【ニューヨーク住み20年】: ニューヨークシティマラソン直前のセントラルパークに行ってみた
自称マンハッタンでいちばんNYC フェリー とランドールズ島を愛するアジア人、山本アヤメです。
紅葉パトロールでセントラルパークを散歩していたら、普段にも増して多くのランナーが走っていました。なぜとわかるのかと言われると説明するのは難しいのですが、あきらかにアメリカ人でなさそうな人々が沢山走っています。近づいてくると案の定、フランス語や、イタリア語を話していました。
11月の最初の週末、毎年、ニューヨークシティマラソンに参加するランナーが世界中から山手線の内側にすっぽり入ってしまうという小さな島にやって来ます。
高校進学の際にマラソン大会と水泳の授業ないことを確認して志望校を決めた私、もちろんレースへの参加経験はありません。コロナ前に、友達と一緒にアプリでランナーをトラッキングしながら、地下鉄でブルックリン、ブロンクス、セントラルパークと1日がかりで応援したのに、肝心のゴールに移動が間に合わないという悲しい思い出も(笑)
話をもどしましょう。ニューヨークシティマラソンへの参加ルートは
1. 抽選枠(lottery)
2. 基準タイム枠(fast runner)
3. 9+1 プログラム
4. 公認マラソンツアー(tour operators)
5. チャリティー枠
抽選枠はニューヨーク市民、米国籍、海外在住者ごとに人数が決まっており、
いずれも希望者が多いため、なかなか当たらないと言われています。
9+1 プログラムとは、レース開催の前年の1月1日から12月31日までに、ニューヨークロードランナー主催の9つのレースを走り、1回のボランティアをするというのもの。どのレースもニューヨーク市内で行われるので、ローカルランナーにしかチャンスがないのですが、なにかとタフなニューヨーク生活、9回のレース代も支払っているので、大目にみてあげてください(笑)
公認マラソンツアーとは旅行会社が確保してる枠で、日本からのツアーも毎年企画されています。
チャリティ枠とは、チャリティ団体がもっている枠で、その団体への寄付をすることでレースに参加することができます。子供の教育のため、癌患者のためなどの団体があり、参加者は揃いのTシャツを着ているので、すぐにわかります。知り合いは癌患者のための団体のチャリティ枠でシティマラソンに参加し、数年後、その時のTシャツを着ていたら、女性に声をかけられ、その団体のおかげで治療をすることができたと、お礼を言われたことがあるそうです。
世界中のランナーが聖地セントラルパークで最終調整をしているなか、晴れ舞台を支えるボランティア達もパーク内のあちこちで、オリエンテーションや、トレーニングを行っていました。中には 9 プラス1プログラムで、2024年の参加をめざしているランナーもいるかもしれません。
2023年度の完走者 47,839人
平均タイム 4:50:26
参加国 131
第2回大会 2023年のコピーは
It will move you.
あなたは感動するだろう。
参加者たちに、その家族や大切なひとたちに、ボランティアたちに、運営にたずさわっている人に、どんなドラマが生まれるのでしょうか。
久々に公認アプリをダウンロードして昔の同僚(本気ランナー)を探してみたら、今年も参加していることが確認できました。我が家はコースに面していて、例年DJと補給ステーションが設置されるので、トラッキングしながら、応援したいと思います。
11月5日(日) 8:00 am プロの車椅子選手達からスタートです。
ニューヨークシティマラソンの公式のアプリはこちらから(IPhone)
コース、参加者、公式スポンサーのニューバランスのニューヨークシティマラソンコレクションが見られます
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公式サイトはこちらです
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本番2日まえのセントラルパークの動画はこちらから
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ニューヨークの景色系の
Instagramもやっております。
よろしくお願いします。
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