私がママさんバレーを辞めない理由
私は自他共に認める「オバスン」である。
私がオバスンである理由の一つに「ママさんバレーをやっている」という事実がある。なんか「ママさんバレー」ってババ臭くないですか?(←全国のママさんバレーやっている人に心から失礼)
ここで私が恥を忍んで「ママさんバレーと私」について書いていきますので、どうか読んでくれたら嬉しいです。
■ そもそも私がママさんバレーを始めたきっかけ
今から約9年前ですね。(←9年もやってるんかい)
ちょうど息子が小学3年生の時に、当時入っていた地元の少年野球から強豪チームに移動した時です。
その経緯は色々あって、
・体育5の夫
・体育3の私
・体育3の息子
夫が無理やり息子を強豪チームに入れたので、一番下手くそでいつも泣きながら野球に行く息子を見て、母親としてどうすればいいかと考えた結果、私は未経験のバレーボールを始める事にしました。
チームで一番下手くそな
息子の気持ちをわかるために
自ら経験する事が大事です。
ちなみに私は中学のテニス部では30人近い部員のキャプテンを務めましたが、決して上手だった訳ではありません。
ただキャラが面白かっただけですw
それでも「一番下手」では無かったので、その気持ちはわからなかったですね。
■ ママさんバレーは体育5の人の集まりなのではないか?説
私は自治体のバレーボール協会に所属しているのですが、皆さん本当に上手です。70歳を過ぎても私より動ける方が多くてびっくりします。
私、9年経った今でも一番下手ですw
なんなんでしょうね?皆さん生まれつき運動神経が良くて体育は5だったのでしょうね。なぜそう思うのか?
① 基礎練なんて死んでもやりたくない
② 常に試合形式がやりたい
③ 公式試合は勝ちたい
④ 下手くそは黙って見てろ
愚痴ですみませんw
いや、60代後半の人が主体なんですけど、基本的にこのスタンスなんですよ。笑っちゃうでしょw
私、だからずっと下手なままなんですよ。いつも黙って見させられてるからw
上手くなる訳ないじゃないですか。
だって、ボールも触らせて貰えないんだもん。
しかしながら
こんなんでチームが勝てるわけが無いのです。基礎練をしっかりやってこそバレーボールなのですから。その事をチームの幹部に物申した人が居たのですがその人、
袋叩きに合いました
ついでに私もその物申した人に加勢したら一緒に袋叩きですよ。未だに影で悪口言われています。
怖いですよね?
だから私が家で「バレーボールなんて辞めてやる!」って、いつも愚痴るのですがそれを毎回聞く体育5の夫は、
「しょうがないじゃん。下手な奴がいるとラリー続かないじゃん。上手い人達だけでやった方が楽しいに決まってるよ」
そう、コレが体育5の人の本音なのです。
そっか、そうだよね、そうなんだよね・・・チームの為には私は辞めた方がいいんだよね。
■ それでもなぜ私はママさんバレーを続けるのか?
毎週毎週グチグチ言ってますが、私は9年経ってもやめていません。
なぜでしょうか?
① 団体スポーツはやっぱり楽しいから
日常で嫌な事があってもボールを追いかけている間は忘れられます。ストレス解消にもなります。私は一人で黙々と何かをやるよりも、皆でボールを追いかけるのが面白いと思う人間なのです。
② 少しずつでも上手になっているから
最近20代のコーチが入ってきたのですが、このコーチが本当に基礎の基礎から教えてくれます。それこそ構えから。私はこういうアドバイスをしっかり聞く人間なので、本当に少しずつ上手になっているんです。このコーチからも「アヤさんには伸びしろしかありません!」と言われていて、コーチも教え甲斐があるのでしょうね。なんてったって、これ以上下手になりようがないからw
③ スポーツの後のビールはやっぱり美味しい
ビールは基本的にいつ飲んでも美味しいけど、やっぱりバレーの後のビールが一番美味しい!
もうこれを一度覚えてしまったら辞められないですねw
*
以上が私がママさんバレーをやる理由なのですが、今は娘の部活に対する思いも分かり合えます。
バスケ部に所属している娘は、練習試合にすら出られなくていつも悔しい思いをしています。
(ちなみに息子は野球の強豪チームにいた時は、朝5時から茨城に遠征しても代打すら出られなかった←さすが体育5の人の集まりw下手は黙って見てろの典型w)
そんな話も私ならわかるのです。
「お母さんだって9年やってるのに未だに一番下手だよ。70歳近い人よりも下手なんてウケルでしょ。今日もお母さんのせいで試合に負けたしねw」
先週も娘相手に回転寿司でビール飲みながら愚痴っちゃったw
「お母さんもよく続いているよね。うちの部活よりも酷く扱われてるのに。」
そうそう、スポーツの世界ってそんなもんよ。
だけどね、人がどう思おうと続けたいから続けるのよ、そこにはその人にしか見えない世界があるのですから。
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