#00 中卒会社員(35)が短大入学資格取得生の道を選んでみた
はじめまして、あやのです。
このnoteは、アラサー中卒会社員が"短大卒業"を目標に掲げ、執筆していきます。また、インターネット上には入学資格取得生である方の参考文献も少ないように感じたので備忘録も兼ねています。
ご興味のある方はぜひ読み進めていただければ幸いです。
なぜ今になって短大を目指すのか
御年35にもなって今さら短大だなんて往生際が悪いぞ!と、石を投げられそうではありますが、なにもノリで決めたわけではありません。
幼少期に患った持病を抱える私は、とあることをきっかけに中高と不登校児となり、通っていた高校を1年生の冬にリタイア。
16歳にして社会の荒波に自ら飛び込んでいきました。
ちなみに、高校を中退したことに関しては1mmも後悔はありません。
それからはと言うと、ただひたすら働いてきた、シンプルにそれだけです。
そんな私が短大卒を目指したのは、紛れもなくキャリアアップのためです。
自分の人生を見つめなおし、生きる世界を変えていきたい。
そこで、今のままでは選択肢が少ないと改めて危機感を抱いたのです。
「戦える武器を増やそう!」
と一念発起するも、ある壁にぶつかりました。
その壁として立ちはだかったのは、これまでおざなりにしてきた学歴でした。
そもそも短大に進もうと意識した経緯として、
現職での業務をするうえで知見を深めたいと調べた結果とある資格にたどり着き、その受験資格が短大卒以上だったのです。
いわゆる学歴フィルターの一種ですよね。
幸いにも学歴コンプレックス自体を抱いたことのないかつ、学歴の関係ない世界で働いてきたスーパーマイペースな私でも、現実というものに向き合わざるを得ません。
まぁ、給与や生活保障に直結する重要なことを中卒やそこいらの人間には任せられないよってことですね。
ですが、ここで諦めていたら生活は変わらない。
これまで「無理だ」と悟った瞬間さっさと諦めてきた過去を積み重ねて今の生活に繋がっている。
いよいよこの状態から脱出しようと決意したのです。
やりたいことにチャレンジできないのは過去の自分のせいだから。
やらぬ後悔より、やっちまった後悔がしたい。
これまでの経歴
16歳で社会に出てからの職歴は以下の通りです。
~18歳:高校時代からアルバイトしていたコンビニでフルタイムパート
~19歳:電車で少し通う距離感の飲食店にフルタイムパート
~22歳: 某イベント系人材サービス会社にてアルバイト→契約社員として現場作業員
~26歳:某アパレル店にて契約社員として勤務、首都圏店舗にて店長
~現在:上記とは別の某イベント系人材サービス会社にて正社員、課長代理
と言うように、幸いにもこれまでは勤め先に困ることなく、
「ここで働かせてください!」といった労働意欲という名の意気込みを片手に面接したのはアパレルだけでした。
それ以外は登録制アルバイトからの持ち上がりや知人からの紹介など、運がいいの一言で片づけるのもアレですが、まぁ、ありがたいことに運がよかったのです。
ちなみに社会に出てから取得した資格や検定は以下の通りです。
半数は資格証紛失により失効しているといっても過言ではありません…。
・高所作業車運転 特別教育(資格証紛失)
・足場組立等業務従事者 特別教育(資格証紛失)
・色彩検定3級(資格証紛失)
・給与計算実務能力検定 2級
・第二種衛生管理者
・原付免許(身分証用)
ご覧の通り、雑魚中の雑魚ですね。
紛れもない「持たざる者」感が否めません。
中卒が短大生になるためには
そんな高校中退の私が大学に入るためには主に3つのルートがあります。
①高等学校卒業程度認定試験(以下、高卒認定)を取得する
②入学を希望する大学の”入学資格審査”に合格する
③通信制大学の特修生制度(入学資格取得生)または履修生制度を利用する
この3つから進む道を選ぶ必要があるのですが、
①→古の私が受験し数学以外は合格、今秋分は締め切り済みで間に合わず。
②→生憎これといった武器なし、却下。
③→なんかこれならイケそうかも、採用!!!
ということで、③のルートを進むことにしたのです。
そして今回願書を提出した”自由が丘産能短期大学”への進学を検討するようになりました。
数ある大学の中から自由が丘産能短期大学を選んだ理由
色々と調べていく中で最終的に選んだ短大がここでした。
魅力的な短大はほかにもたくさんありますが、総合的な判断です。
働きながら大卒を目指すには夜間または通信制のどちらかしかなく、通学するのはさすがに難しいので通信制一択。
また、4年間通いきれるのか?そんな不安も過り、短大→大学に編入できることは大きな決め手となりました。
ほかにも、
・入学資格取得生の制度がある
産能短大の正科生になるためには、入学資格取得生としてあらかじめ定められた6科目16単位を修得することで入学資格(1年次入学)を得ることができます。
また、正科生として新たに入学した場合は、16単位を既修得単位として認定し、卒業要件単位数に算入してくれることも無駄がないと感じました。
在籍期間は半年〜1年が上限です。
入学資格取得生として得られた単位を参入してくれるって、ポイント高いですよね。
また、この秋の高卒認定を逃した身としては、来年の夏また受ける&合格できるとしても正科生として入学できるのは来年の10月度。
中間管理職として、またハロオタとして可処分時間の少ない身としては半年で正科生になれたらラッキー、1年かけて正科生になれたら御の字なのです。
・学費がリーズナブル
産能短大通信はとにかく学費が安い。
短大卒業までにかかる費用は約45万円、入学資格取得生はこれに加えて約9万でした。
これを安いと思うのか高いと思うのかは主観によりますが、短大卒まで30か月間学ぶとして、月換算すると2万円にも満たない額です。
ほかの通信制短大とも比較しましたが、自己投資額としては悪くないと思います。むしろ良い。良すぎる。
また、オリコの学費サポートプランもあるようなので、命からがら残高ギリギリの方でも審査さえ通ればお金の工面も可能です。極論、願書出して金さえ払えば誰でも入れます。
・オンラインスクーリングが可能
産能短大は3種類のスクーリングができます。
①通学
②オンラインスクーリング
③iNetスクーリング
私が魅力に感じたのは②と③です。
と言いますのも、
現在は自由が丘までは比較的アクセスのよいエリアに居住を構えているのですが、この冬から地方に転居する都合、インターネット上で完結できることは大きなメリットでした。
会社員としても、イチ人間としても、
居住地区が変わることで左右されないポイントは超絶メリットすぎます。
・親友が産能短大の卒業生
これは完全なる余談にすぎませんが、中学時代からの親友が自由が丘産能短期大学の卒業生です。
もちろん、当時現役で入学して毎日自由が丘に通いストレートで卒業したので約15年近くも前の話ですが・・・
シンプルに耳なじみがあったということです。
通信制の大学はほかにもありますが、全く知らないところより少しでも身近に情報があるほうが安心ですよね。
noteやXをみていても産能短大通信生の発信者も多い印象です。
全国に学生会もあるようですし、通信制という孤独との闘いは横のつながりも大切ですよね。
そんなこんなで資料請求
産能短大は正科生としての出願はオンライン上でできるのですが、入学資格取得生は願書を紙面にて送付する必要があります。
事前にデジタルパンフレットを請求していたのですが、改めてWebサイトより発送依頼。
約一週間ほどで手元に届きました。
パンフレットや募集要項はデジタルパンフレットと同じもの、
そこに正科生としての願書、入学資格取得生としての願書それぞれと出願用封筒が入っていました。
前述の通り、資料は既に目を通しているので振り込んだ学費の明細を記入した入学資格取得生向けの願書に添付し郵送するだけで出願は完了です。
(顔写真も必要だったかな。)
あっけないものです、大感謝。
願書提出を終えた現在の心境
さて、念願の短大入学!というスタートラインはまだまだ先のようですが、入学資格取得生というナイスな救済処置により準備運動くらいは始められたのかなと思います。
喫緊の課題としては、学習時間の確保。
いろんな事情で睡眠時間は削れないので可処分時間をどれだけ作るか。
とはいえ、始まってみないとペース配分もわかりませんし、今アレコレ考えたところでどうしようもないので走りながら考えようと思います。
"とりあえずやってみる"というマインドは大切にしていきましょう。
兎にも角にも私にとっては大きな一歩を踏み出したので、持ち前のマイペースさで進んでいきます。
みなさま、温かく見守っていただけると幸いです。(突然の決意表明)
それではまた、次の記事で…📚
最後までお読みいただきありがとうございました!