見出し画像

秘密の戯言23

「本当にあった怖い話。」

 こんばんは。最です。あやなちゃんです。いかがお過ごしでしょうか。先日配信をしていたところ「怖い話」で盛り上がりまして、私はこの手の話がめっぽう苦手なのですが、視聴者様からいただいたエピソードがあまりにも秀逸だったので皆様にご紹介させていただきたいと思います。(掲載許可はいただいております。)苦手な方は閲覧注意でお願いします。

 高校のころ祖父母のお遍路バスツアーに何度かついて行ったことがある。ある山を背後に背負ったお寺で時間があったのであたりを散策した山の上にも建物が見え、参道入り口に道祖神が等間隔に置かれていてそれを目印に少し上ってみた。らせん状に上がっていったが登りきる前に時間がなさそうだったので引き返すことに。もと来た道を戻ろうと振り返ると道祖神が無い、というか道が無い。少しパニックになるも下を見ると幸いお寺さんが見えたので道なき斜面を滑り降りた。何事もなく降りれたものの改めて見返すと参道入り口の道祖神は当然なく、なんなら山の上の建物もない 祖母には笑われたがお坊さんによると「たまにある」そうです。

関西在住 Oさん


 若い頃、京都での1人暮らしの頃、たまたま桂川で自殺未遂の同年代の男性を見掛けて話し掛けた。まぁ普通に生きてて二の腕に深い切り傷あって小刀を持ってた。 自分から「自殺しようとしました。」って言ったけど、心配やから、「辞めとき。」言って家に連れて帰った。 寒い寒い言うから暖かいタオルで身体拭く様に言って、親に連絡して迎えに来て貰いました。 一ヶ月くらい経って夜中に目が覚めて体が動かなくて半身の状態でした。 金縛りみたいな…。その時、背中側から声が聞こえて「暖かい身体して」って声と共にうちの二の腕に男性の指が見えて撫でてる。 翌朝、助けた人の親から電話あって「息子から連絡ないですか?」って。 多分、最後に挨拶に来てくれたんでしょう。 その後、自殺した遺体で彼は見つかりました。

関西在住 Aさん

 もちろん作り話などではなく、両エピソードともお二人が実際に体験されたお話だそうです。怖すぎるやろ。最後におまけといってはなんですが、私のエピソードも記載しておきます。

 昨年、TikTokで某有名幽霊アニメの展示会のイベント宣伝の案件をいただいた。東京のとある会場で撮影をして編集をしてTikTokにアップした(現在は削除済み)。その動画を見た方から「G県で夏休み限定の妖怪イベントがあるので是非行ってみてほしい。」とコメントをいただいた。たまたま新幹線のチケットが余っていたので翌日新幹線へ飛び乗り撮影へ向かった。子ども向けの内容とは言えお化け屋敷のような内装に怯えながらもなんとか撮影をしてその日はN県のN駅前に泊まった。その夜はしこたま酒を飲みなんとかホテルへ戻って眠りについたのだが、朝起きるとなぜか床が水浸し。「エアコンからの水漏れか?」とも考えたが、到底一晩で水浸しになるとは考えにくい。当日着る予定だった服もリュックも何もかもがびしょびしょだ。チェックアウトの時間が迫っていたので慌てて準備をして昨晩酔っ払って床に投げたネックレスを手に取ると無数の長い髪の毛がびっしり絡みついていた。当時の私の髪は緑色だったし自分のものとは思えない。あれはなんだったのか。未だに謎ですが、とにかくあのホテルには二度と宿泊しないと決めています。

 梅雨に入り気温が高くなってきてじめじめした毎日が続いていますが、少しでもヒヤッとしていただけたなら勇気を出してこのノートを書いた甲斐があります。皆様も是非お気をつけてお過ごしください。何か問題が起こった際はこの記事を削除します。

--

■あやなちゃん
最という名で活動中の音楽家。
10.19神戸市出身。現在は東京在住。
主にギターか鍵盤を用いての弾き語り。
最近DTMも始めました。(詳しいプロフィールはこちら
Twitter ┊ TikTok ┊Instagram ┊ YouTube

サブスクで配信が始まりました!→こちらから
CDのご注文はこちらから!

よろしければ活動費をお願いいたします!