フリーランス12か月目・成り行きで独立したらアカン
過去の記事でも書いた通り、私は人のご縁と成り行きで開業に至りました。
当初は、
「好きなことを仕事にして、好きな人と仕事をして、通勤がなくて、地震が起きてもすぐに自宅に戻ることができる距離で仕事をして、なんて幸せな生活なんだろう～」と浮かれていました。
私は東京生まれ・東京育ちですが、
人混みと大きな音が苦手なため、
あまり東京が好きではありません。
将来的には、東京まで電車で行ける範囲の田舎に住み、東京と行ったり来たりの暮らし方をしたいと思っています。
そのためには組織に属さず、自分の名前で仕事をすることが前提で、
「そのための一歩を踏み出せたこと」を喜ばしく感じていました。
しかし、組織に属していない分、
会社員時代にはタダで利用できた様々なことにコストがかかるわけです。
一つ一つは千円くらいでも、
いくつもあるし、
毎月かかるのでバカになりません。
一例を挙げると、
・会計ソフト代
・メールサーバー代
・事務所賃借料
・チラシ等印刷代
・研修費
・荷物発送費
・決済システム利用費
・Photoshop代などなど
最初は一番安いスタータープランや、無料プランで始めたのですが、使っているうちに容量オーバーや機能制限など不都合なことも起き、結局プランを上げざるを得ない状況に・・・
最初は気にも留めませんでした。
サラリーマン時代は給料も高くて貯金もあったし（笑）
しかし１年継続してみると、
「おい！このままだと、運転資金やばいぞ！」
ということを実感してくるわけです。
12月に入ってからは、若いころに契約した定期預金をすべて解約しました。
外貨もあったので、円安だったのが小さな救いでした。
私は講師業として人前に立つ仕事もしているため、見た目のケアをサボることはできません。
「さすがプロ」と言われるためにも、常に新鮮な情報を知る必要があります。
そのため、新しい商品を試してみたり、
プロ向けの高額な研修への参加も欠かせません。
自分に流行を作るくらいのブランド力があれば話は別ですが・・・
そして、本当に「ただ何となく」お店を開いているだけではお客さんは来ないのですよ。
集団心理・顧客心理は単純そうに見えて、
実際のところお客さんはそんなに馬鹿じゃない。
少なくとも、私は質の高いお客さんを求めている分、かなりドライに比較検討されるわけです。
会社員時代、私は優秀な方だったと思います。
そのため、結果にそれほどこだわらなくても、
ある程度高い評価を得られてきました。
しかし、自分の名前で勝負している以上、今は結果が全てです。
会社員であれば上司が「プロセスを評価してくれる」可能性もありますが、プロセスなんてお客さんにはどうでもいいこと・関係のないことです。
むしろ一生懸命やればやるほど「大変そうね」「経営やばそうね」と人が離れていくので、常に涼しさを演出しなければならないのです。
涼しい顔をしながらも実際は、目標を立て、そのためのルートを設計し、PDCAを高速で回していかなければ生きていけません。
一方で、特に目標がみつからない、よくわからないという人は多いですが、社長になったらそこから逃げてはいけないんです。
目標が決まらないと今日の行動も決まらないからです。
「ダメだったらまた会社員やればいい」
そう考えて起業する人も少なくありません。
私もそう考えていました。
しかし不思議な話、会社員よりも何倍も大変なのに充実感は半端なく、
心理的にはもう会社員に戻ることはできないと思っています。
自分に100％の裁量権があるとは、
こんなにも開放感がある事なんです。
成り行きとはいえ踏み出した以上、私にはここから逃げるという選択肢はありません。
もはや現状を受け入れ、
設計をし直して進むしかないんです。
もう成り行き期間は終わりました。
状況によって目標は変わるが、
それが計画を立てない理由にはならない。
経験を積むことによって目標が変わるのは当たり前。
目標を持つこと自体に意味がある。
目標を持てば時間の過ごし方が変わってくる。
私は現在、TikTokで知った華僑Jさんから、
経営について学んでいます。
（これにもお金がかかるわけで・・・ハイ）
数か月で退会しようと思っていたのですが、
毎回ハッとさせられることが多く、
今は私のバイブル代わりになっています。
Ｊさんは私の何倍も勉強しています。
だからこそ私はお金を払って、
彼から学びを得る意義があります。
同じことが私自身にも言えます。
私はお客さんに代わって
何倍も投資して勉強しているからこそ、
それが私にお金を払う理由になるわけです。
だから私は休むことができないのです。
私を当てにしている人、ファンになってくれた人に対して「仕事を始めた責任・走り出した責任」があるのです。
我々は毎日毎秒人生をやり直している
だから私も今からやり直します。
私は複数の事業をしていますが、美容と手相鑑定の仕事は楽しく、評判を得て単価を上げて、これで食べていけたらすごく幸せなことでしょう。
特に手相鑑定は、田舎に移住しても遠隔でできる仕事なので、これを伸ばしていきたいと思っています。
だから2023年は「手相」×「TikTok」にフォーカスしていくと決めました。
TikTokは「あやめ総合サービス」で検索してみてください。
ほんと、自分の名前で仕事をするって大変ですよね。
顔を晒して、面白いことをして、
時には魂を売って人の真似をして、
なのにつまらないと言われ、
飽きられ、フォローを外され、
行き過ぎたファンからはしつこくされ、
息子には「恥ずかしいことするな」と嫌味を言われ、それでもやり続けなければいけない。
「見る専」の人や、こういう行為が苦手な人にとっては、本当にありえない仕事だと思います。
（私にとっては、とび職人・消防士・大型車ドライバーが「あり得ない」存在です）
ただいえることは、私はやってみて、こんなにエキサイティングなことは他にはないということです。
目標感を持つと、
目標を達成する体質になっていく。
先に踏み出した先輩として、これから起業される方に向けていえることは、
成り行きを避け、太客や師匠を見つけて、
しっかり設計してから踏み出してください！
ということです。
私は今から軌道修正します。
そうせざるを得ないくらい詰んでしまった、
フリーランス12か月目でした。
今日もお読みいただきありがとうございました！
あやめ総合サービスの事務代行
あやめ総合サービスの手相鑑定
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