大切な宝箱
こんにちは!アヤメレオです。
先日はアヤメレオ生誕LIVE
『鳴り止ませないと決めた夜』
にご来場いただき、誠にありがとうございました!
何から書けばいいか、もう書きたいことが多すぎて、まとまってない文章かもしれないけど、良ければ最後まで読んでね。
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昔から、12月は私にとって特別な月だった。
誕生日があるからなのか、クリスマスの雰囲気にワクワクするからなのか、年の瀬で忙しない街では、凸凹な私はいつもより周りから浮かない気がして、なんか好きだった。
家族は毎年お祝いをしてくれた。
嬉しかった、と思う。
でも次の日には父が母を脅したり、
弟が吐くまで説教されていたり、
私はパジャマで玄関に放り出されたりしてたから、
"お祝いされたら嬉しい感情になるものだから、これは、喜ばないといけない"
って思って、
嬉しかった、という感情だった、ということにしている、が正しいかもしれない。
(ややこしい)
それでも私は12月が、なんか好きだった。
実家を出てからは割と好きに過ごした。
蔦ノ音に加入したのも同じくらいの時期だったかも。
ずっと我武者羅で生きてきた。
バイトしながら練習して。
ファンのツイート見て。
なにしてるかなって思ったり。
ソロになってからは更にもがいてた。
色んな人に出会えた。
合う人もいれば合わない人もいた。
でもそれも総じて、出会って良かったなって思う。
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今回の生誕は私の好きな人だけをお呼びしました。
人って色々、合う合わないあるのは当然なのだけど
私が好きになる人、仲良くさせてもらえる人の特徴を最近見つけた。
『優しさのベクトルが似てる』
なのかも。
優しすぎてもきっとどちらかが限界を迎えて破綻してしまうし
思いやりが無さすぎても傷付けてしまうし。
みんな、自分には厳しいけど、
他人には適度な優しさを持っている人たち。
精神的にもとっても大人なアーティストさんたちだと思います。
主催者であり出演者だったけど、
みんなに負けずに全力で楽しませてもらいました。
だってみんなのLIVE大好きなんだも〜〜ん!!!!!!!
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以下出演者様紹介♡
【じゆりぴ】様
【PPPR!!-ピポパロ-】様
【小鳥遊める】様
【オクヤマ ウイ】様
【チカゼ・V】様
【真・半片ブラザーズ】様
全ての演者様に
特大の愛と感謝と尊敬を!!!!!!!!!!
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LIVE当日、openギリギリまで作業をして、なんとか間に合わせた。(てかワンチャンギリ、間に合ってない。)
スタッフのしゃんしゃんいなかったらって考えるとあまりにも怖すぎる。ほんとにぐちゃぐちゃになってたと思う。
もったいないくらいの超有能スタッフ。
顔や態度には出さない不器用さもあるけど、彼女もまた
心優しくて、人の本気に気付くことが出来て、
自分とその環境を客観的に分析できる才能を持つ素敵な女の子なのです。
photo by AKI
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他の演者さんのLIVE中、
遅れて到着したヲタクを見た瞬間
『おお!久しぶり!まさかこんなところで!』って、フロアのヲタク同士でなってるのを、真後ろで私は見てた。
泣いてしまった。
人には縁があって
運もあって
でも時間は有限で
住むところも仕事も人生もみんなバラバラだけど
このライブハウスだけは、私たちを繋いでくれてるんだって
もし私がこのLIVEを企画しなかったら
もしかしたらあのヲタクたちは会えてなかったのかなって思ったら
今日まで、ほんとにほんとにしんどかったけど
このLIVE開催してよかった。ってその時
心から思えた。
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開演前、Vに呼び止められた。
Vがわざわざ私を改まった感じで呼ぶなんて珍しいから、ちょっと身構えながら話を聞いた。
Vは『儚い』って言われるのがあんまり好きじゃない、って前に聞いてた。
人それぞれ価値観があるし、その時はまあ受け取り方それぞれあるよなー、くらいの感覚で、そうなんだーって軽く返事した。
"でも私、なんで儚いって言われるのが好きじゃないのか、わかった気がするんです。"
私を呼び止めたVは言った。
"早く死ねって言われてるみたいで。
消えることを期待されてるような。
早く死んだ方が皆の期待に応えられる気がして。
でも、レオさんの作ってくれた曲がなんでこんなに刺さったのかなって思ったら
歌い出しが
『僕は君に生きててほしい』だったから。
めちゃめちゃド直球で言ってくれたから
それが嬉しかったなって"
ぽつり、ぽつりと
ときどき涙を堪えながら、
私に教えてくれた。
そんな風にVが捉えてたなんて私は微塵も思ってなかったけど、まあVらしいっちゃVらしい解釈で、しかし私は完全に無意識に、そのVの感情へのアンサーソングを書いていたらしかった。
やっぱり僕らは全てが違って、全てが似ていた。
photo by @seki_Photo513
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興奮冷めやらぬ中、翌日15日にはアフターパーティーと称してコンカフェ・原宿Candye♡Syrupに出勤させてもらった。
有難いことに大盛況。バタバタですみませんでした。。
ライブハウスとはまた違った雰囲気でお話出来て、乾杯できて、美味しいごはんも一緒に食べて、楽しい時間だったね🍻
帰りにはやくてゃと一緒にラーメンたべたんだー。
ホントはこんな夜遅くにラーメンなんて、罪悪感という名のお腹のぷにぷにを加速させるだけなんだけど、やくてゃと食べたからなんか、罪なんかじゃない、すごく幸せなあじがした。
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ほぼ終電で最寄りに着き、お家に帰って、アウターと荷物を置いて、リビングにすとんと座った。
その瞬間にまた涙が溢れてきた。
今度はすぐにはとまらなかった。
観に来てくれたファンの顔を思い出した。
優しくできなくてごめんなさいってわざわざ気にしてくれたファンもいた。
あなたは音楽をやめないって信じてるよって言ってくれたファンもいた。
誕生日だからって久しぶりに駆けつけてきてくれた子もいた。
8年ぶりに会えたイギリスのヲタ友もいた。
演者さんからわざわざメッセージ付きのプレゼントをもらった。
私のことを考えてくれて、でも選んでる時にレオのこと実はあんまり知らないかも!って気付いて、もっと知りたいからまた遊ぼうねって言ってくれた演者さんもいた。
巣鴨IFNESSの店長が渡してくれた精算の袋には
『大切な日に使ってくれてありがとう!』って大きく書いてあった。
生きてたから、やくてゃとラーメンをたべれた。
また来年の秋も、きのこのクリームパスタ食べようねってVと約束した。
ぜんぶぜんぶぜんぶ
ぜんぶ、ぜんぶ、
嬉しかった
このままでいいのかなって
私、これが正解なのかなって
ずっとずっと迷ってて、もがいてて、苦しくて、助けてもらいたいなんて思ってないのに、助けてほしいって思っちゃう日もあって
つらかった、こわかった、私の曲はつまんないだろうなって思ってた
みんなに会えたから
生きててよかったって思えた
うれしいって
ちゃんと思えた
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それぞれの道はみんな違うけれど
出会えたからには縁があるのです
なんせ私は執念深くて
決めたら絶対やり通す頑固な女だから
鳴り止ませない、ってもう決めちゃったから
ごめんけど、まだこれはAメロの途中。
大切な宝箱にしまいます。
いつでも思い出せるように。
深く深く、あなたたちを音楽で愛しています。
2021.10.03-2024.12.15 アヤメレオ