です。