夕方の情報番組
明日は仕事なので機嫌が悪い。
既に15時頃からイライラしていた。
5/2ぐらいなら『あはは〜ウケる〜』で流せそうなところにいちいち引っかかっていた。
ギリギリの表面張力を保っていたが、なんとはなしに見ていた夕方のローカル情報番組で怒りが決壊。『電話でクイズに答えて5万円!』みたいなコーナーで、私は昔からこの類の企画が好きじゃない。
視聴者が事前に電話等でコーナーへの参加応募を行い、抽選で選ばれた視聴者に番組側が電話する。応答があればクイズが出題され、正解すれば視聴者は5万円を賞金として獲得できる。
アナウンサー『もしもし!○○(番組名)の、電話で5万円!のコーナーです!』
視聴者『はい?』
アナウンサー『番組アナウンサーの□□です!△△様でお間違いないでしょうか?』
視聴者『あぁ、はぁ…』
なんなの。
お前の意志でお前自身が応募したんじゃないの?なんで迷惑電話みたいな扱いなの?
その後もアナウンサーはめげずにクイズを出題(おそらく慣れている)し、その視聴者はクイズに不正解、賞金は明日に持ち越され、コーナーは終了した。
この手のコーナーは子供の頃から母と2人で見ていた記憶があるが、既にその頃からこのコーナーに対する視聴者の姿勢に疑問を感じていた。
理解できない視聴者のパターンは大きく分けて2つある。
①認知症型
自分が応募したことを覚えていないのか、番組からの電話に出た際に『はい?』等の不躾な返答をした後、黙って電話を切る。
当然コーナーは立ち行かなくなり、番組の混乱を招く。
②認知症型+非常識型
自身が応募し、抽選に当選したことは理解するが、常に迷惑そうなノリでコーナーに参加する。今回の高齢者男性もそのタイプだ。アナウンサーがいくら明るく丁寧に話しかけても、『はぁ…』『え?』等、レスの感じが非常に悪い。なんで応募したんだよ。
多くの参加者は『あらー!当選したの?!嬉しいー!』など、歓喜の雄叫びを上げた後にクイズに答えるのだろうが、上記のような視聴者のインパクトが断然強い。故に『なんか不愉快なコーナー』としてずっと認識している。
たまに見る『NHKのど自慢』なんかで、ノリノリで番組に参加する役場勤務の使えなさそうなおっさんがあまり好きではなかったが、5万円コーナーに登場する不愉快な視聴者に比べたらずっとマシだ。
GWの思い出がこれとは。虚しすぎる。