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ある日突然、「スマホ撮影」を仕事にした理由。

会社員を辞め、インスタ運用代行で生計を立てていた2023年の冬、ふと思った。


「スマホで撮影することを仕事にしてみよう」


なぜそんなことを思ったのか?
きっかけは、友人たちからの言葉だった。

『あやなはいつも写真を撮ってくれてるよね。愛を感じる。』

その時は、ただ単に嬉しかった。

少し経って、その言葉が自分の中でいつまでも印象に残っていることに気づいた。


── ここから私は、色々なことを思い出していく。


そういえば、友人と遊ぶといつも写真を撮っていた。
完全に無意識だった。

「どう撮ったら可愛いかな?」
「SNSで使えるかな?」

そんなことを考えながら撮っていた。


そしてもう一つ。

『写真はあやなに任せておけば大丈夫!』
『写真任せた!あとで送って!』

昔からしょっちゅう言われていた。
写真=あやなというイメージらしい。


さらに、2019年頃「暮らし系アカウント」で発信していた過去がある。

フォロワーは1.4万人。

結局、周りと比べてしまう自分がしんどくてやめたが、写真はかなりこだわっていて、写真にだけは夢中になっていたことを思い出した。

2018年頃、自宅での物撮り写真


『そうだ、私って写真が得意じゃん』
『中学時代も、写メにこだわってたじゃん』


2014年、実家の自分の部屋にて。


スマホが世に出た高校3年生の頃から、アプリに課金していろんなカメラやフィルターで遊んだ。夢中だった。


2014年、実家の愛犬


SNSを見渡すと

「写真がない」
「写真はあるけど使えるものがない」

こんな悩みを抱えている人が多いことに気づいた。


『iPhoneで写真撮影、やってみよう。』

iPhone 11 Pro から 15 Pro Max に切り替えた。


そしてすぐに、当時入会していたSNSマーケティングスクールのスレッドでモニター募集のお知らせを流した。

・2時間の撮影
・無料
・場所は丸の内指定

あっという間に10名集まってくれた。


正直、コミュニケーションにかなりの不安があった。

「根っからの人見知りだし、すぐ顔色をうかがうし、私の話はつまらないから楽しませることができない。」

そう思って、ヒアリングのZoomもビクビクしながらやった。
でも、やってみたら意外と平気だった。


今までは物撮りしかしてこなかった分、人を撮ることの難しさを痛感した。

・ポーズ
・表情
・ファッション
・ヘアメイク
・マインド
・ロケーション
・光の加減
・風や天気
・コミュニケーション

いろんな要素が絡み合って、難しかった。


ただ、めちゃくちゃ楽しかった。


良い写真が撮れて、感謝されて、お客様のインスタで私が撮った写真が使われているのを見る。たまらなく幸せだった。


今、スマホ撮影を仕事にして1年が経った。


当時、身近にスマホ撮影を仕事にしている人はいなかった。
完全に思いつきと勢いで始めた仕事だった。

それが1年続いたこと、価格改定をしてもお客様が絶えないこと。

当たり前じゃないし、心から感謝している。
お客様にも、きっかけをくれた友人にも、過去の自分にも。


長くなったけど、これが『私がスマホ撮影を仕事にした理由』。

誰かがやっているから、とか
稼げそうだから、とか
なんとなくやっておいた方がよさそうだから、とか。

そういう理由ではなくて。


シンプルに、得意なことだから。
夢中になって、こだわれることだから。


これを仕事にできたら最強だ♡

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