イギリス🇬🇧パスポート変更から名前変更ビザアップデートまで

イギリスに住み始めて、早5年が経過。
こっちで出会ったイギリス人と結婚することになりました。

いつも私はネットやツイッターインスタで、同じような経験をした人のことを調べて尽くして準備を進めます。
でも、ここ半年で私が経験したプロセスはどこにも見つからなかったので、もうかなり手探りで。そして同じようなプロセスを進む人がほっこり安心できるために、過程を記録します。

結婚（イギリス）

2023年12月頃　私の住んでる街のカウンシルのウェブサイトから、この日に結婚式を挙げたいから、この日にNotice of Marriageの申請をしたい、と提出する
1月5日　Notice of Marriage　パートナーの生年月日や仕事など聞かれる
私はここで彼の職業若干間違えたけど、特に問題はなし
1月27日　カウンシルから、ウィットネス等を提出するリマインダー(式の8週間前までには連絡してねって)、そして流したい音楽等提出する
2月10日　カウンシルから結婚式のスクリプトが送られてくる
4月6日　結婚式

イギリス配偶者ビザ

5月下旬　資料集め
以下の資料を集めました。以前にブログとかFacebookとかでシェアされていたような、彼とのメッセージのやりとりや、一緒に旅行に行った写真など、一切必要ありませんでした。

• パスポートのコピー（私）

• 署名済みの会社の契約書（私）

• 過去6ヶ月の銀行の明細書（私）- お給料が振り込まれてる方の銀行口座

• 過去6ヶ月の銀行の明細書（彼）- お給料が振り込まれてる方の銀行口座

• 同意書（私）- 銀行とかいろんな人に確認とっていいよ、の同意

• パスポートのコピー（彼）

• 大学院卒業証書 - 英語能力の証明

• アパートに毎月払ってるカウンシル税の明細書

• 会社から私が働いている証明の一筆（私）

• 会社から私が働いている証明の一筆（彼）

• P60ていう税金どんだけ払ってるかどんなけ給料もらってるかの公文書（私）

• P60ていう税金どんだけ払ってるかどんなけ給料もらってるかの公文書（彼）

• Marriage Certificate - 結婚証明書

• 過去6ヶ月の給料明細書（私）

• 過去6ヶ月の給料明細書（彼）

• 一緒に住んでる証明書

  • 2人の名前が載ってる資料を4点 - 共同の銀行口座やアパートの賃貸契約書等

  • 病院とかの手紙で、私や彼宛名でアパート宛に送られてきたもの2点（住んでる証明）

6月上旬　UKVIのアポイントメント予約
6月18日　UKVIのアポイントメントでロンドンへ
20分くらいで終了して、アプリケーション提出。
いろんなブログに書かれてたような質問は一切聞かれず、元気？ここまで今日来るの大変やった？とだけ聞かれて、指紋取られて、写真撮られて終了。
彼の好きなサッカー選手とか好きなごはんとかまで覚えていったのにw

7月8日　Home OfficeからEメールが届いて、アプリケーション通ったって！わーい
8週間かかるっていろんなところに書いてたけど、私は3週間以内に完了して、ほっこりした。

名字の変更

ほんまはビザ変更の前に終わらせたかった。

私たちは、2人ともの名字をくっつっけた、ダブルバローネームにしようと決めました。ただ、日本の法律で、私がその名字を持つには家庭裁判所に書類を送る必要があることが発覚。彼は、2週間ほどで変更可能でした。もし、自分の名字をキープしてたり、彼の名字にしてたら、これをする必要は全くなかった。めんどくさいなーと思いながら、書類を作成する。変えるのに合計で5週間くらいかかるよーと言ってる人のブログを見たからまあ大丈夫かと安心。

5月頃
お父さんに日本の区役所に行ってもらって、名前を変える前に、先に婚姻届を出さなければいけないことを知る。領事館に4月頃に電話したとき言われたこととは違った。というより担当の人がしっかりした情報をわかっていなかった可能性あり。

5月中旬
領事館に以下の資料を持って行きました。

• 婚姻届 x 2

• 私のパスポート

• 彼の新しいパスポート（新しい名字）

• 彼の古いパスポート（前の名字）

• Marriage Certificate

• 弁護士さんに署名してもらったMarriage Certificateのコピー

• 弁護士さんに署名してもらったMarriage Certificateのコピーの翻訳 x 2

• 私のパスポートのコピー

• 彼の出生証明書

• 弁護士さんに署名してもらった彼の出征証明のコピー

• 彼の出征証明書の翻訳 x 2

• 指定の紙 - Declaration（彼の署名） x 2

• 彼の新しいパスポートのコピー x 2

• 他の指定の紙 - other declaration （彼の署名）x 2

結局彼のパスポートの翻訳をしなくてはいけなかったようで、領事館で翻訳しました。
翻訳は弁護士を使っていた方もいるようですが、私は自分で翻訳してサインしました。特に何も言われなかったので、問題ないと思います。

このとき、戸籍に婚姻が反映されるのに5~6週間ほどかかると言われ、卒業生ビザが8月上旬に切れることもあり、配偶者ビザへの切り替えの準備を始めます（名字変更のあと、詳しく書きます）。

5月下旬
お父さんに記入した資料を送り裁判所に提出するも、違う書き方をしてほしいと言われて、6月上旬に、再度資料を送付。

6月19日　お父さんが再度家庭裁判所に資料を提出。ここから、本来は5−6週間かかるはず。

が、

8月になっても一向に電話がないので、お父さんが3回ほど裁判所に電話。その度に、もうすぐです、と言われる。

結果、約3ヶ月後の9月中旬にやっと、裁判所からの許可が。
でも、法律の関係で、2週間は待機しなければいけない。もし誰かが採決に不満で申し立てたい場合。でも、誰がそんなん言うねん。

9月20日に、やぁっっっっっと裁判所から名字変えられますよ、の手紙が届く。なんでこんなに時間がかかったのかはほんまにわからへん。一つたぶん考えられる原因は、漢字の登録ミス。私の名字は少し特徴的な漢字なんやけど、どうやら領事館の人もしくは区役所の人が、紙の資料を機械に打ち込むときに打ち間違えたみたいで、裁判所の人が、漢字登録されてるのと申請今回してるん違うんですけど、これ大丈夫ですか、て質問があったらしい。

9月24日　お父さん区役所にその手紙提出
漢字間違いのせいで、区役所の人たち猛ダッシュで戸籍謄本出すように頑張るって言うてくれはったらしい。

9月26日　区役所から連絡きて、お父さん、仕事のお昼休み使って戸籍謄本取りに行って、EMSで送ってくれた！ありがとうお父さん！

10月3日　１週間後にEMS届く

10月4日午前　領事館朝一の枠予約して行って、当日発行お願いする。てかそもそも、何で領事館で戸籍謄本も発行できひんねやろう。もし誰も頼れる人が日本にいいひん人やったら、わざわざ戸籍謄本のために日本に帰国するしか選択肢がないんかな。

10月4日午後3時半　無事に当日発行でパスポートゲット。感動。

この半年のプロセスで、お父さんにほんまにむっちゃお世話になった。
昔からこういう細かいことって全部お母さんにお願いしてて、今回お父さん全然何もわからへんところから、手探りでめっちゃ助けてくれて、ほんまに感謝。このために、お昼休みや有給いっぱい使って裁判所や区役所行ってくれてありがとう。

ビザの名前アップデート

10月5日(土)　超速達で新しいパスポートと指定の書類をホームオフィスに送る

10月7日(月)午前9時1分　どうやら無事に着いた模様

10月18日(金)　少し不安になり始める。10営業日やんな？9日目か。Redditで検索しまくってたら、みんな2週間くらいで返ってきたっていってるねんけど、スレッドで、私のパートナーは何ヶ月も返ってきてないとかいってて、めっちゃ不安になる。

10月21日(月)　さすがに今日はくるやろ、と仕事終わりにポスト見にいくも、ホームオフィスからの手紙はなく、めっちゃ不安に。

10月22日(火)　さすがに今日は、と思ってまた見に行くもポストにはなく、いよいよ不安になって、Copilot (Microsoft版のChatGPT）に、ホームオフィスの連絡先を教えてくれってきいて、メールも下書きしてもらって送信。
この時点で、3回ホームオフィスに電話してるねんけど、どれも個別のアプリケーションにはお答えできません、って言われて不安だけが募ってくる。

10月23日(水)　まさかの同僚の友達がホームオフィスの違う部署で働いてるらしくって、その人に聞いてみてくれへん？ってめっちゃ無理なお願いするまで、気持ち的に追い詰められてる。だって、来週から旅行で飛行機もホテルも全部お金払ってしまってるから。
今日はオフィスで働いてたから、帰宅後、ポスト開けたら、まさかの！！！！！！！！！！！！！

ナイロンの手紙が入ってて、パスポートが返ってきた😭😭😭
嬉しすぎ！！！！！！

送ったクリアファイルもまさかの半分折りにされてて、もうこれ使えへんやん。使えるけど、新しい紙ぎゅーんて折れてしまうやん。
ナイロンの封筒に10月22日って書いてあったから、昨日速達で送ってくれたんやなあ。感謝。

てことで、たぶん、到着日を0日として、10営業日で、11営業日目に発送して、12営業日に受領って流れなんやわ。ありがとうホームオフィス。

4月に結婚してから長い道のりやった。やっと名前もパスポートもビザも、日英両方とも変更することができた。
私と同じプロセスをする人たちが、これを見てほっこりできますように。