R.I.P ボブさん
嘘でしょ。
ボブさんが亡くなってしまった。
何も知らずいつものようにヘラヘラSNSを見ていたわたしは、久しぶりに開いたXをスクロールしていて真っ黒い背景に小さい白文字で投稿されたペトロールズからのお知らせを見つけた。
何かただ事ではない雰囲気にザワッとしたが
そこには予想だにしなかった、まるで嘘みたいなことが書いてあった。
私が愛してやまないペトロールズ
おじさん3人組のイケ散らかしたバンド
そんなペトロールズのサウンドの柱であり
ムードメーカーでもあったボブさん
まだ45歳
逝くには早すぎる。
次のツアーも一緒に行こうと夫と約束していたのに。これからもペトロールズと一緒に歳を重ねていくものだと当たり前に思っていたのに。
私にとって思い入れのある、つい2ヶ月前に行ったあのライブが最期になってしまった。
入口は長岡さんだったけれど
わたしはボブさんも大好きだった。
あんなに正確なドラムを叩きながらコーラスも入れて、ペトロールズ1忙しい人なんじゃないかと思っていた。
MCで長岡さんが「あれ?」ってなっちゃってるときも、なんだかんだうまいことオチをつけてくれるボブさん。安心感のかたまりのような人だった。
ペトロールズ自体、知っている人は知っているし知名度や人気はあるのにこのご時世サブスクもろくにやらず、新曲も滅多に出ない。
とにかくライブを主軸に仲良しおじさん3人組が飄々とマイペースに、だが自信を持って築き上げてきた唯一無二の世界観が大好きだった。
その世界観にボブさんの存在は欠かせなかった。
悲しくて悲しくていっぱい泣いて
noteで皆さんのボブさん愛の記事を読み漁った。
長岡さんとジャンボさんの後ろで職人みたいにドラムを叩いているボブさんが好きだった。
ペトロールズはあの3人でないと成立しない
でもあの3人のステージを観ることはもう叶わない
胸が詰まりそうなこの気持ちを表す言葉が見つからない。
ボブさん、早すぎるよ。
ペトロールズ/SHAPE
ボブさんの遺した曲。この三角形を見てたら泣けてくる。だいすき。寂しい。受け入れるにはまだまだ時間が必要だけど、淡々とまた朝はやってくる。
【推しは推せるときに推せ】
この言葉は本っっ当に正しい。
ボブさん。
どうか安らかに。