2拠点生活の途中

4月から、埼玉県吉見町の町おこし協力隊に任命され4ヶ月が過ぎました。
ここまでの環境の変化や2拠点とは、という体験を簡単に書いてみたいと思います。
毎日のように「田舎生活」や「2拠点生活」の話題を耳にしたり目にしたりするようになり、今流行っているんだなぁと自分が流行りに乗っていることを感じます。福山雅治さんも2拠点考えてる、とラジオで言ってました。

やってみたいけど可能なのか?現実的なのか?と思うのが当然だと思うので、とりあえずこれまでの経験と現実的問題、感想などを個人的な環境の中でですが書いてみます。

🔹個人的な情報
《杉並区から埼玉県吉見町までの所要時間や金額。》
杉並区在住、練馬インターまで約15分
高速道路 約30分
川島インターから吉見町まで 約15分
ほぼ丁度1時間。
高速料金片道¥1280

🔹2拠点生活のパターンを考える。
《都内⇆関東近郊の場合》
①都内に家と関東近郊にも家があるパターン。
◉家賃や光熱費は倍かかる。
◉週末帰るスタイルなのか、どういう生活スタイルか。
◉都内にいる必要性と田舎にいる必要性は何か。

②都内に職場、オフィスがあり通うパターン。(電車、車)
◉電車の場合、駅までの手段と電車賃、通勤時間。
◉車の場合高速使うか、ガソリン代、通勤時間、渋滞もある。
◉都内より確実に家賃などは下がる。

③リモートが基本で各地転々とホテルや滞在拠点が色々なパターン。
◉荷物の少なさ、身軽さが必須。

🔹都内にいなければ出来ない仕事か否か。
東京は日本一土地代が高い。家賃、駐車場、家購入にしろ、都内にいる事が必至か、という今までの概念の思考回路を変えることが出来るか。

私の友人も都内勤務で転職や退職をしないでリモートや2拠点で生活が出来ないかと考えていますが、そんな簡単に決断出来ないですよね。
私の場合は特殊で、個人事業主であり協力隊という立場を与えられた為、協力隊の立場で2拠点生活の体験、経験しかお伝えできないですが、これも一つのパターンとして。

一つ、車を所有していたことはかなり大きなポイント。
通うにも田舎生活にも車の選択肢はほぼ必須項目になります。
勿論、この現状を予想して車を所有していたわけではなく、
仕事柄、必要だった為、コロナ禍に購入したが(コロナ禍も偶然)、こんな未来になるとはさすがに読んでなかったです。
でも、本当に車のおかげで行動範囲も選択肢は広がりました。

私の場合は関東近郊の2拠点ですが、渡辺直美ちゃんはNY⇆東京の2拠点だし、さんまさんの娘IMALUさんは奄美大島⇆東京だったり、本当皆さまざまな考え方、生き方を選べる時代になってきていますね。

ただ、本当に現実的に考えた時お金の問題は1番念頭に出てくるだろうし、あり得ないか、と夢物語に思えることもあります。
でも、もう少し現実的と夢の想像をしてみることはお薦めします。
出来る出来ないは別にして、もしも〇〇に住んだらやりたいことや、嘘みたいなことでも良いので想像してみて欲しいです。

出来る出来ないは考えないで、ただただ、夢物語で想像をした時、思ってるよりやりたいことが次から次へと出てきたり、楽しそうだな、と思えることに自分で驚くと思います。

特に東京に住んでいることに慣れている東京人は、無意識に無理なことや出来ないことを当然だと思って生活をしていることがきっと沢山あります。
例えば、ペットを飼うこととか子供が外で遊ぶことや家を広くしたいなど。

東京で考えると全て制限がありお金がかかり、無理だなと諦めることが当然で生活していることが沢山あったりします。
「東京だから」と。

私もここ数年で、様々な変化がありました。
仕事柄、仕事道具がとても多く家兼作業部屋としていたり、仕事道具はトランクルームに移動したり、作業部屋を家と別に借りたり。。。
色々やりましたが、その間コロナがあって不安定な世の中になり、それに合わせてやり方を変えたりなどしましたが、まぁとにかく東京はお金が掛かるというのは確かだし、人それぞれ合うやり方を考えるきっかけになりました。

皆いろんな立場と環境で忙しい日々だと思いますが、一度想像してみるのもいいかと。
何が欲しくて、何が理想で、何が楽しそうな未来かと。
そして、あり得ないかと思いつつも、出来なくもないかも?と思えることがあったら、きっと出来ることでもあると。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?