心からの祝福を
なんて天気のよい朝だろう。
あの子の晴れの日にふさわしい空だ。
今日は大学時代の友人の結婚式。
卒業以来会ってなかったのだけれど、驚くような巡り合わせで再び連絡をとるようになった。
その彼女から結婚の知らせをもらい、招待状が送られてきて、久しぶりに会えることが、晴れ姿を見れることが、とても楽しみだった。
その当日。
私はまだ自分の部屋のベットの上でこの文章をスマホで打ち込んでいる。
悲しいことに、体調がどうしても良くなってくれないのだ。
少し遠方に行かなければならない上にコロナ禍ということもあったので、万全な状態で向かう予定だった。
それを達成することができず、行っても迷惑をかけてしまう不安があったので泣く泣く行くのを諦めた。
久しぶりに会って晴れ姿を見たかったのに、自分の体調が憎い。コロナが憎い。
この思いを自分の中だけには留めておけなくて、文章として書いている。
残念とか憎さとか会いたかったとか、色んな感情が渦巻いているけれど、一番割合が大きいのはやっぱり祝福する気持ち。
心からの「おめでとう」を一番に伝えたい。
この祝福するような青空の下、記憶にある彼女から少し成長した姿で眩しい笑顔を見せてくれているんだろうなぁ。
どうか、その幸せが末永く続きますように。
空できっと繋がっているから、
心からの祝福の気持ちよ、
彼女に届け。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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