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神戸空港の発着枠の倍増! 「警備情報″『神戸空港建設』と過激派の介入″」!?
2025年2月16日の『神戸新聞』のサイトに「神戸空港開港から丸19年、感謝の横断幕 搭乗客数は5千万人超 国際チャーター便、4月から運航へ」という記事があった。
「3月30日からは国内線の発着枠が1日120回に拡大される。」と書いてあった。
知らない間に、大変なことになっている。
いつ決まったのか、調べてみると、2024年7月16日の『産経新聞』のサイトの「関西3空港 新飛行ルート合意で発着50万回へ 首都圏追撃に神戸『国際化』成否がカギに」という記事に、「神戸は国内線で1日当たり80回から120回に拡大し、さらに令和12年をめどとする国際定期便の1日40回が加わる。」と書いてあった。
1日120回でなく、160回になるということなのだろうか?と思って、さらに調べてみると、
2023年6月25日の『神戸新聞』のサイトの「関西・神戸空港の発着枠増へ、国が淡路上空に複数ルート新設案 関西3空港懇、8月にも環境検証委設置」という記事に「1日の発着上限を現在の80回から国際線40回、国内線120回の計160回に倍増させる。」と書いてあった。
神戸空港が出来る前の建築物は、航空騒音を考慮していないから、古い建物に住んでいる人たちにとっては、地獄の日々の始まりになってしまうのではないだろうか?
神戸空港の発着枠の倍増で、以前に読んだAmebaブログ『一の谷倶楽部』の「一の谷は、航空ファンの聖地、なのかもしれない。」という記事を思い出した。
それには、
日本国内で、第一種低層住居専用地域で7時~23時の間に24分に1回(日に40便)も、60dB以上の飛行機騒音があるところってほかにあるのだろうか?
ま、騒音が大きいということは、航空機の飛行高度が低く、肉眼でもかなり大きく見えるということだから、一の谷は、航空ファンの聖地、なのかもしれない。
実際、日によってはエンジン音以外の音(空力騒音?)がキーン、ガガ、ガガと聞こえることもあるそうだ。
航空ファンは是非、神戸空港を使って一の谷へ。
などと書いてあったが、これが事実なら、7時~23時の間に12分に1回(日に80便)の60dB以上の飛行機騒音ということになる。
そんなバカな話はないだろう。
きっと、思いやりのある皆様方が、新しい航空路線を考えて、今より、騒音が少なくなるに違いない。
それでも、パイロットや気象条件によって、飛んでる場所が違っているような気がする。騒音の少ない航空路になったとしても、住民の方々は、安心できないだろう。
ずいぶん前だが、こんなことがあった。
関空から旅行したときに、わざわざ須磨から垂水の海岸線の上空を低空飛行サービスしてくれる機長がいたのだ。あれは、アパート暮らしの深夜労働者にとっては、拷問に等しい行為ではないだろうか?
警察化の進んだ社会では、道義的同情は余分なものなので、小金持ちへのサービスが貧困層への拷問になっていようと、気にする人間はいないか・・・。
それに、2006年3月6日の So-netブログ『博士の愛した株式』の「警察カルトによるジェノサイド?」という記事によると、兵庫県や神戸市では、行政に反対すると「極左暴力集団」認定されてしまうそうだ。
兵庫県警察は機関誌『旭影』で、阪神淡路大震災の被災者支援について、以下のような興味深い指摘をしている。
「過激派の反対行動は、空港建設に伴う環境問題等を重視したものでなく、一般市民を運動に巻き込み、その過程で反対運動とかけ離れた政治、経済、社会問題などに関心を持たせ、徐々に過激派が意図する方向に引き入れようとする狙いをもっています。具体的な例としては、昨年の震災直後に”被災者支援”を口実に神戸市内などの被災地に入り込み、言葉巧みに被災者に接近して、『組合』などを結成しているものもあり、このように過激派は、市民の動きに目を見張り、その中に巧妙に溶け込んで、その後の主導権を握るという常套手段を用い、自派組織の拡大を目指そうとしています。」(兵庫県警察極左暴力集団対策委員会事務局「警備情報″『神戸空港建設』と過激派の介入″」『旭影』九月号、兵庫県警察本部教養課、1996年、56頁)と。
私は、ちょっと騒音に苦情みたいなこと書いちゃいましたが「極左暴力集団」じゃないですよ。
一般市民ですよ!
一般的な日本国民、兵庫県民、神戸市民なので、
「私は、神戸市にも兵庫県にもお国にも大賛成です。兵庫県警万歳!!」と、声を大にして言っておきます!
一の谷の住民が航空騒音で苦しんでても、見ないふりしますから〜、イジメたり(ジェノサイド?)しないでね。
2022年06月14日のAmebaブログ『一の谷倶楽部』「一の谷は、航空ファンの聖地、なのかもしれない。」
神戸市のサイトに「航空機騒音定点監視結果(2017年5-6月)」
https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport/archives/kokukisoon/teitenkannshi/teiten_201706.html というデータがある。
監視期間は、「2017年5月30日(火曜)~2017年6月1日(木曜)」の3日間で、
観測地点は、明石市八木、淡路市野島、神戸市須磨区一ノ谷町の3地点。
期間中(5月30日~6月1日〕の「神戸空港の離着陸機総数233機。」(注1より)
一の谷の「ピーク騒音の平均値(dB)」は52~ 61で、「航空機騒音のLAeq[dB]」は43.0~42.2だ。
このデータには注1の他に、
「注2:これまでの調査結果により、航空機騒音の影響が小さかったため、No.3明石市南二見、No.6東灘区向洋町では平成19年度から、No.1明石市船上町、No.7兵庫区吉田町、No.10垂水区舞子台では平成20年度から、No.4淡路市岩屋では平成21年度から、No.8長田区南駒栄町では平成22年度から計測を休止している。」
という注意書きがある。
注意書きではないが、データ表の欄外に「平成25年5月公表より様式を変更しました。」と書いてある。
お役所が、こういう書き方をする場合、「平成25年5月公表より様式を変更しました。」の方が、重要な場合が多い。古文書や『平家物語』を読むのにも、現在のお役人様の態度から、お上や勝者や利害関係者の日本人にありがちな態度を想定して、仮説を立てて読んで、古文書や記録が残っていそうな場所を徹底的に捜査するという研究手法があっても良いのではないだろうか、と思う。
話がそれた。
何か重大な発見があったかのような、書き方だが、ただ、他の観測地点のデータが気になっただけだ。
他の観測点のデータの
「航空機騒音定点監視結果(2006年2月)」(https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport/archives/kokukisoon/teitenkannshi/teiten_200602.html 監視期間は、2006年2月年2月16日(木曜)~2006年2月年2月22日(水曜)の7日間。)
と
「航空機騒音定点監視結果(2006年10月)」(https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport/archives/kokukisoon/teitenkannshi/teiten_200610.html 監視期間は、2006年10月17日(火曜)~2006年10月19日(木曜)の3日間。)
とを確認してみた。
「航空機騒音定点監視結果(2006年2月)」は、須磨区一の谷町(観測地点は一ノ谷4丁目自治会館、用途地域区分なし)は、観測機数計231機で「うるささ指数(WECPNL) 」55 、「ピーク騒音の平均値(dB)」65で、どうどう1位のうるささである。2位の明石市南二見(用途地域は工業専用地域)は観測機数計2機で39 、62。3位の神戸市長田区南駒栄町(用途地域は工業専用地域)は観測機数計130機で48、61。4位の神戸市兵庫区吉田町(第二種住居専用地域か?)は観測機数計147機で48、60。上位4位までが、「ピーク騒音の平均値(dB)」60以上である。
「航空機騒音定点監視結果(2006年10月)」は須磨区一の谷町が観測機数計84機で「うるささ指数(WECPNL) 」51、「ピーク騒音の平均値(dB)」63で1位。神戸市東灘区向洋町(商業地域か?)が観測機数計5機で37、61。神戸市垂水区舞子台(商業地域か?)が観測機数計51機で46、60。南駒栄町が観測機数計49機で45、60。吉田町が観測機数計27機で44、60。
向洋町は「60dBを超え60dBを超え2機(40.0%)」。舞子台は「60dBを超え70dB以下 19機(37.3%)」。南駒栄町は「60dBを超え70dB以下 18機(36.7%)」。吉田町は「60dBを超え70dB以下 10機(37.0%)」。
一の谷町は「60dBを超え70dB以下 47機(56.0%)」となっている。
「2006年度 航空機騒音常時監視結果」をみると「航空機騒音常時監視結果 垂水五色山監視局 2006年10月分」https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport/archives/kokukisoon/jyouji-kansi/2006/tarumigoshikiyama/gosiki_200610.html では、
17日が観測機数計27機で52、63。18日が観測機数計32機で53、64。19日が観測機数計34機で53、64。3日間の観測機数計は93機である。須磨区一の谷町が観測機数計84機なので、未確認飛行物体が9機着陸したことになる、のだろうか?
「神戸空港の飛行経路」https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport/hikokero/index.html によると、離着陸は明石海峡を通るので、同じ時間帯に調査をした場合は、観測機数計は同じになるはずなので一の谷84機で垂水五色山93機はありえない。また、通常神戸空港に近い一の谷の方が高度が低いはずで、騒音も大きくなるはずである。※航路直下ではないが鉄拐山などの反響(木霊?)の影響も考える必要ありか?
なお「垂水五色山監視局」(神戸市垂水区五色山4丁目の五色塚、第一種中高層住居専用地域)の「ピーク騒音別機数」は年間で「60dB以下 308機(29.3%)」「60dBを超え70dB以下 733機(69.8%)」「70dB超 9機(0.9%)」となっている。「垂水五色山監視局」の「うるささ指数(WECPNL) 」と「ピーク騒音の平均値(dB)」年間平均は54、64である。一の谷の観測期間中の「うるささ指数(WECPNL) 」と「ピーク騒音の平均値(dB)」は51、63なので、年間通して観測すると「垂水五色山監視局」と同じくらいになりそうである。
観測機数計231機と標本数の多い「航空機騒音定点監視結果(2006年2月)」で、須磨区一の谷町(観測地点は一ノ谷4丁目自治会館、用途地域区分なし)は「うるささ指数(WECPNL) 」「ピーク騒音の平均値(dB)」が、55 、65であったことを考えると「垂水五色山監視局」より騒音が酷いかもしれない。
ちなみに「2006年度 航空機騒音常時監視結果」の「航空機騒音常時監視結果 ポートアイランド南監視局 2006年10月分」https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport/archives/kokukisoon/jyouji-kansi/2006/portisland/pi_200610.html では、2006年10月17日(火曜)~2006年10月19日(木曜)の3日間の観測機数計は0で、データ無しである。
須磨区一の谷町(観測地点は一ノ谷4丁目自治会館、用途地域区分なし)は、山陽電鉄の線路のすぐ側の山側にあることから、山陽電鉄の騒音を除いて、ということなのだろうが、神戸空港を利用する旅客機の騒音の影響を調べるのが目的なら、鉄道・道路・工場・商業地域などがもともと近くにある場所で騒音監視するのは、あまり意味がないように思う。
「4. 新飛行経路による影響 - 国土交通省」https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwivj-67qLP4AhWDwYsBHfWzC1MQFnoECB8QAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.mlit.go.jp%2Fkoku%2Fhaneda%2Farchive%2Ffaq%2Fpdf%2F07.pdf&usg=AOvVaw3F4USfSitmAekm6e4t_ge7 をみると、機種別の想定騒音レベルがあるようなので、飛行航路沿い(騒音が予想される)の住居専用地域の神戸空港開港前の騒音レベルと開港後の騒音レベルを比較すべきだろう。
「神戸空港の飛行経路」https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport/hikokero/index.html 、「神戸空港発着飛行機」https://www.kairport.co.jp/terminal/view/airplane 、「全便 フライト時刻表 - 神戸空港」https://www.kairport.co.jp/sp-flight/all.php などを合わせれば、明石から神戸市内の航空機騒音想定分布地図が簡単にできそうだ。
須磨区一の谷町(観測地点は一ノ谷4丁目自治会館、用途地域区分なし)の場合、一の谷4丁目ではなく、一の谷2丁目(第一種低層住居専用地域、安徳帝内裏跡あたり)で騒音監視すべきである。一の谷4丁目の観測地点より一の谷2丁目の方が標高が高かく低層住宅専用地域なので、周囲に音を遮る高層建築がないことから、より航空騒音が大きくなると考えられる(素人の仮説)。現在の観測地点より山側(250メートルほど)になるが現在の観測地点より神戸空港に近く(250メートルほど)標高も高い(25メートルほど)ことから、現在の観測地点より騒音が極端に少なくなるとは考えにくい、だろうたぶん。
「山、海へ行く」(須磨区や西区の山が海へ行って神戸空港などが出来たらしい)ために「鵯越、兵庫区へ行く」ということが必要だったように、「人、神戸空港へ行く」ためには航空機騒音観測点も、第一種低層住居専用地域から、商業地域・工業地域・指定無しの地域へ行く必要があったのかもしれない。
神戸市の「工場・事業場からの騒音・振動の規制について」https://www.city.kobe.lg.jp/a66958/business/todokede/kankyokyoku/souon/souon.html によると、
(騒音関係)
昼間(8時から18時) 朝(6時から8時)夕(18時から22時) 夜間(22時から6時)
第1種区域 50dB 45dB 40dB
第2種区域 60dB 50dB 45dB
第3種区域 65dB 60dB 50dB
第4種区域 70dB 70dB 60dB
となっている。
(騒音関係)
指定地域は、都市計画法における用途地域で4つに区分されています。
区域 用途地域
第1種区域 第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、田園住居地域
第2種区域 第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域、市街化調整区域
第3種区域 近隣商業地域、商業地域、準工業地域
第4種区域 工業地域、工業専用地域(内陸部に限る)
第一種低層住居専用地域は、最も規制が厳しい地域で、現在ある観測地点は商業地域、工業地域、指定無しが多い。
環境省のサイトには「この環境基準は、航空機騒音、鉄道騒音及び建設作業騒音には適用しないものとする。」https://www.env.go.jp/kijun/oto1-1.html と書いてあるが、28機(2006年10月観測機数計84機÷3日機=28機/日。2006年2月観測機数計231機÷7日=33機/日)の約半分が60dB以上で飛んで、いや、今は76便に増えている(80便にするそうだ)そうだからその約半分が60dB以上で飛んでいるということになりそうだ。
7時から23時までで80便にするということだから、単純に計算すると1時間に5便(80便÷16時間〔23時-7時〕)飛ぶということになる。12分に1回、いや半分以上が60㏈を越えるということだから、24分に1回60デシベル以上の騒音がすることになる。※データが明らかにされていないが半分弱の便が60デシベル以下でも60デシベルに近いのかどうかで、話は全然違ってくる。
日本国内で、第一種低層住居専用地域で7時~23時の間に24分に1回(日に40便)も、60dB以上の飛行機騒音があるところってほかにあるのだろうか?
ま、騒音が大きいということは、航空機の飛行高度が低く、肉眼でもかなり大きく見えるということだから、一の谷は、航空ファンの聖地、なのかもしれない。
実際、日によってはエンジン音以外の音(空力騒音?)がキーン、ガガ、ガガと聞こえることもあるそうだ。
航空ファンは是非、神戸空港を使って一の谷へ。
※ついでに船の騒音の測定もしてもらいたいものだ。飛行機もそうとううるさいらしいが、未明からの船の騒音がハンパない(鉄拐山や鉢伏山、一の谷や二の谷の谷筋を反響して轟音に?)そうだ。「環境基準は、航空機騒音、鉄道騒音及び建設作業騒音には適用しない」らしいが、船の騒音は完全に野放しのようだ。
第一種低層住居専用地域といっても、
例外の騒音があるので不動産購入の際は十分注意しましょう。
2006年3月6日の So-netブログ『博士の愛した株式』「警察カルトによるジェノサイド?」
久野収・鶴見俊輔『現代の日本思想』によれば、当時の国策の反対者と見えるものは、すべて「アカ」であったそうである。
「私の知人の七十歳のおばあさんは、ダンスをよくする若い人を評して『まあ昔のことばで言えばアカだね』といっていた。この言葉の用い方に、敗戦までの『アカ』についての社会通念がよくうかがわれる。天皇の病気にかまわず若い者がダンス会をひらくもの、共産党の同調者となるのも、ともにアカの思想にそまっているという点では、同一なのである。」(久野収・鶴見俊輔『現代の日本思想』岩波書店、1956年、30頁)と述べている。つまり、警察カルトの反対勢力を、すべて「アカ」と呼んだのである。
このことは、現在もかわりない。「アカ」という言葉が、「左」「(新)左翼」「過激派」「ゲリラ」「テロリスト」「反対勢力」(「パラサイト」「ニート」等の言葉も「アカ」と同様の効果を持つものと思われる)等々に置き換わっているのである。
兵庫県警察は機関誌『旭影』で、阪神淡路大震災の被災者支援について、以下のような興味深い指摘をしている。
「過激派の反対行動は、空港建設に伴う環境問題等を重視したものでなく、一般市民を運動に巻き込み、その過程で反対運動とかけ離れた政治、経済、社会問題などに関心を持たせ、徐々に過激派が意図する方向に引き入れようとする狙いをもっています。具体的な例としては、昨年の震災直後に”被災者支援”を口実に神戸市内などの被災地に入り込み、言葉巧みに被災者に接近して、『組合』などを結成しているものもあり、このように過激派は、市民の動きに目を見張り、その中に巧妙に溶け込んで、その後の主導権を握るという常套手段を用い、自派組織の拡大を目指そうとしています。」(兵庫県警察極左暴力集団対策委員会事務局「警備情報″『神戸空港建設』と過激派の介入″」『旭影』九月号、兵庫県警察本部教養課、1996年、56頁)と。
警察は、過激派(警察の監視対象)と過激派ではない一般市民(警察の監視対称でない)をどのように見分けるのであろうか?
警察の下部団体(CR戦略・CI活動によって警察の利益団体化された地域住民)とそうでなはい団体という区分しかないのではないか。つまり、警察の下部団体以外の住民運動は、すべて監視対象、「過激派」ということになるのである。これは、創設以来、日本警察カルトが行ってきた常套手段である。
村八分という行為を分析的に行える(個々の合法的・合理的な行為を総合すると村八分という行為になるが、個々の人間の関係性〔役割分担〕が明確でないことから、法律的に犯罪を構成しない状況)社会システムを作っているのである。
警察カルトは、警察カルトが自己のイメージを、「番人」から「武士」というイメージに置き換えようとした時の廉恥の恐怖(モラル・ハラスメント〔精神的暴力〕)を世間にばら撒いているのだ。
村八分という行為を分析的に行える社会システムが、一定の規模でモラル・ハラスメント(精神的暴力)の被害者が連携できない状況であれば、自殺やテロ的殺人の発生要因となるのであろう。
そして、より広範囲にこの社会システムが普及し、インターネット等の発展によって、モラル・ハラスメント(精神的暴力)の被害者が連携し、組織的に行動したとき、集団自殺やテロということになるのであろう。
集団自殺やテロは警察カルトの浸透の度合いが大きければ大きいほど多発するのではないか。
そして、それに対する恐怖は、警察カルトへの依存を高めていくのである。つまり、マッチ・ポンプの関係で、警察カルトは、益々浸透していくのである。
さらには、警察カルト化された社会で、モラル・ハラスメント(精神的暴力)によって疲弊した市民は、社会の基礎単位である家族さえ持とうとせず、新しい世代が生まれなくなる。これは警察カルトによるジェノサイド(genocide:ある民族・国民の計画的な集団虐殺)ではないのか?
「反社会的」という語にも、注意しなければならない。警察の裏金問題、警察官による各種凶悪犯罪、軽犯罪が、警察官や警察組織の反社会的行為といわれることがないということである。なぜなら、警察カルト化した社会では、警察カルトの反警察カルト的行為という言語表現はありえないのである。だから、警察官や警察組織の反社会的行為という表現がないのである。
警察カルトの国家では、国家=警察カルト=社会なのである。
警察組織上げての裏金問題、警察官による各種凶悪犯罪、軽犯罪が起こった際、警察以外の組織が行えば必ず反社会的といわれるような行為が警察組織にあった際、警察の広報担当やマスコミが、警察官や警察組織の反社会的行為という表現を使うかどうか、注目していよう。
2009年5月18日の So-netブログ『博士の愛した株式』「阪神淡路大震災はチャンス! 井戸知事様は言っただけだが、兵庫県警は、『阪神淡路大震災はチャンス!』と考えていただけではない。」
兵庫県の井戸知事様が、「関東大震災が起こればチャンス」と本音を言ってしまい各方面から、被災地の知事として許せない等々、非難の的となったことがあった。
井戸知事様は言っただけだが、兵庫県警は、「阪神淡路大震災はチャンス!」と考えていただけではない。
兵庫県警は、阪神淡路大震災をチャンスととらえ、実際に警備活動を展開したのである。
女性警察官の「のじぎく隊」の役割が何であったか、市民は気付くべきである。
「のじぎく隊」の隊長が、兵庫県警初の女性署長となったのもただの偶然ではないだろう。
また、警察は神戸空港に反対する人々を過激派扱いしている。
兵庫県警は「過激派の狙い」として「過激派の反対行動は、空港建設に伴う環境問題等を重視したものでなく、一般市民を運動に巻き込み、その過程で反対運動とかけ離れた政治、経済、社会問題などに関心を持たせ、徐々に過激派が意図する方向に引き入れようとする狙いをもっています」と述べている。
巨費(税金)を投じた神戸空港建設は、きわめて重要な「政治、経済、社会問題」であり、一般市民が関心を持つのは、当然のことであるが、兵庫県警は、一般市民に「政治、経済、社会問題などに関心を持たせ」ることを、極左暴力集団の活動と断定している。
このブログで何度も指摘したが、警察は、市民に「政治、経済、社会問題」を考えさせないように、市民に対して社会教化運動を行っているのである。そして、この記事が掲載されている兵庫県警察機関誌『旭影』は、兵庫県下の警察が認めた有識者等(警察カルト)に配布されているのである。
自由と民主主義を国是とする日本に、なぜ、このような警察が存在するかは、簡単である。
議会も検察も裁判所も警察をチェックすることができないからである。
新聞記者たちもグルだからである。
一般市民に「政治、経済、社会問題などに関心を持たせ」ることを、極左暴力集団の活動と断定している兵庫県警察機関誌『旭影』に、読売新聞神戸総局兵庫県警察本部キャップが寄稿している。
『旭影』に何が書いてあるか知っていて寄稿しているのだろうか?
それとも知らずに寄稿しているのだろうか?
地元紙の神戸新聞も以前から、兵庫県警察機関誌『旭影』に寄稿し、警察官のトモダチであることを繰り返し強調していることは、このブログのどこかで書いた。
こんな、ヒトたちに警察カルトを批判チェックできるはずがない。
これが、阪神淡路大震災の教訓(警察の不手際が被害拡大の最大の要因)が語られない理由なのだろう。
(兵庫県警察機関誌『旭影』の画像は省略)
「APEC大阪会議開催に向けて」:「震災によるアジトの移転」「今がアジト発見のチャンス」という記述があります。
(兵庫県警察機関誌『旭影』の画像は省略)
「『神戸空港建設』と過激派の介入」:兵庫県警は「過激派の狙い」として「過激派の反対行動は、空港建設に伴う環境問題等を重視したものでなく、一般市民を運動に巻き込み、その過程で反対運動とかけ離れた政治、経済、社会問題などに関心を持たせ、徐々に過激派が意図する方向に引き入れようとする狙いをもっています」と述べている。
(兵庫県警察機関誌『旭影』の画像は省略)
「頼もしき人たちへ」読売新聞神戸総局兵庫県警察本部キャップ
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