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『東京原発』(2002年)というコメディー映画を観た。

『東京原発』(2002年)というコメディー映画を観た。

天馬都知事(役所広司):
「…責任者、だれだ」

松岡原子力安全委員(益岡徹):
「なに言ってるんですか。国のやることに責任者なんかいるわけないでしょ」

という部分だけを観れば、ドキュメンタリー映画と間違えそうだ。

この映画に出てくる政治家や行政担当者のような人間は、実際には存在しないだろう。

この映画の政治家や行政担当者はかなり、高級に描かれているようだ。

ま、そんなことはどうでもよいが…

「東京に原発を!」というだけで、笑ってしまう。

本当に原発が安全なら、東京に原発があっても不思議ない。

東京に原発がないという現実が、原子力発電の危険性を物語っている。

しかも、安全を訴えるヒトビトの不誠実ぶりをよく示している。

この事実(東京に原発がない)だけでも、お笑いのネタになりそうだ。

リートン作:東京原発

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