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きよまろの故郷を訪ねた話


 ただの新規オタクが「東御の刀鍛冶」コラボ目当てに長野県を旅した記録です。車も自転車も乗れないのでどうしようかと思いながら計画を立てて回りました。一応調べながら書いてますが、ふわふわ知識のため間違っていることもあるかも知れません。ご了承ください。


東御の刀鍛冶コラボについて

コラボの概要

 「東御の刀鍛冶ー繋ぐものー源清麿、山浦真雄、山浦兼虎、そして宮入法廣へ」の企画展示(以下、東御の刀鍛冶と記載)と刀剣乱舞オンラインーのコラボ。この企画は市発足20周年を記念して、2024年9月14日(土)から11月24日(日)にかけて開催された。この企画展では、源清麿作刀はもちろんのこと、ほかにも東御市所縁の刀工や江戸三作(水心子正秀、大慶直胤、源清麿)の作品が展示されている。

コラボの公式ホームページへのリンク
東御の刀鍛冶 -繋ぐもの- 源清麿、山浦真雄、山浦兼虎、そして宮入法廣へめっちゃかっこいいパンフレット
梅野記念絵画館東御の刀鍛冶―繋ぐもの―源清麿、山浦真雄、山浦兼虎、そして宮入法廣へパンフレット

 誰かの「既存のフォントじゃない。1からパス引いてデザインしたのではないか」というポストをみて感動。さらにありがたみが増しました😭
 コラボに至った経緯をめっちゃ簡単にした結果、清麿の故郷だからだと理解。刀工モデル男士は故郷という聖地があるのかと当たり前ながら衝撃でした。
 X(旧Twitter)でもアクセスの悪さについて聞いていましたが、調べれば調べるほど納得。最寄り駅から徒歩1時間半は流石に歩けないと判断し、周遊バス(土日祝のみ)かタクシーの利用を決意。周遊バス走らせてもらえて感謝です😭

長野県東御市について

 軽井沢の近くと聞き寒そうと考えました。普通に朝晩は神戸よりも冷えます。山の反対側を見ても山。これが盆地という地形かと無駄に感動しました。海が見えない環境に少し戸惑うも、Googleマップのおかげで迷子回避できました。エスカレーターは左に立つのが主流。山地なので、坂道が多いと聞いていましたが、神戸育ちなので気になりませんでした。名産品はぶどうやくるみなどがあります。
 ホテルどうしようと困っていたら、隣の上田市が便利だと判明。田中駅と上田駅はしなの鉄道で移動できる上、ホテルや飲食店も多いのでここを拠点にしました。真田組所縁の上田城跡公園も駅から歩いて行けます!(徒歩12分)
上田城跡公園 - 上田市ホームページ
 鉄の展示館(しなの鉄道坂城駅から徒歩3分)にも行きやすいです。こちらでは毎年七夕の季節に清麿の短刀を展示しているらしいと聞きました。
鉄の展示館坂城町長野県
 今回はどちらも訪れることなく帰宅。上手に計画を立てられる審神者は是非訪れてみてください。

主なアクセス手段(神戸から)

 シーズンや曜日によって移動費は変動します。(特に飛行機と夜行バス)以下の価格は10月の大凡の目安であり、参考程度にしてください。

飛行機

速さ⭐︎★★★★
快適さ★★★★★
価格⭐︎⭐︎⭐︎★★
予約の取りやすさ⭐︎⭐︎⭐︎★★

神戸空港UKBー信州まつもと空港MMJ
               松本駅ー田中駅
 長野県まではめっちゃ時短になりますが、田中駅までを考えるとそれ程早いかは謎です。週末は片道1~2万ほど+電車片道約2千円。松本駅から田中駅までは大体2時間です。
 飛行機は費用と空港からのアクセスが理由で候補から外れました。空港に早めに行かなければならない制約があるため、時間とお金がある方、なるべく楽にいきたい方にオススメです。

新幹線

速さ⭐︎⭐︎★★★
快適さ⭐︎⭐︎★★★
価格⭐︎⭐︎★★★
予約の取りやすさ★★★★★

新神戸駅ー名古屋駅ー長野駅ー田中駅

 調べた限り、このルートが新幹線の最安値でした。新幹線片道1.5万+しなの鉄道片道千円ほど。キャンペーンや学割価格は考慮してません。気になるなら、各自調べてください!飛行機や夜行バスと比べて、一日の便数が多くて予約が取りやすいのがポイント。始発に乗って行けば、11時くらいに長野駅に着きます。復路は18時くらいに長野駅を出たらその日のうちの帰宅可能です。乗り換え回数や料金を妥協したら19時半くらいまで粘れそう。突発的に行くなら、飛行機や夜行バスの予約取れないことが多いと思うので新幹線が便利かなと思います。

夜行バス

速さ⭐︎⭐︎⭐︎★★
快適さ⭐︎⭐︎⭐︎★★
価格★★★★★
予約の取りやすさ⭐︎⭐︎★★★

三宮ー長野駅ー田中駅

 朝から夜まで一時も無駄にしたくないなら夜行バスしか勝たん!と思い、夜行バスを予約しました。(最終日時間余りました)夜行バス片道1万+しなの鉄道片道千円ほど。平日ならもっと安いです。ただ、週末の旅行を計画しているなら早めに予約しておいた方が安心です。速さ星2ですが、寝て起きたら長野なので体感的には最速です。夜行バスの旅になれているなら断然おすすめです。多分次回も夜行バスで長野に行くと思います。
 駅のお手洗いもきれいでしたが、ネットカフェで身支度を整えるのがおすすめです。少し歩きますが、快活クラブがあります。(徒歩8分)


一日目(10/12)

 未来展以外に初めて訪れたコラボ企画の為、アクセスの悪さを全く考えずに東御に行く決心をしました。Twitterで審神者様方のレポートを見て、コラボ史上稀にみるアクセスの悪さだと知り、段々と不安になってくる。最終的には、日本語通じるから何とかなるかと出発。姉には野生動物に襲われないか心配されました。いくら山とはいえそこまで自然豊かではないでしょう💦

神戸から長野駅、田中駅へ

 私的には夜行バスがベストなため予約しました。探せたのが3列シートのみだったので贅沢旅だと思いつつ乗車。足元も広々で、フットレストも付いていたのでお供のぱく麿もにっこり😊到着予定時刻の30分前にミュートアラームをセットし、就寝。
 身体の違和感の無さに驚きつつ起床。ワクワク感も相まって、桜が舞っていたかもしれない。さすが3列広々シートだと感激して降車。身支度も整えたかったので、ネカフェに向かう。神戸の感覚で服を選んでしまい少し寒かったが、日が昇ると暖かくなるだろうと気にしませんでした。11月はとても寒いらしいので、滑り込みで東御を訪れる審神者さんは暖かい恰好で訪れてください。
 身支度を終え、長野駅を発つ。ICOCAとPiTaPaを持って行ったが、使えるのか自信がなくて切符を購入。(使えないっぽい?)大学生にもなると見知らぬ土地でも切符を買えます。改札で定期券を見せながら通る人々を新鮮に感じつつホームで電車を待つ。電車を待つ位置の標識を見逃さなかったのでバッチリです!電車に乗り込み、ガタンゴトンと揺られながら田中駅へ。途中駅のホームで切符確認しますとか聞こえてきて、改札機がないのかとワクワクしたり、緑が多い風景に癒されながら到着。切符は駅員さんに渡すか、ポストみたいなところに入れたらいいらしい。すべてが新鮮で楽しい。田中駅の観光案内所で手荷物を預けて出発。控えは無くさないようにお財布の中へ入れました。
 因みに、芸術むら公園で火のアートフェスティバルなるものが開催されている影響で、周遊バスは「田中駅と芸術むら公園を往復」「時刻表なし」に変更されていました。梅野宿には止まりません!

長野駅

白鳥神社参拝

 白鳥の美守り刀の在庫が復活したとのツイートを受信したので、先に白鳥神社に参拝することにしました。当然歩いて向かいます。朝のお散歩ですね。向かいながら、my御朱印帳を忘れたことに気づき嘆く。お気に入りのfamiliarと生田神社のコラボ御朱印帳😭到着後は普通に手水舎で清め、お賽銭を置いて、二礼二拍手一礼。しばらく東御市周辺に滞在する挨拶をして、神社の成り立ちの説明(?)を読みました。
 先客(先参拝者)のお買い物(?)が終わったため、お姉さんに御守りと御朱印2種類をお願いしました。「今が一番種類豊富ですよ」とか「書置きではなく筆書きもできますよ」とか一言々々心が温まりました。御守りはその場で好きな本体を選んで、刀の飾り(金と銀の二色)をつけてもらえます。御朱印帳忘れてきたので、普通に書置きでお願いしました。現在は各種ブロマイドと共にファイルに保管されています。清麿の御朱印の他にも季節替わりの御朱印もあるようです。田中駅に戻る前に鳥居で写真をパシャリ📷蜻蛉や道端のお花を眺めながらお散歩第2ラウンド。
白鳥神社 海野宿【公式】(@siratori_jinja)さん / X

白鳥神社

芸術むら公園ー梅野記念絵画館・ふれあい館へ

 バスの時間を確認するともうすぐ来るらしいので、座って待機。バスに揺られてドナドナと芸術むら公園へ。三連休の間、芸術むら公演では炎のアートフェスティバルなるものが開催されていました。先ずは展示を見るために梅野記念絵画館・ふれあい館に向かう。道中、森みたいな道に出て不安になる中、清麿が見えてきて安心。心の栄養剤です💓
 受付のお姉さんに入館料を支払い、チケットを受け取る。シックなデザインが美しい。デザイナーさんに幸福が訪れるように祈りながら、先ずは常設展示ブースへ。入口に目録置いてるー!と思いながら回りました。多分、奥にコミュニティノートがあったのでしょう。後でもう一度来よう(同日中は再入場可)と考えて企画展を回った結果、全部吹っ飛んで忘れて帰宅。
 遂に企画展示ブースへ足を踏み入れました。見渡す限りの刀。感無量😭普通に展示室で泣き出すのは不審者なので心を無にして進む。流れは大まかに時代を遡っていくような順番。前半の展示室には宮入法廣、山浦兼虎、山浦真雄、後半の展示室には江戸三作の刀が展示されていました。清麿が水心子と大慶を誇らしげに紹介している幻覚が見えた気がする。キャプションは刀工に焦点を当てており、作刀時期の作者の様子について説明されていました。展示を見ながらメモ取ったのですが、多分公開しても自分しか理解できない怪文書なので割愛。因みに、一番好きな日本刀の鑑賞法は、ゆらゆら揺れながら光の反射で煌めく刀身を眺めることです。普通に不審者なので自重してます。切っ先が眩く光る一方、様々な角度から眺めることで、清麿刀の特徴である躍動感をより感じられます。目を凝らして眺めましょう。
 企画展を堪能した後は、物販コーナーへ。コラボグッズを一通り購入しました。全部買えて良かったね。使いどころは未定ですが、持っているという事実だけで心が元気になります。くるみるくチャレンジは失敗しました😭カバンに詰め込んだら、ぐちゃっとなっちゃったみたいです。パネルの写真も撮りました!高画質な麿!とてもかっこよくてはわわとなりました。
 アンケートのQRコードが展示室の最後にあったらしいのですが、まったく気づけず物販コーナーに行ってました。これから訪れる方は忘れずにQRコードを探しましょう💦この度の企画展開催とコラボの実施についての感謝を伝える絶好の機会なので。

源清麿等身大パネル

 記念館を出て、折角なので芸術むら公園で開催されていた炎のアートフェスティバルを回ることに。地元のお店が出店しており、清麿日本酒のクラさんもいらっしゃいました!が、私はまだ日本でお酒を飲んではいけない年齢…心苦しくもスルーし、キッチンカーでチャイティーを購入。木陰でチマチマ飲みながら、ステージを眺めていました。なんと、演武を見れるらしくミーハーな私はソワソワ。公演後に居合刀をふるうことができる体験会も行われていましたが、小さなお子様方に1人で混ざる勇気がなく断念。
 その後はきよまろを回収しました。まる屋さんのきよまろハーブティー、きよまろクッキーを購入し、問touさんのぶどうフロートをいただきました。店内でぱく麿と写真を撮っていたら、恐らく住民の方(not審神者)が展示やゲームについて話している内容が聞こえてきて少し恥ずかしく思いました。ぶどうジュースがバニラアイスの濃厚な甘さに全く負けないくらい濃厚で驚き。こんなぶどうジュース知らないと半分怯えながらいただきました🍇
芸術むら公園 Bread&Cafe まる屋 | 長野県東御市|地域をつなぐコミュニティカフェ

問 tou

ぶどうフロート(問tou)

余談ー花押(かおう)

 目録に”花押”と書いており、気になって調べました。”はなおし”ではなく”かおう”と読むらしいです。一言でいうと、サインになるのかな?偽造ではなく本人が銘を入れましたよという証らしい。詳しくは刀剣ワールドで解説されていたサイトがわかりやすいかと。
花押とは/ホームメイト

田中駅ーとうみ食堂

 バスに乗って田中駅へ帰還。とうみ食堂を訪ねて、きよまろモンブランとアイスティーををいただきました。紫芋のクリームが甘くて美味しい。クッキーは塩味がきいていて、モンブランの甘味が際立つ。甘味と塩味のマリアージュですね💕
 クッキーを手で割りながらいただいたのですが、今になって罪悪感。クッキーとはいえ刀を折ってしまいました…ごめんよ。orz
とうみ食堂

きよまろモンブラン(とうみ食堂)

上田駅ーホテル、夕食

 日も落ち始めたので田中駅から上田駅へ移動。改札を出て右に行くと、ホテルやごはん屋さんが沢山あります。私は何も考えずに左に進んだので少し遠回りになりました💦チェックインを済ませて、夕食を食べるために少し散策することに。山賊焼きを食べてみたかったので、Google先生に聞きながら居酒屋に入りました。衣がザクザクで美味しい。全体的に濃い目の味付けだったので烏龍茶が進みました。(烏龍茶と食べたものはカロリーゼロになると信じてる審神者)食後はホテルに直帰して就寝。

山賊焼き(だんまや水産)

余談ー山賊焼き

 そもそも山賊焼きとは???と思い調べました。発祥時期によっては麿も初めての食べ物…⁉

そもそも「山賊焼き」ってどんな食べ物?
長野の「山賊焼き」は、松本や塩尻のある長野県中部地域を中心とした郷土料理。その特徴は、鶏もも肉一枚をそのまま特製のタレにつけ込み、片栗粉をまぶして油で揚げたものです。
タレは各家庭や店舗によって異なりますが、醤油にすりおろしたニンニクやたまねぎを入れたタレが一般的。
地元では「山賊焼き」を提供する店も多く、居酒屋では定番のメニューなのだそう。キャベツを千切りにしたものと一緒に盛り付けられることが多いようです。

名前の由来は?
なぜ「山賊焼き」という名前になったのか、それには諸説あります。まずは「山賊」は山の中にいる盗賊。「鶏を揚げる」と「(ものを)とりあげる」をかけて、そう呼ばれるようになったという説。そして、「山賊焼き」の元祖となった居酒屋、『元祖山賊』から由来するという説もあります。

油で揚げているのに山賊揚げではなく「山賊焼き」なの?
長野の「山賊焼き」は焼いたものではなく、片栗粉をつけて揚げたもの。なぜ「山賊焼き」というのでしょうか? それは「山賊焼き」ができた当時、油はとても貴重なものでした。少量の油で揚げ焼きにして作っていたため、「焼き」だけが残ったといわれています。油が広く出回るようになってからは、油で鶏肉を揚げて作られているのだそうです。

「山賊焼き」ってどんな食べ物? 長野と山口の違いは? おいしく作るコツをご紹介 | HugKum(はぐくむ)

山賊焼きの発祥については諸説ありますが、最も有力な説は、塩尻市の居酒屋「元祖山賊」が起源であるというものです。
この店は約70年前に創業され、創業者の祖父が中国から帰還した兵士の話をヒントにしてこの料理を考案したとされています。
特に、祖父の風貌が山賊に似ていたことから「山賊焼き」という名前が付けられたというエピソードもあります。

松本市と山賊焼きの歴史について│松本市山賊焼き人気店・実は山賊焼きって2種類あると最新の山賊焼きトレンドニュース | 松本市浅間温泉の直売所わいわい広場

ということで、麿も知らないご当地グルメでしたね。あんなに儚くて可愛いお顔しておきながら、こんなにワイルドなグルメの発祥地出身なんてけしからん💓


二日目(10/13)

 今日はいっぱい歩くぞ!と気合を入れて起床。今日の近侍も麿です。上田駅のロッカーに荷物を預けて滋野駅へ。”しげの”駅と読むらしいです。因みに、上田駅で改札に入るときに、切符を改札機に通す代わりに駅員さんがスタンプを押していました。初めての体験で思わず写真をパシャリ📷

滋野駅ー生誕碑・雷電くるみの里

 やはり、石碑は見たいと思い滋野駅から歩くことに。後から考えたら、タクシーに乗ればよかったなと思いなおしました。こういう時は一番遠いところから回る癖があるので、先ずは雷電くるみの里へ。
30〜40分ほど坂道を上りました。季節的に収穫の時期だったのでしょう。左を向けば稲穂、右を向けば葡萄、ときどき蜻蛉が視界を横切る。初めての体験でした。道の傾斜はあまり大きくなかったと記憶しています。
 遂に道の駅雷電くるみの里に到着。真っ先に生誕碑を目指しました。ぱく麿にも生誕碑を紹介し、写真をInstagramに投稿しました。友人には「どこ行っとるん」と聞かれました。推しの故郷に決まっているじゃないですか()

刀匠山浦真雄清麿兼虎生誕之郷碑

 軽食に雷電焼とソフトクリームをいただきました。栗餡は期間限定だったらしくちょっと嬉しい。ホクホクの栗餡の中にくるみが混ざっていました。くるみがカリカリで美味しい。
 ソフトクリームはぶどう味と迷いましたが、くるみ味をチョイス。あれだけきよまろコラボでくるみが押されていたので。あと、ぶどう味のソフトクリームは他所でも食べられそうだったから。食べるのが遅くてコーンだとドロドロになる未来しか見えなかったのでカップを選択。賢明ですね。

雷電焼とくるみ味のソフトクリーム
(雷電くるみの里)

 次いで、普通にお買い物しました。くるみるくが売られていたのでバイト先へのお土産に購入。きよまろ巾着の中身ですね。落雁が売られていて、個人的に嬉しかったので購入。しばらくお茶菓子には困りません☺️配送コーナーも大変賑わっていました。ぶどうやりんごを買うなら、ここから送ってもらうのも良いですね。生のくるみも売られていたのですが、調理方法がわからず断念。地元では塩茹でで食べたりしてるらしい。
 食事処ではくるみ蕎麦も食べられるみたいなので、昼食を食べるタイプの審神者は是非。敷地内にくるみの木が植わっていたり、雷電さんの紹介コーナーがあったりと”雷電くるみの里”の名に違わぬ道の駅でした。
公式|道の駅雷電くるみの里ホームページ|長野県東御市

山浦真雄宅跡

 次は山浦真雄宅跡へ。折角なので眼鏡橋も見てみたいと思い、経由地に追加。次は下り道なので勢い余って転ばないように注意しながら歩きました。
下を見るとマンホールまでぶどう🍇。これはタクシーだと気づきませんでした。ちょっと嬉しい😊

ぶどうのマンホール

 しばらく(20〜30分ほど)歩くと眼鏡橋らしきものが見えてきました。しかし、川底に近いところにあった上、元気な植物に阻まれてよく見えなかったです💦長崎などの眼鏡橋をイメージしていくと想像と違うと思っちゃうかもです。そういえば、眼鏡橋って日本各地で見ますよね。
 ここで衝撃。お家までの案内板がありました。ということで、Google先生には休んでいただき、案内板を辿っていくことに。定期的に案内してもらえて安心。滋野駅方面からは案内板を見かけなかったので、これが正規ルートですかね?

案内板①
案内板②
案内板③

 遂に到着、山浦真雄宅跡。長野県指定文化財とは言え、個人の敷地らしいので何枚か写真を撮って離脱。滋野駅までの帰り道も長閑でした。

山浦真雄宅跡

 実は、踏切を歩いて渡るのが初めての体験でして少しドキドキしてしまいました。

初めて歩いて渡った記念の踏切

 ここで執筆された山浦真雄の「老の寝ざめ」の全文を優しい方が公開してくださっているので興味がある方は是非。
東御市(とうみし)|史跡山浦真雄宅跡|人と自然が織りなす しあわせ交流都市 とうみ
山浦真雄筆録『老いの寝覚め』(全文)

山浦真雄宅跡
山浦真雄、清麿生誕ノ碑

田中駅ー御菓子 花岡

 どの道、上田駅に戻るなら途中駅なのでもう一度田中駅に行くことに。前日いっぱい写真撮ったのに再度パシャパシャ📷

田中駅

 折角なので、御菓子花岡で家族へのお土産を見繕うことにしました。くるみ菓子の詰め合わせが売られていたので3つ購入しました。レジ横におやきなどの日持ちしないシリーズもあったので、昨日のうちに来ておけばホテルで食べたのになと後悔。
御菓子処花岡 | ホームページへようこそ

御菓子 花岡

上田駅ーテンホウ・イオンスタイル上田

 昼食をどうしようかなと考えていたら、美味しいローカルチェーン店があるとの情報をゲットしました。一番近いのがイオン上田だったのでそちらに向かうことに。(徒歩20分)
 テンホウというラーメン屋さんです。しらべたところ、坦々麺が有名らしいです。ということで、坦々麺のランチセット(餃子3個と小ライス付き)をいただきました。餃子は普通と違う味わい。紫蘇かな?八角かな?少し個性を感じました。大人味。テーブルには餃子のタレやラー油の他にラーメン七味が置かれていました。坦々麺が既に結構辛かったので使いませんでしたが、興味をそそられて調べちゃいました。なんと!八幡屋礒五郎さんに作ってもらったオリジナルらしいです。ラーメンといえば胡椒というイメージが強かったので七味という新たな選択肢を教えてくれてありがとう。いつか試してみます。
 これは余談ですが、半熟卵=黄身が半熟のゆで卵だと考えて卵を割ったので驚きました。温泉卵でした💦お皿の上で殻を剥いていて良かったね。坦々麺と合わさるとマイルドになって美味しかったです。
みんなのテンホウ

坦々麺ランチセット(テンホウ)

 食後はイオンを見て回ることに。りんごバターが売られていたので購入しました。帰宅後、食パンに塗って食べたところ、りんご感たっぷりでとても美味し買ったです。バター感はあまり感じられず、りんごジャムのようなイメージ。ミルクティーにちょびっと溶かしてみても美味しかったです。ココアに混ぜても美味しそう。

上田駅ーみすゞ飴本舗

 みすゞ飴というものが有名らしいという情報を聞き、上田駅の近くにあるみすゞ飴本舗へ。 洋風でレトロ感を感じられる造りです。
 身近なお菓子で例えると寒天ゼリーかな?おばあちゃんの家にあるお菓子。自分用にできたての袋入りと大学でばら撒く用に箱入りを購入。なんと、できたてのみすゞ飴を買えるのは上田駅の店舗だけらしいです!紙包みとセロファン包みで厚みが違うらしい。私はネッチョリ感が好きなので厚めのセロファン包みの方が好みでした。袋入りならぶどうやりんご、うめ味などの沢山の味を楽しめます。フルーツ感を味わえるジャムなども販売されていました。私は重さがネックとなり購入せず、、、お土産に大変おすすめです✨

みすゞ飴本舗

みすゞ飴[みすず飴]本舗飯島商店|国産果実のお菓子・ジャムの老舗店

長野駅ー小木曽製粉所

 本当は上田城跡公園や上田市立博物館とか行こうとしてたのですが、疲労と閉館時間の影響で断念。またいずれ来ると心の中で約束して長野駅に帰ることに。
 折角、信州に来たので最後はお蕎麦を食べて帰ることに。普通に寒かったので温かい方をいただきました。こちらは長野県発祥のチェーン店小木曽製粉所です。美味しそうだったのでとろろ蕎麦を注文。
 実は、お蕎麦は食わず嫌いだったので事前に神戸でチャレンジしてました。推しが私の健康に寄与している✨次は野沢菜を食べられるようになりたいです。

とろろ蕎麦(小木曽製粉所)

長野駅ーMIDORI長野

 長野駅ビル内のMIDORI長野でお土産を買いました。信州おみやげ参道”ORAHO”で大体買えます。そばにくるみつゆにみすゞ飴にりんごバターも長野駅で買えます。普通にここでお土産揃えたら道中身軽で動きやすいです。他にもおやきや八幡屋礒五郎の七味唐辛子も買えます。個人的にくるみつゆや七味を小袋で買えたのがうれしかったです。人のことを言えませんが、観光客で大変混雑していたので時間に余裕を持った方が良いかも。
 お土産を買い漁った後は、ネカフェで漫画を読んだり、絵をかいたり、大学の課題を片づけたりしてました。暗くなってから歩き回る勇気が無かった、、、帰りも夜行バスで長野駅から神戸まで帰還。流石にいっぱい歩いたのでオレンジ疲労です。

旅の戦利品(一部抜け有)

次回の自分に期待することリスト

  • 鉄の展示館(春:清麿の短刀)

  • 上田城跡公園(桜、紅葉もきれい)

  • 上田市立博物館

  • 御朱印帳ー白鳥神社リベンジ

  • 梅野記念絵画館ーコミュニティノート読みたい

  • お墓参り?

  • 温泉にも入りたい

  • 野沢菜食べられるようになる

  • おやきを食べてみる

  • 単眼鏡/アートスコープを買う

などなど心残りがあります。多分次回行くとしたら、自動車の免許取った後かなと考えているのでレンタカーで回ることになるでしょう。いずれも未来の自分自身に期待しておきましょう。

後書き

 企画展の会期終了直前に公開するという自分でも意味わからないスケジュールですが、この週末に東御を訪れる審神者の参考になれば幸いです。
 とうらぶを始めたばかりの私は、推しのために長野を一人で旅することになるとは思ってもいなかったでしょう。時間とお金を与えられたオタクの行動力を実感しました。
 ここまで愛せる源清麿に出会わせてくれたすべての縁に感謝して、旅の記録を締めさせていただきます。

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