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【相対性理論】休日、美容室の時間まで過ごすカフェの時間経過


土曜の午前、美容室へ。

これから予定があるという夫に最寄り駅まで車に乗せてもらう。地下鉄で都心部へ。

美容室の予約時間である11:00まで1時間強。文庫本を2冊持っていたのでよく行くカフェ(お洒落カフェとかではない。サンマルクカフェだ)に寄った。

コーヒーのお供は千早茜さんの「ガーデン」。
もう何度も読んでいる大好きな本だ。

ZOZOTOWNからお気に入りブランドの新着通知。adidasのサンバが今日の売り上げ1位だそうだ。

土曜の午前、お客の入りはまばら。
みんなスマホを見たり備え付けの雑誌を読んだり好き好きに過ごしている。

コーヒーとチョコクロワッサンのいい匂い。

時計を見る。

10:40

10:40???????


カフェに入ったのが9:55頃で、少し本を読んでZOZOTOWNを見てぼんやりしただけだ。体感としては10:11ぐらいだ。

時間経過おかしくね?


土曜の午前、美容室の時間までカフェで過ごすのはよくやることだが、毎回毎回時間経過がおかしい。

泣きながら本を閉じ、飲みかけのコーヒーを飲み干し、軽く化粧直しして美容室へ向かった。

「可愛い女の子と1時間一緒にいると1分しか経っていないように思える。
熱いストーブの上に1分座らせられたらどんな1時間よりも長いはずだ。
相対性とはそういうことだ」

アルベルト・アインシュタイン

ほんとそれな

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