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見積もり47万円

社会人になった年の冬。父がクリスマスプレゼントにと腕時計を買ってくれました。

Cartierのサントスオクタゴン。8角形の可愛さに一目ぼれして、買って貰ったというよりは「買わせた」感が強めですが 笑。

先日、電池が切れたので交換としばらくお願いしていなかったのでメンテナンスもしてもらうことに。代金は4万ほど。追加料金がかかる場合はお電話しますと告げられ、百貨店の時計コーナーに預けてきたのです。

数日後に電話があり内部の錆やら何やらで、文字盤以外のほぼ全てを交換する必要があると。そして出された見積額は驚愕の47万円。

「そ、それ。新しいの買えますよね...」

と呟く私につられて電話の相手も苦笑い。

悩んだ結果、電池と最低限のメンテナンスのみお願いしました。

来年、父の17回忌があります。せめてその時までこの時計をつけていたいのです。

時計を取りに行き、百貨店内のCartierに立ち寄りました。買わないけれど参考までに見させて下さいと声をかけると私の時計に気づき「長く使って頂いてありがとうございます」と。何でもサントスオクタゴン、10年で生産終了となったのだとか。そうか、だからメンテナンス料も高いのかも。

次はどれにしようかなとへばりつくように見てきたのですが、逆にこの時計への愛着が深まるばかり。

迷いに迷っております...。

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