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第126回 人を引き寄せるマーケティングの鉄則「QPS」
このnoteはVoicyで配信中のつれづれあやにーを
テキストで書き起こした「読めるつれづれあやにー」です。
今回の配信はここから聞くことができます
初のスポンサー!うれしい!ありがとうございます!
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そもそもQPSとは何なのか?
QPSってそもそもなんなんだってことをお話しようと思うのですが
マーケティング用語の中で、Q=クオリティ、P=プライス、S=サービス この3つ頭文字をとったもので
消費者が物を購入したりとかサービスを決めたりとかするときの基準になるものです。
クオリティがよいだけではダメで、価格だけが安くてもダメで、もちろんサービスだけがいいというのも人に選ばれないので
バランスを整えることで、相対的に選ばれるようになるというのがQPSでありマーケティング手法です。
たとえば質のいい無農薬の野菜を使った体にいい健康バランスの考えられたメニューってクオリティが素晴らしかったとしても
それがターゲットに高すぎるものであれば購入するっていうのが難しい。
逆にプライス重視なんだけどクオリティが低いものってきっと食べたくないですよね。
さらにクオリティもプライスもいいけどお店の人が「いらっしゃいませ」も言わないお店って「えっ?お金出してるけどなんか居心地悪い」と思いますし、アクセスが悪いみたいなものもサービスの1つに入ります。
Sはサービスだけではなくて、クオリティやプライス以外の顧客に対してメリットになるものが含まれるので、アクセスがいいとか、WEBから予約ができるとか
お客様にとってちょうどいいものがそろっている、整っているのも入ります。
いま世の中って情報とかモノにあふれているので、その中でQPSを意識してモノを作ることでほかの競合との比較もしやすくなります。
なので今日、私はQPSを独立したい方にお話したいなと思って、めずらしくマーケティングの話をしております。
人は反射神経でものを選ぶようになっている
なぜ今日、QPSの話をしたかというと毎日私たちはたくさんの情報に触れていて似たようなサービスって山ほどあるじゃないですか。
その中でどうしたら選ばれるかって相談が結構くるんですね。
私の場合、ネイルサロンをやっていたときに何度も思ってきたことなので「お気持ちがわかるな」と思って相談を見ているのですが
マーケティングや市場がどう動いているか?をちょっと知るだけですごく気持ちが楽になるなと思っているのでQPSの話をしています。
今、本当にみんな考えて悩みに悩んで選ぶというよりも、できる簡単でわかりやすくシンプルに選べるものが選ばれていくんですね。
以前、noteにも書いたとおり「3か月後にみんなの困りごとを解決する新商品を発売します」って告知したとしても次の日には忘れてるんですよね。だからこそ、気になる顧客候補をうまいこと囲い込むのが大事。
発売の前にお得な情報を送りますのでLINE@に登録してくださいとか、メールマガジン登録してください、SNSにいいね!してくださいとか。
小手先のテクニックに思えるかもしれないけど、そういうことを日々丁寧にやっていけるかどうかっていうのが本当に勝敗をわけていくんですよ。
それを前提に人の購買欲はどう動くのかって考えたら、これはお得である、自分にとってメリットがある、わかりやすい、悩むことなく買える、という風に
お客様に反射神経で「これがベストである」って思わせたら、私は購入につながっていくと思うんですよ。
逆に考えればQPSのバランスさえよければ、みんなまだまだ選んでくれる可能性ってあるわけです。
なので「ほかにもやってるところいっぱいあるもんな」と思ったとしても競合が完全に市場に対して届いていないこともあって
お客様にどうしたらモノに興味を持ってもらえるのだろう?
「ここのお店を選びたいな」と思わせるための分析につながっていくと思うんですね。
なのでこのQPSというのは自社のことだけでなく他社を分析するときにも役に立つのではないかなと思います。
テーマパークの比較もわかりやすくて、ディズニーランドとユニバーサルスタジオとサンリオピューロランドを比べたときに、QPSによって差別化されているかって考えるのめちゃめちゃ楽しいんですよ。
そのほか私は飲食店の比較もよくやっているんですけども、そういうのをマーケティング目線で見られるというのは強みなので
リスナーさんで起業してみたい、独立してみたいって人たちは自分たちが競合になるところをQPSの目線で分析してみるといいんじゃないかなと思います。
私個人はこのQPSを人間関係でもあるって思ってるんですね。
その人が持つクオリティ、プライスは人の場合は「価値」に意味が変わるんですけども若いとか東大卒で博学、サービスは思いやりがあるとか逆に厳しいことを言えるとかがそれあたります。
私はQPSの相対的な比較をした人と友達関係を築いてるから、皆さんも自分がこういう人と知り合いたいって思ったら、その人たちをQPSで分析して、どういう人が好まれるんだろうとか、友人関係を築いてるんだろうとか、分析をしてみればおもしろいんじゃないかなと思います。
こういう分析ができればできるほど、人っておもしろいなって思うし、私はマーケッターだけでなくマーケティングの世界って経験しがいのあるおもしろい世界だなと個人的には思ってます。
やり過ぎるとデートするためにここのお料理のコストパフォーマンスと価格設定とかどうなんだろうって考えちゃうんだけど、そうやってお客様たちは評価をされているので、評価されて信頼を得ていく時代にはピッタリだなと思って今日はシェアしました。
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