吉見町日本酒計画⑤
3月中旬より、埼玉県比企郡小川町「帝松」松岡醸造さんにて、醸造開始。
吉見町産「彩のかがやき」生産者、大室さんご協力ありがとうございます。
前回も載せましたが、再度掲載。
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醸造中のお酒の見学と取材に伺う。
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毎朝7時から、お米の仕込みをして約1ヶ月で1つのお酒が出来上がるようです。
案外早いですよね。
でも、毎日毎日、朝夕、混ぜているんです。
混ぜてくださっているんです。
ありがとうございます。。。。
1tのお米を、洗う→蒸す→麹と混ぜて発酵させる、を3回に分けて作業するとのことです。
味噌作りをした時と似た工程ですね。
ここに繋がってくるとは。
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お酒作りは醸造免許が必要で、販売も酒税がかかるので免許が必要。
お酒を作ることって生半可な気持ちで作れないんですね。
その昔、1樽1億の売り上げになるような樽をダメにした杜氏(とうじ)は、樽に身投げをしたという逸話もあり。。
なんと言う恐ろしい、命をかけて酒作りしてたんですね。。
日本酒は温度管理がとても大切で、醸造タンクも置いてある場所自体の温度もかなりの設備が必要になります。
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今は、デジタルで温度設定や出来たりするのですが、江戸時代?どこまで遡ればわからないですが、1日中つきっきりで管理をし混ぜたり、温度が上がらないように氷で周りを冷やして、など時代を経て進化をしてきたとのこと。
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日本中に何代も続く酒造も今や後継者問題や、美味しいお酒を作り続ける為の毎日の作業を思うと酒造、醸造場が減っていってしまうのも現状で大変なのもわかります。
愛がないと、出来ないですよ。
全ての仕事とは言い切れないけれど、愛情持っていないと出来ない仕事ってあると思います。
お米の種類によって、酵母菌を選んで決めると聞きました。
お米の知識も作業も想像を超える勉強が必要で、そしてずっと学び続けるのが酒造りなんだと思います。
一生の仕事にしたいと思う若者がもっと出てきてほしいですね。
今回は、吉見の農家さんと醸造所を繋げる立場ですが、酒米を作るなんてことが出来るようになったら、素晴らしいですよね。。
まずは食米を作ってみないといけないですね。
と言うことで、今年は米農家さんの田植えを体験で手伝ってみたいと思います。
まさか日本酒が始まりで田植えを経験したいと思うとはね。
酒米出来たらいいですね〜〜
次回、いよいよ販売まで追い込み!
もうしばしお待ちくださいませ。
お楽しみに!
吉見町地域おこし協力隊
あやめ
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