フリーランス13ヶ月目・確定申告・税理士どうしてる?
税理士さんに話を聞く会
おかげさまで1期目が終了し、確定申告の作業中です。
私は経理部での経験もあるため、確定申告の手続きについては特に問題ないと思っていました。
しかし、いざ作業をしてみると、いくつか疑問が出てきたため[税理士何でも質問会]なるものに参加してみました。
↓
結果、本当に行ってよかったです。
行っていなかったら、間違った申告をしていたかもしれません。
先輩としてのアドバイスするならば
これから開業・起業を考えている人に、私からアドバイスをするとしたら、
会社を作る前や開業前に、無料相談会などに参加して、あらかじめ何らかの助言をもらっておくとよいでしょう。
設立前なので特に質問がないかもしれません。
そんな状況であったとしても、あらかじめ注意点などを聞いておくことには意味があります。
アドバイスを事前に聞いておくことで、その後の立ち回り方が変わってくるからです。
いくら私に経理部の経験があると言っても、
それだけですべてカバーできたら税理士さんは不要なわけで・・・
実際は複雑で、ケースバイケースの状況がたくさんあり、助言が必要な時が来るものです。
私のように開業前に助言をもらわなかった人は
「タイムチケット」というサービスを使って、
税理士さんへ相談してみるのも一つの手かと思います。
ちなみに、税理士さんの閑散期は、確定申告の終わった4月~7月だそうですので、その時期を狙えば丁寧な解説をいただけるかもしれません。
どんな税理士さんが理想的なのか
私の周囲に、税理士さんとうまくコミュニケーションが取れずに税理士事務所を変更した人がいます。
起業前の相談を通して、コミュニケーションが取れやすそうな人を見つけておくと不要なストレスを避けられるでしょう。
ちなみに、私はいずれ法人化することも考えています。
その際には、税理士さんとデータのやり取りが多く発生すると思います。
そのため、自分より若くてデジタルツールなどに詳しい税理士さんが良いなと思っています。
そして話しかけやすいキャラクターの人を選ぼうと思っています。
あと、アシスタントの人が細やかな人かどうかも重要ですね。
個人事業主と会社設立はどっちがいいの?
よくある質問ですが、一概には比較できないと思います。
ただ、現象としていえるのは、個人事業主と会社経営者の手間は大きく異なるいうことです。
法人を設立すると、償却資産税や社会保険の書類など、今まで「普通の会社員」をしてきた人にとっては、わけのわからない届け出をする必要がでてきます。
そして個人事業主の場合は、税金について自動的に都道府県から市に情報が流れますが、
会社経営の場合は、税務署以外に、都道府県と市町村に自己申告する必要があります。
また、法人は税務調査があり、一般に黒字が3期続いたら税務調査が入る可能性が高いそうです。
そのため、法人化した場合の方が手間は増えるといえます。
ただし、売り上げが600万円程度を超えてくると、税金の面から法人化のメリットがある場合もあります。
手続きの煩雑さなどを総合的に考慮して、個人事業主or会社設立なのかを判断するのが良いと思います。
判断できない場合には、起業支援をしている施設(スタートアップハブ:東京都の場合)で相談してみるのも良いでしょう。
具体的な処理についてのメモ
ここから先は、経理処理をするにあたっての、ほぼ個人的なメモです。
言われてみれば至極当たり前のように見えます。
私も税理士さんの回答を聞いて「あ、そっか」とすぐ納得できたのですが、
やたら難しく考えてしまい、困ってしまった点です。
銀行振り込み▶別の書類で取引の内容が証明できれば領収書なくても何とかなる。
現金出納帳▶①金額が1つ一つ合っていないと、融資が受けられない可能性がある。少なくとも、預金残高は合わせるべき。
年またぎの売上▶売掛金勘定
開業費▶開業前3カ月以内のものが目安。
有料電子帳簿保存法▶任意。過少申告加算税の割合が低くなるメリットがある。(逆を言えばそれしかメリットがないと思われる)
残高試算表▶青色申告の65万円控除を受ける場合は残高試算表を整えないといけない。
按分の原則▶使用時間で分ける
個人事業主が車を売った時の売却益▶譲渡所得で計上する
棚卸▶「仕入れ」で期中に仕分けを立てていたら、棚卸の原価計上はできる限りしっかりと計算すること。
上記は私のメモ(2023年1月現在)のため、間違っている可能性もあります。気になる点はお近くの税理士さんに質問してみて下さい。
1期目は利益がでなかったので、2期目はよく計算しながら進めていきたいと思います。
2期目もよろしくお願いします。