結婚できなくて親に申し訳ない! と思わなくていい理由

このnoteでは、婚活で「共働きでも家事育児は女の仕事」とか言わずに公平に家事分担できる男性＝共働き共家事夫　を見つける方法を書いています。

婚活には、なにはなくともメンタルが大事。
メンタルが弱ると判断力が鈍って変な人と付き合ってしまったり、共働きでも家事育児は女の仕事と思ってる男性に妥協してしまったり、なにより毎日が辛い。
というわけで、婚活中によく陥る悩みの乗り越え方を、私の実体験込みでお伝えする記事を書いてみました。
今回のテーマは、婚活の悩みあるある「親に申し訳ないと思ってしまう」です。

30過ぎても結婚できなくて親に申し訳ない・・

私の周りの婚活女子にも、そう思ってる人がたくさんいます。
中には、自分自身は本当は結婚しなくてもいいと思ってるけど、親が心配するから、親に孫の顔を見せないといけないから頑張って婚活してますという人も。

でも。
そんなこと思う必要ありません。
なぜなら。

あなたは既にハイパー親孝行だから。

親に申し訳なく思わなくていい理由の1つ目は、そもそもあなたが既にハイパー親孝行だから、です。

俗に、「子どもは、3歳まに一生分の親孝行をする」といいます。
子どもが生まれたとき、子どもが自分に笑いかけてくれたとき、初めて「ママ、パパ」と呼んでくれたとき、歩いたとき‥親はとてつもない幸福感を感じます。子育てにかかる手間も費用も、その幸福感でチャラです。

ということは、あなたはもう一生分の親孝行を実施済みです。（3歳以下で読んでる人がいませんように）
あなたが成人していればその時点で異常なまでに親孝行だし、働いて自分の衣食住をまかなえているのであればもう天文学的に親孝行です。
よっ、人間国宝！

そもそも、あなたが生まれたとき、あなたの親御さんの願いはただ１つだったはずです。
「勉強なんてできなくていい、お金持ちになんてならなくていい、ただただ、健康で元気に生きて行ってほしい」

それが、いい学校に入ってほしい、いい会社に勤めてほしい、いい人と結婚してほしい、孫の顔を見せてほしい…
となっているとしたら、欲望が肥大化しすぎです。

人間は、「ないものねだりじゃきりがない　あるものばかりじゃつまらない（L'Arc-en-Ciel "Pretty girl"）」生き物なので、あれもこれもと欲しくなるのは仕方ないですが、
親御さんには、初心を思い出してもらいましょう。

幸せ＝結婚　と思い込んでいるから。

親に申し訳なく思わなくていい理由の2つ目は、親はもしかしたら、本当に結婚や孫を望んでいるわけではないかもしれないからです。

私の地元の友人で、お祖母さんに結婚を急かされている女性がいます。
本人には全く結婚願望がないのに同居のお祖母さんは彼女に結婚しろと言いまくり、無断で地域の結婚相談所に登録、お見合いまで組みました。

その時点でドン引きの彼女でしたが、断り切れずに見合いに臨んだ結果精神的に消耗し、お祖母さん＆地域の相談所から逃れるために実家から出てその相談所のサービス対象外の地域で一人暮らしを開始。
（ちなみに私の地元は結婚するまでは親と同居がデフォルトの地域なので、実家から通える範囲の職場に勤めてる人が一人暮らしするのはそこそこ珍しい）

さて、お祖母さんはなぜそこまでアグレッシブに孫娘の結婚に向けて動いているんでしょう？
お祖母さんの言動をつなげてみると、どうやら「女は結婚しないと経済的に立ち行かなくなる」と思っているらしいんです。
お祖母さんの常識では
・女の仕事＝稼げない
・だから稼げる人に面倒をみてもらわなければいけない
・だから孫娘が幸せに生きるためには結婚しなければならない
になってるんです。

孫の結婚そのものが望みなのではなく、孫にお金に苦労しないで生きていってほしいと思っているから結婚にこだわっているわけです。

同じように、（あなた自身は一人暮らしが好きなのに）誰にとっても配偶者と子どもと暮らすのが幸せであると思い込んでいるがために、あなたに結婚してほしいと言っている親御さんもいるかもしれません。

とにかく、親御さんの言う「結婚してほしい」は、そのままの意味ではなく「子どもに幸せに生きて行ってほしい」かもしれません。
であれば、別にあなたが未婚でも、自分自身として幸せであると思っているなら親御さんの本当の願いをかなえてあげていることになるので大丈夫です。

そうはいっても納得してくれない！

とはいっても親がうるさいのは一向に変わらないし‥とお嘆きのみなさん。

大丈夫、親がうるさいのは親自身の問題です。
ちょっと前に流行った心理学者のアドラーも「自分の課題と他者の課題を分離しろ」と言っています。

もしかしたら親御さんは、友人や近所の集まりで周りの人が子どもの結婚や孫の話題で盛り上がっているところに入れなくて焦っているかもしれません。
ちょうど、あなたが友人との集まりで彼氏や夫、子どもの話題に入れなくて焦っているように。

仕方ないです。それは親御さんの問題なので、親御さんが解決するしかありません。
親の願望は、子どもには関係ありません。
関係ないと確信することが大事です。

私の場合、母は「娘が東京で一人暮らしは心配、誰かと一緒に住んでくれれば安心だけどその方法が異性との結婚でなくてもかまわない。孫に至っては、これからの日本が子育てするのにいい環境かわからないから積極的に望んではいない」というスタンスでしたが、

父は、「できれば早めに結婚してほしい、俺の友達の〇〇はもう孫が2人いて‥」などと時々言ってきて非常にうざかったです。
でも、それはお父さんの願望だからお父さん自身でなんとかするしかないね、と思っていたので「いつまでも結婚しなくてごめんなさい」などと自分を責めず受け流せました。

ちなみに、婚活で、結婚したい理由を「親が結婚しろって言うので…」としか言わない男性は親離れできていない可能性があるので注意してください。

まとめ

・あなたは既にハイパー親孝行
・結婚してほしい＝幸せになってほしい　だからそのまま受け取らなくていい
・親は親、自分は自分でがんばりましょう！
・「親が結婚しろって言うので…」と言う婚活男性には注意
です。

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