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すべては読み手次第

割引あり

#要約チャレンジ 5回目です。

4/25のお題は難しかったのか、どなたもいらっしゃらなかったので自分で書いてみました。タイトルの付け方も少し触れています。

要約チャレンジ4/26

今回のお題です。ランサーズのCOO、曽根秀晶さんへのインタビューを選んでみました。

https://reskill.nikkei.com/article/DGXZQOLM077T00X00C23A8000000/?page=3

全3ページにわたる記事ですが、3ページ目だけで大丈夫です。約1200字です。

・タイトルをつける(20字以内)※半角数字は0.5字で換算
・要約する(140字以内)

できましたらXで投稿していただくか、DMでお送りください。先着1人の無料添削をさせていただきます。

送り先アカウント:https://twitter.com/Ayan_unicla

4/25要約の添削


では4/25のお題です。

https://more.hpplus.jp/column/brady/107121/

元の文は1500字くらいあるので、140字に要約するなら9割以上削らなければいけません。

小見出しをつけてみる

1〜3回の例文は3、4段落しかなかったのに比べ、今回は10段落あります。エピソードや引用も多く、途中で隘路に迷い込んでしまうかもしれません。書き手の思考をたどるため、段落ごとに小見出しをつけてみましょう。

  1. 座談会で転職の話題に

  2. 転職に対する意見

  3. 日本の二十代の女性たちの仕事に対する考え方

  4. Sさんの話

  5. Sさんの転職理由

  6. 失敗しないことはいいことか

  7. 常に成功し続けるのは幸運でない

  8. 失敗が提供すること

  9. 失敗の別名は経験

  10. 失敗できる環境に身を置く

編集現場ではもっと練りますが、要約の準備なのでこれで良しとします。ここから、どんなふうに書き手が展開したかを考えてみましょう。

1〜6段落には「私たちの、転職事情の今。」、7〜10段落には「─『経験とは失敗の別の呼び名である』」とそれぞれ小見出しがついているので、前半と後半で場面が転換しているのが分かりますね。前半は座談会で聞いた話、後半はそれを受けて筆者が考えたことです。

段落同士の関係を見極める

次に、前後半それぞれの展開をもう少し詳しく検討します。

会話部分が独立している2と4はそれぞれ1、3と合わせて考えていいでしょう。1~5段落はこのエッセイのテーマをなぜ「失敗」にしたのかを紹介する導入部分です。

6段落は導入を受け、失敗をどう受け止めるべきか読み手に問題提起する部分。後半への橋渡しをする役目があります。

7〜9段落は筆者の主張です。論理的に(段落7)、例を示して(段落8)引用も用いながら(段落9)「失敗はダメなものじゃない」と読み手を説得します。

10段落は結語。読み手へのメッセージです。「失敗ダメ、ゼッタイ」と思い込んでいる人は、ちょっと散らかってきた自分の部屋を見て自分を許そう。他人の失敗も許し、「訂正と成長の可能性」のある環境を広げよう。

と私は読みましたが、みなさんはいかがでしょうか。

上記を踏まえ、整理してみました。今回のように9割以上削って要約する場合は事例のほとんどを割愛しないと入りません。

・日本の二十代の女性たちの転職理由がポジティブだと感じた
・失敗を避けるために結局は何もしない日本企業から転職したSさん
・失敗は人間が自分や他者について学ぶ機会を提供する
・他人の失敗を許せる環境を広げよう

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562字
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