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ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平朝臣(第十七番)…
たち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む 中納言行平(第十六番) …
君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇 (第十五番) …
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに 河原左大臣(第十四番) …
筑波嶺の 峰より落つる男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 陽成院(第十三番) (現代語訳…
天つ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ 僧正遍昭(第十二番) (現代語…