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フリーランス18カ月目|お客様がわざわざ自分を選ぶ理由を作る

安定経営のためには、数多くの同業他社の中から、
価格や立地以外の面で自分を選んでもらう必要がある。
 


だからって、選んでもらいたいがために、
相手にへりくだるのは逆効果。
 


職業やサービス内容にもよるが、
専門家・プロとしての立ち位置であれば
自分が相手より少し上のポジションでなければ
お客様はついてこない。
 


あなたもお客さんの立場では、
そうやって相談相手を選んでいるはずだ。
 


選んでもらうために、誰からも好かれる、
誰からも嫌われないような『いい人』を目指すのもNG。
 

そもそもそのようなこと自体、実現不可能なのだ。
 


SNSを使って発信する以上、
見知らぬ誰かに嫌われることを
前提としなければならない。
 


極端な話、話の内容や口調よりも、
『字幕のフォントが気に食わない』という理由で
嫌われることもある。
 



選んでもらうために、
クセのある人間を演じることも勧めない。


確かに、注目を集めるために
パンチの効いたキャラを演じる方法もある。
 

ただし、それが自分の本来の強みでない場合、
徐々に自己矛盾を起こしていくので
かえって信頼を失いかねない。
 


少しリスクがあるが、
パンチの効いた辛口の発信で
多くの人の興味を惹きつけ、
その後に真っ当なことを言うと、
「意外に誠実な人間だった」というギャップが
ファン化に繋がったりすることもある。

 
ただしこれは上級者のやり方だ。
 
 


選んでもらうために、
広く浅くリーチしようとするのも
得策とは言えない。
 


マーケティング界隈では
「ペルソナを設定しろ」とよく言われる。
 

ペルソナを中心として、
同心円状にターゲット層を
絞る必要があるのだ。


言い換えると、
自分で理想の顧客を設定して
自分から顧客を選んでいくのだ。
 



選んでもらうために、
「なんでも無料」で
放出すればいいわけでもない。

 

無料で情報提供するのであれば、
返報性の原理*が生まれる相手を選び、
ただ乗りするフリーライダーの数を
最小限にしなければならない。

*ここまでしてもらったのだから
何かお返ししなければという心理効果
 
 
 
まとめると、選んでもらう人になるために必要なことは、以下6つ。

(1)プロとしての自信
(2)お客様に安心感や信頼を抱かせる
(3)嫌われる覚悟
(4)噓偽りのない自分の強み
(5)ペルソナを設定して顧客を絞る
(6)返報性の原理が働く人を選ぶ

 
自分はこれができているだろうか。
 
それを常に自問自答し続けなければ
選ばれる人にはならないだろう。
 
 
参考:華僑Jマインドバンク「選ばれる人になるために」

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