『百人一首を自分なりにアレンジしてみた。』No.10 蝉丸
これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関
蝉丸(第十番)
(現代語訳)
これがあの、京から出て行く人も帰る人も、知り合いも知らな
い他人も、皆ここで別れ、そしてここで出会うと言う有名な逢坂
の関なのだなあ。
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小さな呑み屋が好きだ。
普段知っている街でも、ふらふらと歩いていると、「おっ」というところに行き着く。
そういうところは、こう言っては失礼だが、決して小綺麗でもなく、どこもかしこもベタついている感じがして、とにかく狭い。