秘密の戯言21
「黒歴史との相互性。」
こんばんは。最です。あやなちゃんです。いかがお過ごしでしょうか?突然ですが、あなたには”黒歴史”はありますか?
思い出したくもないのに生活の中でたまにふとよぎって赤面したり、枕に顔を埋めバタバタするようなあの思い出。誰にも知られたくないし、自分の脳内も含めてなかったことにしたくなるあの憎き記憶。どうでもいいのに覚えてなきゃいけないことより色濃くしつこくこびりついて離れないアイツ。もちろん私にもたくさんあって、「あの人の記憶から私に関する都合の悪い部分だけ消すことができればいいのに!」と思い悩み、それは根が張りめぐされその根の分岐点から「ああそういえばこれもそうだ!あれもそうだ!」と果てしない赤面地獄に陥ることもあります。
でも当たり前だけど消えないね。人の記憶をこっちの都合で消すことなんて不可能だし、自分の中の記憶を消すことももちろんできません。忘れることも簡単にはできません。あのときの自分の言動、誰かを傷付けてしまったであろう発言、所謂”痛い”言動。「「「忘れてくれ!!!」」」って言っても思ってももちろん消えません。
話は変わりますが、最近の私といえばベッドから天井を見つめて1日が終わるか、Twitterランドを眺めて終わるような日々を過ごしていたのですが、この黒歴史というやつはそんなつまんない変わり映えのしない日々から生まれるものではないかと気付いたんです。あの頃の私は何かを変えたくてこうしちゃおれんくて、衝動を抑えきれなくて最善を尽くして起こした言動なのです。
一生懸命やったことがいつか”黒歴史”になってしまうとしても「わー!黒歴史じゃーん!」って思えるってことは実は良いことのように思えます。真の黒歴史とは「何も起こさなかったこと」なんじゃないかと思います。
曲とかライブとかこのnoteだって、何年か後にはきっと黒歴史になるんだと思う。それでも何も起こさないよりマシだ。私はいつだって誰かと繋がっていたくてこうしちゃおれんくて必死にもがいている。良い悪いの評価ももらえないかもしれないし、馬鹿にされ続けたとしてもいつかの何かや誰かに繋がると信じて曲を作ってライブをして発信し続けている。「あの頃の私(僕)って可愛いよね。」って思えたら最高。
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■あやなちゃん
最という名で活動中の音楽家。
10.19神戸市出身。現在は東京在住。
主にギターか鍵盤を用いての弾き語り。
最近DTMも始めました。(詳しいプロフィールはこちら)
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