日本語→英語にする方法。
みなさま、こんにちは☆今日は本業の英語について。
よく英語を勉強したいという方から質問を受けます。「英単語は覚えた方が良いですか?」と。
答えは即答でYesです。多分、他に楽な方法がないかなぁと思いながら質問してくれたと思うのですが、残念ながら単語を覚えていないことには何も始まりません。
他言語を使うにあたって単語を覚えていないということは、泳ぎたいのに水着を持っていない、楽器演奏したいのに楽器がない状況と同じです。
では、「単語を覚える」として、一体どの範囲まで覚えたらいいのか?
個人的には「中学レベル」で十分だと思っています。2020年度から学習指導要領が改訂されてるので、単語数がグッと増えているのですが、私たちが学生時代だった当時に学習した1,200語程度で一旦は十分です。
ここらがポイントなのですが、ではそのたった1,200語を武器にどうやって英語を使いこなすのか?
日本語を簡単にします。それも5歳の子が分かるレベルの簡単な日本語に。
例えば、日本語ネイティブの私たちが武器として持っている日本語を仮に120,000語とすると、英単語は1,200語。100分の1しか知りません。ここで、日本語と同じレベルまで英単語を覚えるという方法もあるのですが、中学英語レベルですら怪しい人が、その方法を選ぶのは無謀すぎる。学生時代にすでに上手くいってない方法を、あえて大人になってチャレンジしてみたところで上手くいく可能性は低いです。
そこで、日本語を5歳の子が分かるレベルにまで簡単にすることをオススメします。
多くの方が英語を使いこなせない理由として、自分で作り出した日本語にマッチする英単語を持ち合わせていないから。
大人であれば、「就職した」「転職した」「取引先との契約が決まった」など当たり前に使っている言葉だけれど、そこを一度立ち止まって5歳の子が分かるレベルにまで日本語を簡単にしてみる。
そうすると、自分の持ち合わせている英単語で言えるようになりませんか?「仕事を見つけた」「仕事を変えた」「新しい仕事を手に入れた」など。
日本語:120,000語、英語:1,200語という現実に対して、多くの方が足りない英語力に目を向けがちです。足りない部分を補う勉強法しか学んでこなかった背景があるからだと思うのだけれど、すでに使いこなせるだけの武器は手元にあるはず。一旦は1,200語で十分です。
私のレッスンを受けてくれている学生さんや生徒さんたちは呪文のように「日本語を簡単に、5歳児が分かるように」とブツブツ呟いてくれています。笑 そうすると、皆さん英語が話せるようになってます。
まずはすでに持っているものをフルに活用してみてください。中学レベルが怪しい人は、そこはマストなのでひたすら暗記してください。それ以外に方法はない。笑