見出し画像

私はやっぱりASKAが好き(2646字)

今回の記事は完全に誰得でもないオ〇ニー記事になります。
中年の二ーオナなんて見たくない!
勝手に推し活してろよ!
という記事なので、どうかそのままお戻りください。

この週末は推し活ならぬ

アス活

をしてましたので、私がASKAさんをどれだけ好きかを書きたいと思います。

先に言っておきますがウザイです。
相当ウザいです。

■  2016年11月末

ASKAさんが覚せい剤で再逮捕されるというニュースが朝からワイドショーを騒がせていました。

その日は子ども達がインフルエンザだかノロウィルスだかで学校を休んでいたので、私も仕事を休んで家でゴロゴロしていました。

テレビのワイドショーを付けっぱなしにしていると、ASKAさんの昔の曲「Love  Song」が流れてきました。

あー、この曲好きだったなぁ
そんな軽い気持ちでスマホを取り、youtubeで検索してみました。

はい、ロックオン!!(`・д『+』

こ、こんなにカッコいい人がいるのか
こ、こんなに歌が上手い人がいるのか
顔はオッサンなのに、こんなに少年の声を出す人がいるのか

もう一瞬にしてメロメロになってしまったのです。

そう、尿だかお茶だかで逮捕されている人の事を

■  検索検索検索の日々

私は1度ハマるとどっぷりハマる性格で、それこそネットで調べられるものは全て読み漁りました。

・Wikipediaは勿論のこと
・ASKAさんが当時書いていた怪しいブログ
・過去の裁判記録
・5ちゃん
・2ちゃん
・チャゲアスのファンクラブ通信
・狂信的なファンによるブログ、Twitter
・アンチによるブログ、Twitter
・チャゲファンによるブログ、Twitter

あとは図書館で事件の詳細を調べる為に過去の週刊文春も読み漁りました。

私は毎日「アス活」と称して、当時はまだ無法地帯と化していたyoutubeの過去のライブ映像を見て聴いて陶酔し、
2014年に起こした薬物事件の裁判記録に書かれてある不倫相手との赤裸々な情事の詳細を熟読し、
自身の身体から湧き上がる嫉妬の炎に包まれながら、彼の持つエロさとズルさと潔さに悶絶していた。

逮捕から釈放されるまでの3週間で、私はすっかり熱狂的なファンの仲間入りをしました。

■  釈放からのMV配信

忘れもしない釈放から5日後、2016年のクリスマスイブの夜中の0時に、ASKAさんの復帰初の新曲「FUKUOKA」のMVがyoutubeに流れました。

イントロの美しいピアノの旋律とシンプルなアコースティックギター、そしてASKAさんの歌声、映像はASKAさんの静止画のシルエット。

夜中に布団の中でイヤホンをつけて何度も聴いたのを覚えています。

「ASKAさんよかったね、ASKAさんよかったね」

泣きながら何度も何度も聴いた


ファンになってまだ1ヶ月なのに、その姿はまるで古参ファンのようでした。

■  執行猶予期間中

ASKAさんの執行猶予期間中、過去の楽曲は正規ルートでは全て販売停止になりました。

今私が持っているDVDは当時中古で買ったもの、全て価格は1万円以上。2008年のシンフォニックコンサートのDVDに関しては3万円も出して買っています(←相当バカw)

MV配信後の2ヶ月後にはインディーズ版でアルバムの発売があり、私はドキドキしながらCDショップに買いに行ったのを覚えています。何度も何度も聴いて、ファンのスレッドで喜びを分かち合い、Amazonのレビューにも投稿しました。

ファンになって約3か月なのに、もう相当なファンぶりでした。

■  2018年11月、執行猶予明けの初ライブ

ASKAさんの再スタートの幕開けは、東京フィルハーモニーオーケストラとのシンフォニックコンサートでした。
人生40年生きてきて初めてファンクラブに入り、前から14番目の席を12000円でゲットしました。

まさかこんな日が来るとは思わなかった

それまでのASKAさんのメディアでの扱われ方はご存知の通り、

ヤク中の堕ちた歌手

まるで殺人事件でも犯したかのように、叩いてもいい存在として誹謗と中傷の的にいました。

実際、私がASKAさんのファンである事を公言すると「頭がおかしい人」と認定されました。「ヤク中が好きなのか?」と勘違いされて、勝手に「マーシーも好きなんでしょ?」とトンチンカンな事を言う人も出てきました。

そんな2年間でしたけど、復活ライブの頃には世間から「危なっかしいけどヤクから立ち直った人」として見る目が変わったのを覚えています。

私を「頭のおかしい人」認定した人にも「ASKAさんのライブ行くんだ」と言うと好意的に受け止められるようになりました。

ASKAさん、本当によかったね

心から思いました。

生のライブは本当に素晴らしかった。

身体から溢れる歌声、歳を取ってからのASKAさんはsay yes時代の高音の鼻にかかった歌声よりも、低音の力強い伸びやかな迫力が魅力的でした。しかしながら顔は相当オッサンなのに、やはり声そのものは少年のごとく美しく澄んでいる。
彼の歌い方の特徴である「倍音」と呼ばれる高音と低音で織り成すロングトーンに、私は何度も何度も昇天した。

■  最後のライブは2020年2月

その後行われた2つのツアーを2回ずつ参加するという、所謂大人ファンぶりを発揮するが、例の感染症騒ぎのおかげで私のアス活は停止してしまった。

ライブで見られないASKAさんには興味はない

薄情なものです。あんなにASKAさんの不倫相手に嫉妬の炎を燃やしたのに、ライブの後はASKAさんと駆け落ちする夢まで見てたのに、ライブが暫く無いとなると、すっかり興味を無くしてしまったのです。私は歌っていないASKAさんには全く興味が無くなってしまったのです。

そう、私はある意味

ASKAさんのセンセーショナルな事件に翻弄されたニワカファンの1人だったのです。

■  今現在のアス活

そんな感じでファンクラブも辞め、すっかり興味を失って2年以上が経ち、引越しの為に要らないものを捨てようと、DVDを売り、ファンクラブの会報誌を資源ごみに出しました。

ASKAさんありがとう

しかしながらCDを売りに行くとどこも受け付けて貰えず、仕方なく持ち帰り久々に聴いてみました。

そして、

ロックオン!!(`・д『+』

はい、またキター
第2のアス活きちゃったよ

3万で買ったDVDは手放さなくて良かった。
この週末は繰り返し繰り返し見て、再び悶絶と昇天を繰り返してしまいました。

ASKAさんごめんなさい

やっぱりまだ好きでいてもいいですか?






いいなと思ったら応援しよう!