AI時代、わざわざバンドをする理由
こんにちは。
バンドのディレクターをやっています、クマタケです。
世は大AI時代。
計算から始まり、今や絵も音楽も文章も、
AIが0から作れます。
もうじき動画も作成できるようになるとか。
もはや人間がする仕事は残るのか、
疑わしくなるレベル。
僕はロックバンドのクリエイティブディレクターという立場で、「文章」と「動画」という、AIによってその立場が危ぶまれている分野に携わっています。
AI絵師なんて言葉があるように、
絶賛侵食されている「クリエイティブ」
論理的に考えたら、やる理由ありません。
費用対効果とか考えたくもありません(今は)
なぜわざわざ、こんな非効率で合理性のかけらもない活動をするのか。
今回はそんなテーマで。
人間に残されたもの
先に述べたようにあらゆることはAIに取って代わられます。計算も辞書を引くという行為も、絵を描くことも写真も動画も、音楽も。
でもAIは、何かしたい!という衝動を持つことができない。
下の動画がもうほとんど説明してくれてます。
そう、好奇心だけが今僕を突き動かしています。
僕の好奇心とはなにか。
単純に、ニナガワ(うちのベース)とかいう生物が武道館に立った姿面白そうやなと。
いや、小学校からの友人が武道館に立つのおもしろくないですか?中学時代モンハンしかやっていなくて学年最下位付近を彷徨っていて、大学時代には僕の家に居候してた人間が。
AIじゃこんな面白いショーは作れませんよ。
アホな話はさておき。
①何かを作りたいという好奇心が生まれる
②実際に手を動かしてその何かができる③完成品を見てニヤニヤする
この流れだけは絶対。
AIには①ができない。
好奇心が存在しない。
そしてロックバンドというこの非効率的な生き物は、まあなんとも好奇心を唆られるワケです。好奇心=ワクワクとも取れますね。
バンドの中にいると、ワクワクできる。
野望
今の僕にはもうひとつ、AYAMEの成長とは全く別の事柄に対しての好奇心があります。野望と言っても良いですね。
それは「全てAIで構成したバンド」を作る事。
AIによる作詞作曲、それに合わせた音。
性格や身長体重、全て自動生成されたバンドメンバー。
AIが作ったメンバーと音楽に合わせた、
AIが作ったミュージックビデオ。
果てはそれは全ての情報をもとに作られたロボットなりプロジェクションマッピングによる、ライブパフォーマンス。
↑何年か前にそういうのあったな、、、って思って探したらありました。
数年前は夢のまた夢だったのが、結構個人単位でもできそうな、良いところまで技術は進化してます。
ただ、ボカロも作詞作曲、キャラデザとかは人力です。その辺も全部AIにやらせたい。
そしてAYAMEとぶつけたい
話がずれていきそうなのでここまでにしておきますが、要はこの野望のために、今のうちにいろんな技術を習得したい。
お金という面では非効率でも、それに代わる技術が得られる。
そしてこれはクライアントワークだけではなかなか身につかない。
最後に
好奇心は原動力であり、
人に残された唯一の価値である。
落合陽一さんモロパクリですが、
本当にそう思います。
皆さんはどんな好奇心を持っていますか。
このnoteにスキを押すとどんなことが起きるのか?確かめようとするそれもまた一つの好奇心です。
本日はここまで。