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愛知の某所で「会いたかった」と叫ぶ母と城南の風が吹く蒲田の街

パロディ大好きのAYAです。
上記のタイトルでお察しアレですw

前回の報告です。
無事、ミッション終了しました。
今回の計画で予定通りいかなかった事が一つ。
それは・・・
最後に食べたのが「太巻」ではなくて「中巻」(ちゅうまき)だったということです。(マジでどうでもいいw)

では、行ってみよう♪

 母はかわいいおばあちゃん

日曜の朝9時、ミッションを遂行するために夫に駅まで送って貰う。
ひょっこり車に乗った母は、まさにかわいいおばあちゃん。
「あら随分かわいい。そのボンボリが付いたコートは何?」
「50年前に買ったの。○十万円した」
「さすがだわね」
電車はちょっと混んでたけど、婆さん無理やり座らせて電車に揺られ数十分・・・

新幹線乗り場で姉と落ち合う。
「あらかわいい。そのコート初めて見た」
「50年前に買ったの。○十万円した」
同じやりとりw

ここで母と姉と別れ、私と娘は親戚のいる蒲田へ。
っと、その前に一時期note界隈で流行っていたフィナンシェを買いにグランスタ東京へ。

DROSのHPより引用

試食も出来たよ

 城南の風が吹く蒲田の街へ

南東京といったら品川でも田町でもない。
そう、蒲田なんです。

薄暗い街ではなく曇っていました


電車で向かう際、娘がスマホで蒲田を調べるとこの画像が出てきた。イラストレーターのさとうみゆきさんが描いた蒲田なひと↓

左側の人がまさにうちのオバサンそっくりwww

今回は街を散策というよりもミッションを遂行しなければならないので、駅周辺を少し見て生地の宝庫ユザワヤに軽く寄り、親戚のサッチーオバサンの家まで歩くと、懐かしのタイヤ公園が!

薄暗いけどw子供達で賑わってました

タイヤ公園で娘と待っていると、上記のイラストの格好をした人が「アヤちゃーん、りりぃちゃーん、テニスしてたからLINE気付かなかったー」と、元気なサッチーオバサン登場です。

京急雑色駅まで歩くこと数十分、商店街がたまらなくいいね。店頭で買える焼き鳥屋さんがいくつもあって、モツ煮なんかも売ってるから呑兵衛にはたまらない街だね。

お昼は行きつけの中華屋さん

店の名前は読めません
担々麺が辛くなくて美味しかった
羽付きじゃない餃子も美味しかった

お昼ご飯を食べた後は、サッチーオバサン宅でコーヒータイム。
そこで母のカリスマ美容師時代の写真を見せて貰った。太いボーダーの半そでニットにパンタロンにバレエシューズ、髪の毛は昔の女優みたいなパーマかけてメチャクチャお洒落だった。
顔は私にそっくりでウケたけどwwww

◇ 今回の目的地である黒湯温泉へ

コーヒータイム後は、サッチーオバサンがチケットで入らせてくれた蒲田温泉ヌーランドさがみ湯へ。

天然温泉ヌーランドさがみ湯

黒湯温泉の他にジェットバスが2つ、電気風呂もあり、中のお風呂は大変充実してます。露店風呂は少し狭くて窮屈に感じるけど、都会の住宅街にあるからこれが限度なのかなという感じです。

そうそう、露天風呂にあった「黙浴」の張り紙が良かった。今の公衆浴場は基本黙浴を推奨していて、普通は「他のお客様の迷惑になります」とか批判めいた文章になりがちなんだけど、
「会話以外の音をお楽しみください」
と書かれてあってさすがだと思いました。
やっぱり言い方1つだよな、誰もしゃべってないし蒲田やるなと思ったその瞬間・・・

「ブっ」


ってババア、屁こいてんじゃねーぞwwww
「快腸快腸」って言い訳してるけどwww
お願いだから私を笑わせないでwww

今回サウナは入ってないけど横にある水風呂がなんと9度!ちょっと膝まで入ってみたけど死ぬかと思ったわよ。ってか、死ぬよこの温度。女風呂では誰も水風呂に入ってなかったわw

身体はポカポカと温まったけど、肌による温泉効果はどうなのかと半信半疑の翌日の朝、化粧ノリの良さに圧巻。娘も「やっぱり違う」と言っていたので美肌効果は上等といった所です。(偉そうwww)

◇ アリバイ作りは食べること

温泉後その足でもう一人のオバサンに会いに行きました。
キンちゃん太巻(中巻)ありがとう!


お土産用の中巻。テーブルシートがかわいいw
サラダ巻、海鮮巻き、映ってないけど鰻巻もあり

きんちゃんありがとう!
2月3日はパート先のスーパーで恵方巻き500本作るんだって。すげー

落ち着いた所で姉にLINEを送ると、無事に再会を果たした婆さん2人の笑顔の写真が送られてきた。

(写真は割愛)

姉曰く、「駅で再会した時に駅じゅうに響き渡る声で「会いたかった―」と号泣しながら叫んで、皆に見られてちょっと面白かった」との事。
「恥ずかしい」という概念よりも感情が勝ってしまったのねw
無事に会えたことをホッとしながら、味見として中巻を5個ほど食べた。
やっぱり美味しい♪

17時になったのでキンちゃんオバサン宅を後にする。
帰り際に、
「アヤちゃん、うちの姉さんをよろしくね」と言われる。
駅までサッチーオバサンが送ってくれたのでそこで明太子3パックを貰う。
中巻8本と一緒に持つと重かったけど、これは幸せの重さ。
そして別れ際に、
「アヤちゃん、うちの姉さんをよろしくね」と言われる。
母はたくさんの人に愛されてると実感する。

◇ 東京駅へ

日曜18時の新幹線乗り場って下手な恋愛ドラマを見るより面白いね。至る所でカップルがイチャついてるからwww 

「げ!わざわざマスク外してキスしてる!」
「げ!散々イチャついて別れるかと思ったら一緒に改札入ってる!」
「げ!相撲の取組かと思ったら抱き合ってる!」
とか、ずっと実況しながら人間観察してた。私たちも悪趣味な親子だわねw

そのうち母と姉がやって来て、少し話をしてお互いのお土産を交換後帰宅しました。

母が帰宅時に、
「なっちゃん、思ってたよりも認知症進んでなかった。何度も「どちらさんですか?」とは言われたけどね。今でも美容師は続けてるんだって、凄いよね。私も今度久しぶりに振袖の着付けと頭セットやるから頑張らないと!
あー、会えてよかった。今日はありがとね。」

母は今年で80歳、平均寿命までまだまだ出来ることは沢山あるはず。
テレビ見ながら口開けて寝てる場合じゃないよ!


最後にちょっと前後しちゃうけど、母が父に反対されて一度はなっちゃんに会わなくてもいいと言った時の言葉を書いておきます。

「私となっちゃんはお父さんの思っている仲じゃないの。美容学校時代からの親友でそんな簡単な関係じゃないの。だからこのまま認知症が進行しても大丈夫という自信があるの。手を握ればね、手を握ればわかるの。私が一度だけ家出した時になっちゃん来てくれて、手を握って励ましてくれたの。だから私となっちゃんは、絶対に忘れることはないの。」

母はかわいいおばあちゃん

長々とお読み頂きありがとうございました。












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