ボーダーライン　episode1「始まり」

～ＬＡＰＤノギー分署会議室～

○○：眠...
ジェイ：やめろよ。俺まで眠くなる...
絢音：緊張する...
蘭世：私も...
（会議室に入ってくる奈々未）
橋本：皆、おはよう
警官達：おはようございます
橋本：今日から2人のルーキーが来る。前に来て
（前に出る絢音と蘭世）
橋本：鈴木絢音巡査と寺田蘭世巡査ね。指導巡査は絢音が○○で、蘭世がジェイね
絢音蘭世：はい！
○○ジェイ：は～い
橋本：以上

～ＬＡＰＤノギー分署入口～

○○：荷物は持ったか？
絢音：はい！
ジェイ：お前は？
蘭世：持ちました！
○○：ボディカメラは？
絢音蘭世：付けました！
○○：じゃあ、行くぞ

～ノギ―・バレー～

キャリー無線：ディスパッチより全ユニット。ノギ―・ヒルズ1457で459発生

○○：４５９は何か分かるか？
絢音：不法侵入ですか？
○○：そうだ。よし。新人。初仕事だ
絢音：は、はい！

○○無線：２－Ａ－３５。了解。向かう。コード２
キャリー無線：１０－４

～ノギ―・ヒルズ1457～

○○無線：２－Ａ－３５。コード６
キャリー無線：１０－４

○○：よし行くか。俺の後ろを離れるなよ？
絢音：は、はい！

トントントン

○○：ＬＡＰＤです。誰かいますか？
女性１：はぁ～、よかった～、来てくれた...
○○：９１１に通報しましたか？
女性１：はい。不審者はさっき逃げていきました。
○○：そうですか。念のため救急車呼びますね

○○無線：２－Ａ－３５よりディスパッチ。先ほどの459の容疑者は逃走。また現場に救急車を
キャリー無線：ディスパッチ。10－4

～数分後～

ウーーー

レイチェル：救急車呼んだ？
○○：呼んだから来たんだろ？
秋元：じゃあ怜奈ちゃん。どうする？
怜奈：え～と、まず、血圧と心拍を確認します
秋元：うん。やっていいよ
怜奈：は、はい。失礼しますね～
○○：新人か？
秋元：そっちこそ
○○：新人指導は疲れるな～
秋元：あはは😅
怜奈：真夏さん。終わりました。異常無しです
秋元：了解。じゃあ私たちは帰るね
○○：了解

○○：では、我々も帰ります。また何かあったら気兼ねなく９１１をしてくださいね
女性１：わかりました。ありがとうございました

○○無線：２－Ａ－３５。コード４
キャリー無線：ディスパッチ。10－4

○○：じゃあ、行くぞ
絢音：はい！

～ノギー・ヒルズ～

キャリー無線：ディスパッチより全ユニット。ノギ―・ウェイ1836にて211Ｓ

絢音：211Ｓはサイレントアラームですか...
○○：行くか
絢音：はい！

○○無線：２－Ａ－３５。向かう。コード２
ジェイ無線：２－Ａ－２３も向かう。コード２
キャリー無線：ディスパッチ。10－4

～ノギー・ウェイ1836～

○○無線：２－Ａー３５。コード６
ジェイ無線：２－Ａ－２３。コード６
キャリー無線：ディスパッチ。１０－４

○○：コンビニか...
ジェイ：どうだ？
○○：中が見えないな...
ジェイ：さすがにこの格好で中に入るわけにはいかないしな...
○○：ジェイ。ルーキーを頼む
絢音：何する気ですか？
○○：中に入るんだよ

（上の制服と防弾ベストを脱いで半袖の白Tシャツになる○○）

絢音：坂井刑事！勤務中に制服を脱ぐのは規則違反です！
○○：新人は規則にうるさいな...あ、ベルト頼むわ
ジェイ：いや、銃ぐらいもってけよ...
○○：安心しろ、予備が足のホルスターに入ってるから
ジェイ：でも...
○○：グロックは隠しずらいんだよ...
ジェイ：それもそうか...
奈々未：ちょっと！私も連れて行きなさいよ！
奈々未以外：巡査部長!?
ジェイ：なんで巡査部長が居るんですか？
奈々未：私だって現場に出るわよ...
ジェイ：それもそうか...
○○：ってか、準備いいですね。もう上の制服脱いでる...
奈々未：そりゃ、サイレントアラームだからね
○○：それもそうですね
絢音：巡査部長まで...
奈々未：じゃあ行こうか
○○：はい

～コンビニ内～

○○：あ、コーヒー買うわ
奈々未：じゃあ、私も～
○○：もう少し近づきますか...（ボソッ
奈々未：そうだね...（ボソッ

○○：奈々未！
奈々未：どうしたの？
犯人：誰だお前ら！
奈々未：きゃああ！
○○：ただの客です！撃たないでください！
犯人：クソっ！

（逃げ出す犯人）

カチャ（銃を向ける奈々未と○○）
○○：LAPDだ！止まれ！
奈々未：警察です。大丈夫ですか？

～コンビニ前～

犯人：クソっ！警察かよ！

カチャ（銃を向ける警官たち）

ジェイ：LAPDだ！手を挙げて腹ばいになれ！
蘭世：手を挙げて！
○○：よし確保だな
ジェイ：よし。逮捕する。じゃあ、パトカーまで行くぞ
犯人：クソっ！
○○：あ、ベルト返して？
ジェイ：ああ、すまんすまん

～コンビニ内～

○○：巡査部長。大丈夫ですか？
奈々未：大丈夫だけど無線貸して？
○○：どうぞ
奈々未：ありがと

奈々未無線：２－L－２０。現場で被疑者を確保。コード４。救急車を要請する
キャリー無線：ディスパッチ。10－4

奈々未：今、救急車呼びましたからね
店員：はい...
奈々未：あ、○○
○○：何ですか？
奈々未：私の上の制服とベルト持ってきて？
○○：・・・

○○無線：２－Aー３５。ＡからＢへ。俺の上の制服と巡査部長の上の制服とベルトを持ってきてくれ
絢音無線：了解です

奈々未：自分で行けばいいのに...
○○：（それ、あなたが言いますか...）
絢音：お待たせしました
奈々未：ありがとう
○○：すまんな
絢音：いえ

ウーーー

秋元：お待たせ
奈々未：お疲れ
秋元：あ、ななみんじゃん
奈々未：患者はこの人ね
レイチェル：腕失礼します
ジェイ：被疑者連れて行きますね
奈々未：あ、了解。真夏。ここお願い
秋元：了解

～コンビニ前～

ジェイ：じゃあ、連れて行きます
奈々未：気を付けて
ジェイ：はい。じゃあ行くぞ新人
蘭世：はい！

ウーーーウーーー

奈々未：○○。コーヒー奢って？
○○：何でですか...新人奢れ
絢音：え？
奈々未：オラッ
○○：グハッ
（奈々未に殴られる○○）
奈々未：後輩にたかるな
○○：（んな理不尽な...）
真夏：この人はノギ―医療センターに連れて行くから
奈々未：了解
レイチェル：あ、そこ段差あるから気を付けて
怜奈：はい！
○○：じゃあ、僕たちはパトロールに戻りますから
奈々未：は～い
○○：行くぞ新人！
絢音：はい！

～ヒナタ―・ヒルズ～

○○：新人
絢音：何ですか？
○○：お前はなんで警察官になったんだ？
絢音：え？
○○：お前は日本人だろ？こっちじゃなくても警察官になれたんじゃないか？
絢音：私がLAPDに入ったのは...LAPDの警察官に母を殺されたからです...