心機一転、英語を習いたいと思っている方へ。
みなさま、こんにちは☆今日は本業の英語について。友人からかかってきた一本の電話。「春だから心機一転、英語を習いたい」と。とっても嬉しい一言。今日は私の友人のように英語を習いたい方に向けて。
その前にまずは私が英会話講師になった経緯について。昔は、「先生」ほどコスパの悪い職業はないと思っていたので、人生で一度たりとも人に何かを教えたいと思ったことはありませんでした。そもそも自分が教えられることがないっていうのも大きかったのですが。それほどまでに「人に教える」ことをお仕事にするなんて絶対にないと固く思っていました。しかし、ロンドンでのたった二年間の生活が、私の固い意志を揺るがすことになりました。
私がフリーランスの英会話講師という道を選んだのは「危機感」から。沢山の外国人と出会い、価値観ががらりと変わりました。それまでの私は、「日本はアジアで一番栄えている」と疑いもしなかったからです。当時27歳。なんと無知だったのでしょう。恥ずかしすぎます。
当時の私が思い描いていた日本は、一歩外に出てみると幻想だったということが分かりました。残念ながらアジアで一番栄えていなかった。ロンドンで次々と建つビルやマンションは中国人が買い占めているし、アパレルやコスメは韓国ブランドが人気。アジアのハブ拠点は約10年程前からシンガポールに移っています。そんなことも知らずに生きていたことに、初めてイギリスに住んでから気が付きました。でもきっと、このことに気が付いていないのは私だけではないなという思いもありました。
日本は小さな島国です。資源が豊富にあるわけでもありません。農業でさえも国民を支えられない規模です。SNSなど生活に欠かせないインフラは、シリコンバレー勢に頼り切っている現代です。それに加え少子高齢化。この国がアジアで一番になるには簡単なことではありません。
ですが、国を支えているのは一人一人の人間です。私たち一人一人が、世界に目を向けた瞬間、社会は好転すると思っています。そのために一番手っ取り早いツールが英語だと思います。日本国民である限り、誰もが平等に義務教育で「英語」を習っています。学生時代にどれほど真剣に取り組んだかは別として、本気でアルファベットを見たことのない人はいないでしょう。せめてアルファベットの歌くらいは誰でも歌えるものです。世界とつながるツールを、全ての人たちがすでに持っていると私は本気で思っています。それを使いこなすかはあなた次第。
今回、実は自分の友人から「英語を教えてほしい」と初めてのオファーでした。このお仕事を始めて4年目になりますが、たったの一度も友人から英語を習いたいと言われたことはありませんでした。危機感から始めたこのお仕事。やっと自分の大切な人をハッピーに出来そうで嬉しいです。きっと私の友人が英語を習得しようとしてくれないのは、プレゼンが足りないのかもしれません。笑
これから、英語を学び始める方へ。きっと中学生で習ったレベルも理解できず、落ち込むこともあるでしょう。昔は点数が取れてたTOEICのスコアが落ちていて嫌になる日もあるでしょう。ですが英語の習得は、続けた人にしか達成できません。コツコツと少しずつ続けることが大切です。今は無料で沢山の英語習得法があります。YouTubeやclubhouseを使うのも良いし、Netflixを観るのもいい。アプリを使うのも良いでしょう。
ただ、必ず英語習得を目指すための行動に「アウトプットをすること」を忘れないでください。簡単に言うと、「英語で話す」ことです。この部分がごっそり抜けてしまうと、いくらインプットしても意味がない。インプットを沢山したからといって、英語が話せるようになるわけではありません。それはみなさん自身が学生時代に経験していると思うのでお分かりだと思います。
必ず全員が英語を話せるようになります！ただその特権は、英語を話すことから逃げなかった人だけが手に入れられます。春の訪れと一緒に、新しいチャレンジをしてみてください☆応援しています！！
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