航海日記その19~J-POPの認知度~
イギリスに短期留学していた時のことを航海日記と称して記録に残しています。
前回はこちら。
留学中に行っていた語学学校では教科書に沿った内容だけでなく、先生によってゲームやグループワークを交えながら教えてくれるスタイルでした。
特にスピーキングのクラスでは、当たり前ですが会話が中心。
クラスのみんなの前で短いスピーチをしたり、質問に対して「Yes/No」で分かれて意見を言い合ったり、すごろくで止まったマスの質問に答えるものは何度かやりました。
ある日の授業で「ハロウィンパーティーを主催するならどんなパーティーにする?」というテーマのグループワークがありました。
どんな人たちを呼ぶ?
時間は何時から?
どこで開催する?
そのハロウィンパーティーにテーマはある?
食事と飲み物は? などなど。
様々なことを決めていきました。
そのなかのひとつの質問「音楽はどんな曲を流す?」を考えているとき、ひとりのブラジル人のクラスメイトが「ここにいるクラスのみんなの国の音楽を流そうよ!」と提案し、みんなが賛同しました。
ブラジルを含む南米の音楽はサンバやレゲエ。
みんなの国の音楽を流そうと提案した彼が、
「そういえば日本の音楽って何ていうんだっけ?K-POP?」
と聞いてきたので、「違うよ~日本の音楽はJ-POP。K-POPは韓国だよ」と教えてあげました。
そういえば授業以外の普通の会話の中でも友達やクラスメイトから「どんな音楽を聴くのが好き?」と聞かれる場面が時々あったのですが、
「私は日本の音楽が好きだな〜」と言うと、「ああ、K-POPだっけ?」と返されることが多かったです。
これは私を韓国人と勘違いしているというよりも、日本と韓国で聞かれている音楽は一緒と思われているかんじでした。
日本はJ-POP、韓国はK-POPと一応ジャンル分けされていますが、K-POPの世界的認知度が高すぎてJ-POPは埋もれているような印象でした。
説明すると、「ああ!日本はJapanだからJ-POPね」と分かってくれるのですが。
しかもK-POPは代表的なアーティストとしてBTSがいるのが強すぎます…!ブラジルでも若い女の子たちはみんな聞いてるよ〜と言っていましたし。
J-POPは日本国内だけで市場が出来上がっているから世界に拡大する必要はない、と以前何かで読んだことがあります。
それは本当だったようです。
日本から出てみないと分からなかったことですね。
日本には良い音楽がたくさんあるので世界のみんなにもっとたくさん聞いてほしいな、と思った出来事でした。
ちなみに日本の音楽ってどんな音楽?と聞かれたとき、一般的にはJ-POPですが、私が好きなのはJ-ROCK。どのアーティストを紹介するか迷ったあげく、スピッツの「美しい鰭」を流しておきました!
皆さんなら、どのアーティストの何の曲を紹介しますか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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