STEP5 産後のサポートを検討する
日本では出産後1ヶ月は家事や育児をできるだけしないようにゆっくり休息をとる必要があると言われます。一方でアメリカでは産後2日で退院、産後一週間で赤子を連れて産後健診に出向き、ワーママは育休も日本企業ほど取得できないのが一般的で、早々に職場復帰する。それを聞くと、アメリカ人のママってすごいな!と思います。
でも、アメリカ人のママたちは決して無理しているわけではなくて、日本人のママたちよりも他の人に頼って、巻き込んで、家事や育児をするのが上手なんだと思います。公園にはベビーシッターさんに連れられた子供たちがたくさんいるし、アメリカ人のワーママの友達は家事も旦那と折半が当たり前でしょという考え。
コロナ下で日本の親族からのサポートが難しいこのご時世に日本人向けの産前産後ケア、シッターサービスをご紹介します。
まずは、ボストンでドゥーラをされている相川育世さん。日本語での両親学級なども担当されていたり、マタニティグループの運営にも携わっていらっしゃるのでご存知の方も多いんじゃないかな。産後直後から12週、出産直後の3ヶ月を中心に集中したケアを行ってくださいます。
食事作りや掃除、上のお子さんのお世話や、産まれた赤ちゃんのお世話、母乳育児の確立のお手伝い等「何でも依頼してください」と言って頂いたのが心強く、産後に3回ほど食事作りと上の子たちのお世話をお願いしました。正直3人目にもなると赤ちゃんのお世話に関してはほぼ心配していなかったのですが、体力的に最も辛い食事作りや皿洗いなどをお願いできたのは本当に助かりました!また、上の子供たちは相原さんと一緒に自転車に乗ったりタンポポを摘んだり、少し高いところからジャンプして遊んだのがとても楽しかったようでした。また機会があればお願いしたいなあー産前産後にケアをお願いをしたことがある場合は、産後3ケ月を過ぎてもサポートに来ていただけるそうです!
続いては、日本人のベビーシッターサービス「ボストン日本人ベビーシッターネットワーク」。こちらはボストン日本人ワーキングマザー・プレママの会(JWMoms)がボランティアで立ち上げ、管理しているネットワークです。
日本人のシッターを探しているママ/パパ、シッターをしたい日本人、の両者に「出会いの場」を提供しており、登録料・利用料は無料。サービスの内容・料金に一定の決まりはなく、基本的にはママ/パパ側が「こういう内容で、このような料金で、この期間シッターをお願いしたいのだけど誰か出来る人いますか」と一斉メールを使って呼びかけ、登録されているシッターさんの中で、やってもいいなと思う人が募集に対して返事をする、という仕組みを取っています。
シッターネットワークに登録するためには、JWMomsに登録するか、以下から問い合わせをする必要があります。私はJWMomsに登録した上でシッターネットワークにも登録しています(まだ活用したことはありません)。
「郷に入っては郷に従え」の精神で、色んな人に頼りながら、産後のママは無理せずに笑顔で過ごせるといいですよね。どなたかの参考になれば幸いです。
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