9.11に思いを馳せる
23年前の今日は、
私の人生を大きく変えた日。
高3。進路に悩む同級生を横目に「英語得意だし英語の専門学校にでも行けばいいか」なんて、毎日ダラダラ過ごしてた。
そんな時に起こった、
ニューヨークの同時多発テロ。
テレビを見て、息が止まるかと思った。
「宗教?政治?」
「これ、本当に現実なの?」
「やばい、私、世界のこと全然知らん」
英語だいすきなのに
海外のことを何も知らない。
急に恥ずかしくなって、
同時にすごく悔しかった。
嫌だ、変えたい。
こんな無知な自分も
こんな恐ろしい世界も
そこから、必死に調べ始めた。
当時はネットもなかったから、
「戦争を止めるなら国連かな?」
「国連入るなら英語以外も話せないといけないらしい。」
「よし、外国語学部行こう!」
そんな安直な意思決定が、
世界を目指した最初のキッカケ。
時は流れて21年後。
フリーランス仲間とニューヨークに行く機会があり、9.11の現場となったメモリアルパークを訪れた。
「いつか必ず来よう」
そう決めていた場所で、
祈りを捧げながら思いを馳せる。
結局、国連には入れなかった。
でも、念願のトリリンガルにはなれた。
そして、独立して世界を回る自由を手に入れたからこそ、こうやってメモリアルパークにも来ることができた。
正直、ぬるく生きる道よりも、やりたいことを叶え続ける人生は、大変なことの方が多かったかもしれない。
それでも、自分の意志に従って生きたことに後悔はない。
意志一つでいくらでも自由に生きられる、この平和な国に生まれたことに改めて感謝するとともに、
いつ何が起こって終わるかわからない人生だからこそ、
時間がないとか
子供が…とか言い訳せず
後悔なくやり切りたい。
そんなことをふと考える
9月11日でした。
余談だけど
入場時間5分過ぎててミュージアム入りそびれたのがいまだに心残り。
「絶対また来るぞ!」の誓いのためにこの写真を残しました涙