アスペルガーとの関わり方

最近、発達障害者であろう人のエピソードについて本当によく聞くことが増えました。
でも実際の世間的な反応は薄く、それが深刻さを引き起こしていると思います。
自身が自覚し改善に努めている場合はあてはまりませんが、問題であるのは、人が嫌いなわけではないのに親しい友人がいない等人が離れていく、居心地の悪さに気づいているにもかかわらず、自分は発達障害ではないと完全に否定する人です。
 
発達障害者自身も相当なストレスがかかるので配慮をする、というような社会の流れも見られますが、周りを巻き込んだ配慮は不要だと思います。まず関わり方を一言でお伝えすると、仲良くなろうと思わずに離れましょう。
 
私は(おそらく)発達障害者(であろう人)とコミュニケーションをとることがたまにあるので、私は聞き手として記述しています。当事者はそうではないと解釈するかもしれないのですが、あくまで受け手としての解釈です。
 
基本的にアスペルガーのような発達障害の人は対人でのコミュニケーション経験は極端に少ないです。コミュニケーション経験が圧倒的に少ないということは、考え方が自分本位で一方方向です。そのため、相手の考えへの想像力が非常に乏しいことが特徴です。
 
相手を怒らせることはよくあります。
思ったことをそのまま発言し、失礼なことを言って怒らせると自分は悪くないと言ったり、笑いながら謝ったり、次のことを話して話をそらしたり、注意したら終いには短気なのはあなたの問題だから直した方がいい等と、相手に問題をすり替えてきたりすることがあります。
 
なぜそのような思考になっているかを実際のおそらくアスペルガーであろう人、数人に聞きながら解説したいと思います。
 
<怒らせること>
そもそも感情の共感がない為、相手が怒っていることにはじめは気づいていません。ただし会話の中で怒らせていることには気づいているようですので、とりあえず謝ります。ただし自分自身が失礼なことを言っていることに気づいていません。自分は悪くないと基本的には認識していますので、説明をしても本当の謝罪を求めることは困難です。
 
<笑いながら謝る>
まともな大人であれば、笑いながら謝ってきたり、メールの絵文字でふざけながら謝られたら、不謹慎であり、火に油を注ぎます。ですが発達障害者は子供をあやすかのように笑顔で謝れば気持ちがほぐれてくれると思い、どうやら頑張っているようです。これが一方的な解釈です。しかし厳しいこと言うと相手は大人なので、通用しません。発達障害者も怒らせている相手も相手の意図が理解できず溝がさらに深まります。
 
<話をすり替える>
発達障害でこのようにコミュニケーションに問題がある場合は特に精神的な忍耐の低さが顕著にあります。
自分の非を認めて、自分を見つめる耐性はなく、強いても極めて難しいです。怒らせている発達障害者自身が、激高してコントロールできない行動になることがありますので注意してください。避けようとする防衛行動により、自分の非は認めようとはせず、話をすり替えます。話を戻そうとすると噛み合わない話をする→人のせいにする→無視をするという流れで行動をとります。
 
コミュニケーションに障害を持つ発達障害は基本的には友達は極めて少ない為、友人も離れていっています。そして本人はその自覚があります。本人はどんなに人を怒らせて怒鳴られても、人とコミュニケーションをとりたいと言います。ですがやられている方はかなりの負担ですので、発達障害者と対話をしているあなた自身が距離をとってください。判断基準として、発達障害者自身が「自分の行動を見つめなおせるか」ということです。物知りであることも特徴なので知識の提供だけを求めるなど必要最低限のコミュニケーションしかとらないようにすることがお勧めかもしれません。
 

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