乳児の食事と大人の食事
久しぶりにnote更新。
断乳して完全なミルク生活になり、こっちゃんは離乳食が始まっている。
(断乳についてはまた別で記事で)
「♪大きなお口をあ~んあ~ん♪
あ~~~~ん!こっちゃん~~~!!
あ~~~だよ あ~~~~あ~~~~~」
と、テレ東の赤ちゃん番組「シナぷしゅ」の「まんまの歌」をエンドレスで歌いながらのお食事タイム。
こっちゃんは顔面アートを楽しみ、合間に椅子の味見をして、集中力が続く限りは出されたものを諾々と食べている。
「世の中にはもっと旨いものがあるのに…」
…と思いながらあげているので
「おいしいね~♪」
とこっちゃんに語りかける自分に欺瞞しかない。
とはいえ、離乳食は便利商品を駆使しつつ楽しく準備している。
コープ商品にお世話になり過ぎてて、コープに足を向けて眠れない。
コープがどこか知らんけど。
でもしらすから塩分を抜いてすり潰したり、20分茹でた卵黄を湯冷ましで伸ばしたりして、それらを10gずつに分ける作業は、おままごとみたいな楽しさがある。
しかし、塩分を抜いたしらすには、しらすの良さが残っていなかった。
こっちゃんよ…。
早くしらすの本来の美味しさを味わえるように頑張れよ…。
実は2009年にWHOが「乳幼児の栄養法」のガイドラインを改定して、日本では2019年に厚労省が『授乳・離乳の支援ガイド』を改定したことで、最近「補完食」というものが0才児の食事の新たなスタンダードとして提唱されている。
重湯や10倍粥からスタートが当たり前だった日本の離乳食の常識が一部覆ってきているのだ。
雑に説明すると、ミルクだけでは不足するエネルギーと栄養素を積極的に食事で与えるというもので、胃の小さな赤ちゃんには一食のカロリーと栄養素(鉄・亜鉛・ビタミンA・D・カルシウム)を強化したものを与える必要があるというもの。
離乳食メーカーも今季で軒並み商品を「鉄分強化」にシフトチェンジしていて、この夏はリニューアル前の離乳食がドラッグストアで叩き売りされていた。
(あ、ダジャレ…)
…とは言いつつ、私は無理しない程度に「補完」の概念を取り入れて離乳食をすすめている。
さすがに今まで液体しか飲んでなかった乳児にエネルギー重視で5倍粥を食べさせるチャレンジ精神はなかったので、5ヶ月に入った途端に10倍粥でスタートして、駆け足で濃いめのお粥にシフトしていくなど。
食べ具合と食後の様子を見つつ、補完食とアレルギーとネントレスケジュールを加味しつつ、日々こっちゃんの食事を用意して、合間に調べ物やSNSでの情報交換をするなど。
そんな事をしていたら別の問題が発生。
『大人の食事用意するの、もっと簡単にしなくちゃ時間が無い…』
ただでさえ、今まで用意も含めて15分以内で済んでいたこっちゃんの食事が、準備・片付けも含めると40分はかかるようになった。
体力がついてきて、日中4回だった昼寝が2・3回になり、ガッツリ家事に取れる時間も少なくなっている。
そしてこの二日間でいきなりズリバイができるようになったのでますます目が離せない。
復職も見据えて、大人の食事もストック制を導入して料理の時短をする事にした。
いわゆる「つくおき」ではない。
私自身の食い意地の問題なんだけど
「今日食べたいものが食べたい。」
「作り置きはテンション下がる。」
「夕飯が炭水化物じゃ酒が飲めないから小鉢が欲しい。」
「たまにお腹温める汁物も欲しい」
という、中身が呑兵衛親父な私である。
おかげで今まで「料理」に関してだけあんまり家事の最適化は進んでいなかった。
(旦那氏は多分「夕飯はカレー!」の方が喜ぶ)
作り置きおかずはその日の自由度が狭まるので、野菜の下処理ストックをすることにした。
参考資料は、主に
・瀬尾栄子さんの「賢い冷蔵庫」
・大原千鶴さんの「大原千鶴のささっとレシピ」
・タサン志麻さんの「志麻さん式 定番家族ごはん」
などなど。
(他は日々録画で見ているお料理番組など)
オーソドックスな保存術も含めて、写真無いのもあるけどご紹介。
ごぼうとれんこんともやしとニラは切って水漬け(ほぼそのままの状態が維持される)
キャベツや白菜は塩水漬け(500ccに小さじ2の塩。辛くなく適度にくたっとなってすぐに料理に使える)
キャベツは塩水漬けにする以外は千切りに(千切りにしてたら何かにはなる)
※写真は大葉も一緒に千切りしている。フライとかに添える時はコレがさっぱりしてて好き
※キャベツはレンチン保存も量が減って使いやすい。
大根ときゅうりは軽く塩して絞らずにタッパーへ(細胞壁を壊さないことで、一週間は余裕で保つ)
万能ねぎとピーマンは切りおき
にんじんは軽くレンチン
青菜は一袋一気に茹でて醤油洗いまでした状態でギュッとしぼらずタッパーへ。
茄子は皮付きのまま4方向に切れ目を入れた状態でアク抜きをしてラップしてレンチン後、好きなドレッシングをかけて冷蔵庫(塩と酢と油であればなんでも)
紫蘇はコップの中に茎が水につくくらいの水を入れて上から袋を被せておけばずっと新鮮。
固く茹でたオクラと油揚げとチーズは冷凍
番外編としては椎茸の含め煮を多めに作って冷凍したの(冷やし中華とか春雨サラダに使う)
洗い米(水気を切ったら冷蔵庫で3日保つ)
とにかく茹でるとか切るとか洗うとか、そういう手間を一気にやっつけることで日々の手間を削減。
今、我が家の冷凍庫は離乳食のストックでぎゅうぎゅうで、冷蔵庫は大人の食事のストックでぎゅうぎゅうである。
しかしこの冷蔵庫で1番幅を利かせているのは、白ワインと赤ワインのストックである。
これが無くなれば鍋ごと冷蔵庫に突っ込めるものもあるのに。