色々とスッキリした週末
こんにちは。
別に便秘が解消した話ではありませんw
ここ数週間、更年期の症状が酷くて毎日毎日心のデスノートに夫の名前を書いてました。八つ当たりされてかわいそうですが、普段の行いが悪いから仕方ないですね。アーメン。
娘からもシカトされたり、暫く距離を置いていた友人から突然連絡が来たりとかで、私の頭の中がグチャグチャになって「もう死んでもいいかな病」を発症してました。
しかしながら、ようやく週末に一旦リセットされて、霧が晴れたかのようにスーッとなりました。
娘とも堰を切ったようにドバーッと話すようになり、いつもの母子に戻りました。
長らくモヤモヤしていた友人とも、なんだかんだでまた元通りの関係に戻りました。
時間をかける
というのは悪い事では無いけど、仲が悪い関係を長く続けるよりも、仲の良い関係になった方が楽でいいですね。過去にどんな言葉を言われようと、何をされようと、私の場合は今の楽しさの方が勝っちゃうんですよね。
色々あったけど、まあいいか、みたいな。
スッキリついでに映画を2本見ました。
役所広司の「パーフェクトデイズ」と、
90年代のアメリカ映画の再視聴編でトム・ハンクスの「フォレスト・ガンプ/一期一会」です。
まずこちらから
役所広司は何をしてもカッコイイ。トイレの清掃員という役どころなのだけど「育ちの良さが滲み出ているトイレの清掃員」の役だからか、物凄くシンプルでいい。
内容としては、毎日変わり映えのない日常を送っているように見えても、同じ日というものは決してなくて、日々のちょっとした変化を楽しんでいる様子が描かれています。
私も将来こんなジジイになるのもいいかもしれないと思い、すぐに影響されて念入りに家のトイレ掃除をしちゃいましたw
そして劇中に流れてくるカセットテープの音楽も良かった。またしても私は影響されて、部屋の掃除をしている時に、昔の70年代のオムニバスアルバムのCDを流した。そのアルバムの中で、昔からどうしても気になっていた曲があって、何度聴いても女性の声が「喘ぎ声」にしか聴こえなくてちょっと調べてみた。
「 Je t'aime...Moi non plus」
Serge Gainsbourg ft. Jane Birkin
ちょっと!何なのこのPVは!
思いっきり恋人同士じゃないの!
そう思って調べてみると…
ヤダ、この2人恋人同士だったんじゃない!
中盤あたりからジェーンバーキンの息使いが超絶エロくて「ジュ、テーイム、オ、オー、ジュテイ、ジュテーイム」みたいな感じで、何度聴いても「この2人はやってんな」と思ってたけど、本当にやってたのねw
あーヤダヤダ。
それにしても、あまりにもエロ過ぎて一時期は販売停止になってた曲なんだって、よく考えると凄いわね。
ヤダごめんなさい!
私ったら2本見た映画のもう1本の「フォレスト・ガンプ/一期一会」の話が飛んだわ。
昔から「一期一会」という言葉が出ると「はいはいフォレストガンプね」と言ってしまったけど、久しぶりにこの映画を見返してみた。
今回見返して思ったのが、なぜこの映画の邦題を「一期一会」と付けたのか正直意味がわからなかった。一期一会と付ける意味があったのか?アメリカ版では付いてないから恐らく宣伝の為に付けたと思われるけど、よく付けたと思う。
私は「一期一会」はポジティブに捉えていたけど、世の中にはあまり良い意味とは捉えない人もいる。
「これが最後かもしれない」という気持ちで人に会うのはどうなのか
確かにそうとも言える。
ただ私は「一期一会」というものは決して悪い意味を持っているとは思わない。
なぜなら私は昔フォレストガンプという映画を見て、フォレストガンプ=一期一会と捉えた私にとって、そこにネガティヴな要素は1ミリも感じられなかったから。
主人公フォレストは、目の前の事を真摯に一途に取り組むことで周りの人達を助け、自身も助けられながら波乱の人生を走り抜ける。(←恐らくこの部分が「一期一会」という意味だと思う。その時その時を大事にするべきという意味で)
フォレストは生涯を通して一人の女性ジェニーを愛する。幼い頃から心の傷を抱えたジェニーは、何度もフォレストの前を去りながらも何度もフォレストの前に現れる。ジェニー同様、ベトナム戦争時に上官であったダン小隊長との出会いもまた何度も何度も繰り返される。人との出会いは「その時が最後」ではない事を映画は意味しているのではないか。
結局私は何が言いたいかというと、
フォレスト・ガンプに「一期一会」と付ける意味が深すぎてわからない
と思った次第である。(なんなんだよ全くw)
しかしながら、私みたいに「一期一会」という言葉が出てきたら即座に「フォレストガンプ」と出てきてしまう人間もいるので、四字熟語の意味を考えるきっかけになる映画でもあると思います。
いやはや、面白かったですよ。もちろんのこと。
あらヤダ!
いつの間にか昔の映画の感想文みたいになっちゃったけど、やはり名作はいい。
今後も人と人との出会いを大切にしていきたい、早乙女彩なのでした。
メリークリスマス