【母と娘】やっぱりしゃしゃり出るお母さん
全国のお母さん、しゃしゃってますかー?
前へ前へ、私が私がと、しゃしゃり出ていませんかー!
子どもと一緒にいる時は「主役は子供」とわかっていながらも、ついついしゃしゃり出てしまうのが「母親」というものです。それは私は身をもって知っています。だからなるべく自分は一歩後ろに下がって、そう、気分は亭主関白をもつ妻になったくらいの気持ちで、夫を立てるような感じで子供を立てる、子供の前では常に引き立て役、自分は影武者になった気分でいます。(ホントかよw)
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娘が高校受験の模擬試験で第一志望にA判定が出た。
一番いいのはS判定だけど、この時期でA判定が出るなら大したもんだと思う。
そんな訳で、夏期講習に一か月だけ通った塾も辞めてしまった。
「お母さん、私はあの塾に通い続けたら第一志望には絶対に受かると思う。それだけ凄い塾だとは思うけど・・・でも私はそれじゃ嫌なんだよね。塾の言われた通りに、塾という船に乗ったまま合格するのは、私の力じゃない気がするんだよ。だから私は今まで通り、自分のペースで自分のやり方で勉強する。それで合格をつかみ取る。いいよね?」
このこ誰の子?
(昔、杉浦幸出演でドラマがあったのですが見ていた人いますか?杉浦幸と岡健が出てて、保阪尚希にレイプされる衝撃作品。今だと完全にアウトだよなー、ってドラマの話はどうでもよくてw)
本題に戻ります。
私は娘が決めた事に反論するつもりは毛頭ありません。娘を信じるのみです。公立高校に落ちても滑り止めの私立もそこそこの学校です。その学校でも、娘なら絶対にキラキラJK生活が送れるはずです。母は信じてます。
何はともあれ、
塾代月38,000円が浮きました
ありがとうオリゴ糖。
これで高いお米も躊躇なく買えます。
これで娘にかわいいお洋服を買ってあげられます。
そして私もクラフトビールを箱買いできます。(それはやめとけよw)
そんな娘ですが、タイトルの母親がしゃしゃり出た内容って?
と思ってる方も多いと思いますのでその話をしますね。それは夏休みの始めの中学校の三社面談の際に起きました。
・・・
かつて息子の時の三者面談で、しゃしゃってしゃしゃってしゃしゃり出て、神無月が吉川晃司のマネをする時みたいにしゃしゃってしまった私は大失敗したんです。その時の教訓で、娘の時は常に一歩下がって対応するようにしているんです。
「私の考えはございません」的な。
「全て娘の意見を尊重します」的な。
所謂「できた親、理解ある親」を演出するんです。
更に先生へのアゲも忘れません。
担任から、
「リリーさん、勉強もよく出来るので問題ないですね」
と言われたら、
「この子は塾に行ってませんので学校の勉強のみです。すべて先生達の授業の質の高さと、定期テストの精度が良いからだと思います。ありがとうございます」
余計な媚なんて売らなくていい。
先生に向けてはこの一言だけで十分。
私は常に子供の後ろで一歩下がって、一歩下がって対応するのみ。それを常にこころがけるのです。
そして、面談も終始和やかな雰囲気で終盤に差し掛かり、担任からこんな事を言われました。
「リリーさん、今後は推薦試験に向けての対策もしないといけませんね。大丈夫ですか?」
「はい!頑張ります」
「それでは、この第一志望の高校の動機を教えて下さい」
「うーん」
少し悩んで出した娘の答えが、
「お母さんにすすめられたからです。お母さんがこの高校がいいって言ったからです」
おい!!!
娘よ!!!
それを言っちゃーいけないよ!!!
お母さん思いっきりしゃしゃり出てるじゃない!
さすがに担任もしどろもどろで、
「り、リリーさん、そ、それはちょっと、志望動機としては、ちょっとね・・・じ、自分の意見は無いのかな?」
「アハハハ~」
って笑ってごまかしましたけど、危ねーよ。
娘、やらかすんじゃないわよ!
お母さんが一生懸命「理解ある親」「子供の意見を尊重する親」の演出してるのに、アンタの一言で台無しだよ。アンタ思いっきり、
母親の言いなりになってる娘
になってるじゃん!
やめてよ汗
でもね、このことで私は大いに反省したの。
娘には色々「思想の刷り込み」を行っていたのかもしれないとね。
今後は気を付けないといけないと思ったわ。
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皆様も子供が主役の時はしゃしゃり出ないように頑張って下さいね。
そう、子供が主役の時は一歩引いて、自分が主役の時には大いにしゃしゃり出ればいいのです。
でも逆に「自分が主役」というものは、子供が育ち上がってからは、自分なりに見つけていかなければならない難しいテーマかもしれません。私のこれからの人生において、大きな課題でもあるのかとすら思えてきます。
「自分が主役」から「子供が主役」からの「自分が主役」
ということで、最後に大きな問題提起を残しながらもこれにて終了ですw
それでは皆さん、良い週末をお過ごしください。ごめんあそばせ~