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自分の理想を叶えるために。しのぶさんが見つけたWebデザイナー兼ライターという働き方

人生は選択の連続。
コロナ禍で大好きな旅行会社をやめる決断をした、しのぶさん。

それでもやっぱり旅行に関わりたい。
世界中を旅したい、その思いで未経験のWebデザイナーの道へ。

理想の環境は自分でつくる。
その何事にもおそれず挑戦する強さと、秘めた思いを聞かせていただきました。



「世界中を旅したい」
自分の理想を叶えるため、Webデザイナーに



ーー「世界中を旅したい」という、しのぶさんの思いがとても印象的だったんですが、そう思うようになったきっかけはありますか?


前職では旅行会社につとめていました。

会社の同僚は、本当に旅行が好きで働いている人が多くて。
連休があればすぐ海外旅行!みたいな(笑)
その影響で海外旅行に魅力を感じはじめました。

それまでも海外旅行に興味はあったけど、旅行よりもメイクやファッションが好きでそこにお金を費やしていたので、初めて海外に行ったのは社会人になってから。

そのときはスペインとフィンランドに行ったんですが、新しいことを知るのが楽しいって感覚でしたね。
旅行に魅了されてからはここにお金をつかいたい!と思うようになりました。

まだ行ったことがない国ばかりなので、これからはいろいろなところに行ってみたいという思いで「世界中を旅したい」と掲げています。



ーー新しいこと知るのが好きな、好奇心旺盛な性格なんですね!
では、Webデザイナーという仕事をめざしたのは好奇心から……?


たしかに、好奇心旺盛ではあるかも。

でもWebデザイナーに興味をもったのは、新型コロナウイルスの影響で前職の旅行会社の事業が打撃を受け、辞めざるをえない状況になってしまったことがきっかけです。

その後転職活動もしたんですが、どの業界を見ても、やりたい仕事が見つからなくて……。

本来は仕事をして生活を安定させるのが先かもしれないけど、唯一本当にやりたいと思えたことが旅行でした。
だから旅行できる環境をつくるために、時間や場所にとらわれず働ける、Webデザイナーをめざしました。


フリーランスという働き方へ、迷わず踏みだした一歩



ーーそのような経緯で会社員からフリーランスWebデザイナーへ。
会社員時代とはまったく違う働き方だと思いますが、踏みだすときに迷いはありませんでしたか?


具体的な方法までは考えていなかったんですが、昔からいつかは独立したいなと思っていたので、ならば今このタイミングで、と思いました。

どうにかなるし!みたいな根性があったので、怖いという気もちはあまりなかったかもしれないですね(笑)


ーーすごい!なんとかなる精神、素晴らしいです!
実際にフリーランスとして働いてみて、向いていると思うところや大変なことはありますか?


向いていた、というより良かったと思うのは、自分の第一印象について。

私、ありがたいことに第一印象が良く見えることが多いんですが……。
自分のことを知ってもらうほど、印象がさがってしまうのではという不安があったり、会社員時代には人よりも多く仕事を任されてしまったり、あまり良いことがなかったんです。

でもフリーランスとして働いてみると、初対面で良い印象をもってもらえるのはすごく大事なことだと気づいて。
今では、せっかく良い印象をもってもらえたから、期待に応えたいという良い意味でのプレッシャーに変わりました!

逆に大変なのは、毎月確実にお給料がはいってくるわけではないので、収入面の不安が常につきまとうこと。

それでも、フリーランスという働き方は続けていきたいと思いますね。
まだ旅にもでられていないですし、この環境をもっといかして海外ワーケーションなどもしたいです。



一冊の本との運命的な出会いから、ライターの道へ


ーーWebデザイナーをしながら、ライターをはじめた理由はありますか?


もともと独立を考えたときに、Webデザイナーとライターのどちらも選択肢にありました。

でも、お仕事の取りやすさや単価の大きさという収入面を考えたうえで、まずはデザインを学ぼうと思って、Webデザイナーをえらびました。

なので、前からライターもやってみたいお仕事のひとつだったという感じですね。



ーーそうだったんですね!
ライターをやってみたいと思うきっかけはありましたか?

大学を卒業してすぐに『すべて真夜中の恋人たち』という小説に出会ったのがきっかけです。

その小説は言葉えらびが美しくて好きな本なんですが、特に主人公に共感できる点がとても多く、私の心に残っていて。
その主人公が校閲の仕事をしていたことから、編集という仕事に憧れをもつようになりました。

もし学生のときにこの本に出会っていたら、出版社への就職をめざしていたかもしれない、と感じた一冊ですね。

そこから、いつか編集者になることをめざしつつ、まずはその道筋にあるライターの仕事をやってみたいと思うようになりました。

ーーとても運命的な一冊との出会いだったんですね。


ワンストップでサービスを提供できる存在に。
Webデザイナー兼ライターとして、しのぶさんがめざすこと


ーーではこれからライターとして、今までのご経験からどのような場面でクライアントさんのお役にたてそうですか?


過去にエッセイをいくつか書いたことがあって、自分の気もちや感情を文字にするコラム記事やエッセイは私の得意分野です。

実は私、日記をつけていて。
それ自体は箇条書きだったり、感情的な文章だったりして使えないんですが、書かれた言葉を組みあわせると、良い文章が生まれることがあるんです。
自分のなかに日記というストックがあるので、それをエッセイにいかしていきたいですね。

ジャンルでいうと、美容が好きなので、美容皮膚科のホームページのコラム記事や、
ドラマやアニメを見るのも好きなので、TVerプラス(エンタメ情報メディア)のようなコラム記事も書いてみたいです。


ーーしのぶさんのエッセイは、文章に引き込まれる感覚があり感動しました。これからもしのぶさんが書く文章を読むのが楽しみです!

最後に。これからWebデザイナー兼ライターとして活躍されると思いますが、挑戦してみたいお仕事はありますか?


今、私はMoi Creative Lab.という屋号で活動しています。

「Moi(モワ)」はフランス語で「私」を意味し、
Webデザインとライティングのお仕事を通じて、「私らしさを表現したい」「クライアントさんそれぞれがもつ私らしさを表現したい」という2つの思いを込めています。

結構ひとりで、あれもこれもやりたくなってしまうタイプなので(笑)
今後はマーケティングなどもしっかりと勉強して、Web系の仕事なら私に頼めば大丈夫!と思ってもらえるような、ワンストップでサービスを提供できる存在になりたいですね。

そのためにインプットとアウトプットを続けていきたいです。

それからやっぱり、大好きな旅行や観光に関するお仕事がしたいですね。

たとえば、日本の駅に貼ってある観光ポスターなどのデザインからコピーライティングまで、すべて自分でつくりあげるというのが今の大きな夢です!





最後には素敵な夢もお話しいただき、自分の理想をめざして、努力し挑戦しつづける姿勢に、学ぶことばかりでした。

すでにWebデザイナーとして活躍されているしのぶさんですが、
ライターとしてさらに輝かれていく姿が楽しみです!

ありがとうございました。

しのぶさんのnoteはこちら。



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